先日も書いたばかりのYOSHIRO広石について
また書いてしまうけど···。

70年代にラティーナ誌上で
彼の体験を連載してたものが
ある程度下敷きになってはいるようですが
なんで今になって本になったの？

という疑問を持ちました。

あとがき読んでわかりましたが
数年前にYOSHIROさんのCD聴いて
興味をもってライブに足を運んでくれた
当時20歳代後半の青年の協力で
形になったようです。

素晴らしい出会いですね、おかげさまで
私も改めてYOSHIROさんの
歴史を知ることができました。

そして海外生活においても
克明な日記をつけ続けてたから
詳細な自伝が仕上がったと思うのですが
それを
保管していたYOSHIROさんの
マメさがすごいですね、なにもかも
ひとりで記録しなければ
無かったことになってしまう、という
危機感もあったでしょう。

だって自分で「成功してる様子」を
書いて
日本の新聞社に送ってたというんだから！
メールというものが登場する
はるか以前です。

凡人ならば、生涯に一度か二度
経験するかどうかというトラブルや
危機を数日ごとに直面してるYOSHIROさんの
エピソード
···命の危機のような話も
あるのですか、どこか
笑い話に変えてくれるのは
お人柄なのかな。

この本に登場する
日本の、海外の名曲は
リストになっておりspotify で
一発再生できる仕組みも素晴らしい。

色々ありすぎた人生からすると
正直、よく80歳を迎えるまで
生き延びてたな···という感じもしますが
生きててくれてありがとう！

DJ KAZURU