先月訪問した「ラ・バレンヌ」で突き出しとして供された
蛍烏賊と菜の花のアミューズ。
旬。ですよねー。
というか、私は思いがけず出てきたこうしたお皿に
旬だね、ということを共感できる人と
お食事をしたいです。
好きか、嫌いか。
それだけでは何だか寂しくないですか。
・・・
BRIOのインタヴューで
杉本彩様が、「ダンスと食事で男のことは
分かります」みたいな発言をしておりまして
それ自体は世間でよく言われていることと
変わらない訳ですが、更に
「ダンスの弱点を矯正することで
男も変えられる」
的なことを仰っておりまして、いやー
さすがだな、と。
彼女くらいになると、男を「矯正」
してあげるわけですね、自分勝手な
ダンスの男はダメ、と切り捨てて終わらない。
すごい包容力であります。
(DJ KAZURU)
先日、電車の中で『xxx会社は、入社試験の中に一緒に食事をする過程があるらしい。聞くに、食事の仕方、片付けかた、箸の使い方からソースのかけ方まで、雑な奴は仕事も雑。』
という話が耳に飛び込んできました。
なるほど、たしかに。
と思ったところでしたが、
このコラムを読んでさらに思う。
ダンスでも食事でも何でも、
見る側もそれに気づけなければ何の意味も無いんですね。
気づく人はきっと、靴の履き方、歯の磨き方、手の洗い方、
そんなどこにでもある所作一つでも
その人のスタンスに気づくことでしょう。
そんな相手には
何を隠しても無駄なんでしょうね。(笑)
何気ない所作にその人そのものが
あらわれてしまう。ちょっとコワイけど本当だと思います。
何を隠しても無駄、だからこそ
素敵な所作が身に付くような毎日を過ごしたいものです。
たまに
「粗野にして優雅」みたいな高等技術を持っている人も
いるのですが、これは稀な例ですから下手に目指さない方が
よいのでしょう。
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