竹久夢二の特集テレビ見てたら
猛烈に絵を観たくなって
「夢二・弥生美術館」へ。
もちろん
和装で突撃。
腱鞘炎をやってから
欠かせない手袋は夏用も
しこたま買ってあります。
この日は
帯と草履に合わせて黒。
折りしも
森本美由紀(わかる人にはわかる
一時期雑誌で見かけまくっていた
イラスト書いてた人)展を開催中で
まずは森本ワールドに
ノックアウトされたのでした。
夢二もそうなんだけど
女性であることの
美しさ、歓びにあふれた
画です。
女の子って素敵なんだよ
女性に生まれただけで
こんなにカラフルな毎日が
送れるんだ、幸せな
ことなんだよ! とでも
叫びたくなるような絵の数々。
筆と墨で描いてあるんだよね・・・
キモノデッサンもありました。
どれもずっと見ていたくなる。
不思議なこだわりですが
森本氏はヒザ裏をデッサンすることも
多かったみたいで、そういえば
振り向きざまのポージングとかが
すてきだった。
夢二のほうは
気になっていた
楽譜の装丁画をたくさんみれて
ハイテンション。
タイスのMeditation って書いてあるのは
何? と思ったけど
「タイスの瞑想曲」ですね、当時から
人気曲だったのね。
雑誌の挿絵などは
文章がどうでもよくなるほど
魅力的で、当時の印刷物
出版物がいかに
大切に扱われいたかが分かります。
単行本の外箱とかも凝っているのですが
今みたいに、読んだらさっと
棄てられてしまうものではなかったはず。
書籍の価値自体が
重かったのではないでしょうか。
隣接する喫茶店港屋さんは
わたくしが東京大学内(美術館の
向かいが本郷キャンパス)で
アルバイトしていた時代に
ランチどころとして
ものすごく通った店。
久しぶりに食べたカレーは
なんだかお洒落な盛り付けに
なっていたのでした・・・そして
マンゴーソーダが
「爽やかな装い」という
夢二の絵にちなんだドリンク名を
命名されていた・・・
(DJ KAZURU)
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