〜私はいかにして心配するのをやめてDJへの道を歩んだか〜

 

2004年1月の記事

アフタヌーン・マニアでした


前回ブラック・ミュージックにはまって云々・・・という話題になったので
その頃の愛聴盤を。
デニス・ラサールのこの最も有名なアルバムの中でも「アイム・ソウ・ホット」が大好きでした。
私の場合ラテンでもソウルでも「切なさ満開、疾走系ボーカル」が好みですので当然彼女もそんな感じです。
イベント「TROPICAL UNDERGROUND」でも回してた。
当時のラテンイベントには例えこうした曲でもがんがん踊る人が集っていたということです。
すばらしいね、まったく。

  ●          ●           ●

「AFERNOON TEA」マニアの人って女性には少なからずいると思うのですが、
私も食器を中心にアフタで揃えてます。
なのになのに「定番商品」とされていたはずのクリームイエローの食器類が
この2月で生産中止ですと!
割ったときのこと考えてディナー皿、ケーキ皿、カップ&ソーサーと
各店舗はしごして在庫をかき集めておきましたよ。

食事に使うお皿って真っ白というのも家庭では
味気ない気がするし、かといって柄物はうるさい。
だからうっすらとすかし柄の入ったクリーム・カラーのこのシリーズが
大好きでした。

どうやら白地に紺のラインが入ってたATシリーズ(これも
センスのよいシリーズだった)も同時に撤退されるらしい。
定番とされてたものが影をひそめてしまうとき、
それは時代の変わるとき?
私の好きなアフタでなくなってしまったら雑貨を買う楽しみが
ひとつ減ってしまうよー。

(DJ KAZURU)

2004年1月31日(土) 

彼女は元気になったかな・・・


東京にいたときは外国人に良く出会うところというと
やっぱり六本木って感じだった。
大阪って外国人少ないよね。そんな大阪でもまあアメリカ村だけは黒人さんが常に道に立っていて呼び込みしてたりするし多少インターナショナルな感じかも。
この写真は前から気になっていたアメ村にあるコナ・コーヒーの店に入ろうとしたら黒人さんばかりで満席だったので仕方なく向かいの店でお茶してるところです。

  ★        ★        ★

ブラック・ミュージック大好きを前面に押し出してた頃は
自然と回りも似たような趣味の人が集まっていて
アフロ・アメリカンのボーイフレンドを連れてた友達も結構いたんだけど
自分がラテン文化に移行するとともに周囲の環境も一変した。
よく交流できてたもんだと不思議になるくらい今では言葉も
不自由な私。
ラテン文化に移行したら、じゃあラティーノとつきあうのかといえば
そういうことにはなりませんでした。

そもそもラテン音楽っていいな、と思ってた私が
キューバ音楽に擦り寄ってしまことになった原因のひとつには
ある同じ歳の女性の存在があるのですが、
彼女は明るくて、世話好きで、ダンスもとってもうまかった。
スペイン語なんて下手でもその人柄で当時日本に数人しかいなかった
キューバ人たちに愛されてたのだと思います。
彼女は外国人との恋愛につきものの苦難を乗り越え
あるキューバ人と結婚するに至ったのですが
その前後でさまざまなトラブルを抱えてしまって
それまでの健康的な彼女ではなくなってしまった時期があったのです。
今は元気になっているといい、心から思います。
キューバ人て楽しい人が多いけれど
付き合いを深めてしまうと取り返しのつかないダメージも負いそう。
そんなこともあって私は「ラテン男性への幻想」を持っている
期間て短かったです。

人生のほんのスパイスのように恋愛を求めたつもりでも
気づけば泥沼ってこともあるしね、特に私は
かりそめの恋愛には向かないタイプなのです。

(DJ KAZURU)

2004年1月30日(金) 

ミュージシャンもDJも
ピンボケですいません。
この写真撮ったクラブ照明の関係なのかここでの撮影はいっつもこの調子で困ったもの…語るミザリート様&TCC福田です。
LIVEにちょくちょく出かけるラテン好きの人ならみんな知ってるでしょう。

   ■        ■         ■

ミュージシャンの友人はあまり多くない私です。
同じような世界に身をおいていると当然美座さんにしてもお互いずっと顔くらいは知ってるわけですが、たまたま同じ場所で仕事をする機会があってようやく話す時間が持てたりします。

基本的にミュージシャンは自分でゼロから音を作る人たちですからDJなんて「一緒にしないでくれ」ぐらいの感じで考えている人が多いものですが(それはそれで気持ちは分かります)、自分で楽器持たない分より多くの「世の中にあふれる音」を敏感に察知しているのはDJの業種の方にいっぱいいたりする。
私に話しかけてくれるミュージシャンはそんな状況を踏まえてということもあるのでしょうが、向上心にあふれているなーと思います。

