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2023イヴェント休業中、各コラム更新中《TIMCUBA動画有》

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2/10 復活TIM★CUBA

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2/1 イサックを語る

17586 下北沢ボデギータで 福田カズノブがイサックデルガードを語る マニア向けのイベントです キューバ料理もご注文いただけます ..

深間にはまればコワイ世界

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群ようこ 著
「きものが欲しい!」 拝読。

有名エッセイストである
群氏が、40歳を過ぎて
小唄にはまって
名取にまでなったということは
いくつかの著書で知っていました。

ですから
きものも、小唄と同時に
つまりは中年以降に
お揃えになった、と思っていたのですが
本書によれば
高校生の頃から
自分の意志で着たり買ったり
していたということです。

ちょっと珍しいタイプかも。

群氏が
購入したきものにまつわる
エピソードが中心ですが
「呉服店」との
「独特のねっとりとした関係」
が書かれていて
やっぱり
きものの世界、コワイ! と
しみじみ思いました。

洋服とはけた違いの
商品を売るのに
価格はいつもぼんやりとしている。
それが呉服の世界。

わたくしも
きものを着る習慣のある
先輩諸氏に

「呉服屋は
基本、ぼったくりと考えろ」


散々注進されているのですが
あながち
脅かしでもない感じ。

著者は
8万円の反物を10点売る努力をせずに
80万円の反物を一点売ってきた
呉服店の傲慢さ、の
ような
感じで語っておりますが
それを
「そういうもの」として
受け入れてきた
消費者も考えてみれば
ヘンなのですよね。

とはいえ
群氏の呉服にかける
情熱は深く、すごい価格帯のものも
購入していて
ひゃーっとなります。

2015-0129kimono2

ご本人所有の
きものや
帯も写真で紹介されておりまして
これがまた、どれも
ユニークな地味ごのみ。

洋服以上に
「わたしはこうありたいの」という
意志が明確に出るのが
きもの、という感じも致しました。

* 1月のイヴェント画像を
ギャラリーコーナーにてご覧いただけます。

(DJ KAZURU)


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