美座さんも、ある日小1時間の私のDJをそばで聴いてくれてたのですが、
「MANOLIN以外は誰の曲だかまったく分からなかった。
知らないけど、自分の好きなキューバ音楽のグルーヴが入っている」と
非常に興味を示してました。
彼自身の中にもフレッシュなものを取り込みたいという気持ちが
渦巻いているのでしょう。

ベーシストの櫻井さん(カシオペアにいた方)との出会いも思い返せば
そんな感じでした。
彼の場合、あんなに有名な方なのに「それは何? 何?」と
素直に質問してくるので気さくな人だなーと思いましたが、別に
性格が人なつこいわけではなく、自分としての未知の音楽に
ものすごく貪欲なのですね。
その後櫻井さんには、
TIMBAもTOROVA(「現代」のトローバがお気に召したようです)も
紹介させていただきましたが、私もラテンではないジャンルを
極めた方が、どのようにキューバ音楽に評価を下すのかということで
非常に参考になる部分もありました。

楽器が演奏できるとか、そういう部分だけでミュージシャンに
敬意を示すには相当高い技術力が鍵になりますが、
新しいものに対する取り組み方や、好奇心を大切にしている
ミュージシャンとはお付き合いしてて、とても楽しい。
世間的な評価がある程度に達してしまっている櫻井さんでも
まだまだ何かやってくれるのではないかと、
ひそかに期待を寄せています。

(DJ KAZURU)

2004年1月29日(木) 

ダンス・レッスン

DJがんばるTCC福田@六本木カルナバルです。
大阪では私よりもウケの良い彼、
なんでだろー、なんでだろー。
  
  ★       ★        ★

この写真のイベントのときに自分のダンスを撮影すべく
何人かの男性にご協力をいただきました。
そう、ビデオカメラ買ったんですよー、ようやく。

今までDJブースで踊っている自分をチェックしたことはありますが
(INFO欄にもありますが、こちらで確認できます。
http://www.roppongi-tv.net/00007/shibuya_plug.shtml
ホントに踊ってるだけじゃん、と思うでしょうが
最近は現場でもさすがにもう少しは「DJ」してますよ )。
ペアダンスしている自分を他人の目で見たことなかったので
そうだ、撮ってみようと思い立ったわけです。
暗いフロアで撮影したこともあってあまり鮮明にとはいきませんでしたが
初めて自分のペアダンス姿見ました。

しかし、
お正月にダンス・マスター今岡さんがうちに来たときに
彼のたゆまぬ努力に感激して私もダンス頑張ってみるかと決意し
撮影に望んだにもかかわらずどうも細かい部分が目に入ってきません。
これがダンス好きの人だったらそこかしこに欠点を見つけることも
可能なのでしょう。
私はダンスを学ぶ気がちっともないようでした・・・ああ。

私の好きなキューバン・マナーのペア・ダンスの真に美しい形に
たどり着く方法もどこかにあるような気がしますが
音楽の真ん中に身をおいてしまうと、どうにも
体の動きの端々に気など気張っていられない性分。
私にできるのはせいぜいイメトレくらいのものみたいです。

(DJ KAZURU)

2004年1月28日(水) 

MIX JUICE

前回につづき素敵なお客様シリーズ。
しかしホントにTIMCUBAのお客さんて以前と違います。
常連ばかりでスタートした初期も楽しかったけれど全然しらない人に楽しんでもらえるのは嬉しいことです。

  ●         ●          ●  

ミキサー買ったのでフルーツジュースを好き勝手ブレンドして
手作り。
かーっ、うま。デパ地下で飲むのよりおいしい気がする。
レモンを大量投入するちょっと健康志向のレシピで毎朝
体の調子を整えていく予定です。
実はホットサンド・メーカーも購入したのだ。
朝から手作りジュースとほかほかのハム・チーズ・サンド、
充実だ・・・。

数あるフルーツの中からメインのアイテムを決めて
酸味のあるもの甘みの多いものなどなどを足してお気に入りの
ジュースの味を試行錯誤する行為って
私が日々DJマシーンに向かい
こつこつオリジナル・トラックを作っている作業になんか似ている。
りんごの栽培をすることは到底自分にはできない、それと
同じようにゼロから曲を作りたいと思うタイプではないのですが、
ブレンドする仕事って割と好きかもしれない。

今日はマノリート作曲「Y TU DONDE ESTAS」の
VIRGINIAバージョンをMIXしてみました。

(DJ KAZURU)

2004年1月27日(火) 

1月のイベント報告


お寒い中みなさんよくぞ集まってくださいました。写真は0時を大きく回っても最後まで踊ってくれていた女子です。
今月はダンス・マスターとでも呼びたいような男性がいっぱいいらしてて、私も大満足。ですが、そんな男性陣がずらりとカウンターで酒をすすっているというのも勿体ないと思いますので、女子もしっかり集まるように。

写真の美しい彼女もそうですが、ちかごろは私の知らない「可愛くてダンスの上手な女子」が増えましたね。先週末のTIMCUBAイベントは男女比に問題はあったものの、来て下さった女子は粒ぞろい。「可愛い子増えてよかったねー」と私に声をかけてくれた男性もいましたが、そう!そのとおり。お洒落してきてくださる女子は大歓迎なのですよ。
踊りやすいジーンズではなく踊りをひきたてるスカートはいてきてくれる人もいいと思います。なぜかキューバン系のダンスを好む人って上はともかく下は色気のないパンツの人おおすぎ。

   ◆         ◆         ◆

さて、隔月になったTIMCUBAですがやはりキューバを中心にしているといっても、かなり幅広く作り上げた音が流れる場所にもはやなっていますので、貴重な場だと感じました。常に「懐メロ」ではなく新しさを盛り込んだ曲(最新ヒット・チャートの意味ではないですよ)を提供しているので自分自身も発見があります。
かつて「キューバ音楽をひたすらに体験できるほかにない場所」としてスタートしたこのイベントはそのコンセプトを軸にしつつも「新しいラテン・サウンドを体験できる唯一の場所」の方へとベクトルがだいぶ動いているようです。

(DJ KAZURU)

2004年1月26日(月) 

最近つねに軽装です


私愛用のイヤーマフ。冬はこれが手放せません、ヘッドホンもこれくらい感触の良いものがあればいいのにね。肝心のヘッドホンですが、私は10年も同じものを使い続けているのです、驚異的な物持ちのよさ!

ようやく新いパソコンがちゃんと機能してくれてほっとしてます。PC もそうだけど携帯電話なんかももっと寿命が長くならないものかと思うのです・・・携帯の買い替えもすごく面倒くさい。なかには新機種が出るとすぐ買い換える人もいるようですが私はいつもバッテリーが使用できなくなるまで使い続けてますよ。

  ★             ★               ★

最近のマイブームは今月のコラムでも紹介したEDDY DAVIS、だいぶ前に入手しておきながら最近良さのわかってきたDAYRON、女性ボーカルものではどこでDJしても反響のあるYOUSY BARBARA、そして曲をいじることで面白くなることに気づいたAZUCARそんなところです。これらはエフェクター処理に向いていることが共通点かな。
以前は完成度の高い曲を紹介することが自分の仕事のように思ってましたが、今はちょっと地味な曲を大音響で鳴らしたときに映えるようにしてみるなど、不満な曲をテコ入れしてお色直ししてみるのが意義ある仕事のように感じてきました。
これをDJの現場で行うことは大変な労力であると同時に機材の導入も必要となるのですが、自宅ですべて作り上げてオリジナル・トラックをCD-Rにやいてしまえば何の問題もなくお気に入りのテイクがどこでも回せます。こういう処理をしておくと現場に持ち運ぶ音源も枚数にしてみれば少なくて済むので、私の軽装を驚く人もいますが、少ない荷物で十分なのです。
たった数時間のプレイのために、いつも何百枚とCD運び込んでくるDJさんもいらっしゃいますが、アナログでやっているDJに棚ごと持ってくるようなそんな人いません。かさばるというその性質上、厳選したテイクで勝負せざるをえないわけです。というかダンボール1箱分のアナログで事足りるのです。

洋服をたくさんもっている人がすなわちお洒落な、センスのいい人間ではないのと同様です。できるだけ多くの音を普段聴いている、知っていることは重要ですが、限られた時間を彩るDJが、コレクションごとかと見まごうような膨大なファイルの中から、延々と曲探しを続ける姿はあまり美しくないと思います。

(DJ KAZURU)

2004年1月23日(金) 

記憶に残るレストラン

前回はからずも昔の贅沢三昧時代の話にふれてしまったので、ちょっと思い出しついでに私の大好きだったレストランの話です。
というかワインに埋もれていたころの私の夢の時代といってもいいですね。

 ●   ●   ●

その店は今はご多分にもれず時代の流れで閉店していますが、看板は「PAUL BOCUSE〜ル・マエストロ」、シェフは現在白金で「シェ・イチカワ」を営む市川トモジ。立地は赤坂アークヒルズ、経営がサントリーだったためワインの輸入状態も良いというフレンチ・レストランでした。
市川氏は独創性が高く、四季折々の素材を自在にあやつりながらいつも目新しい料理を出してくれました。特にお野菜の使い方に長けている方。音楽家と同じように料理人が力を十二分に発揮できる期間は短いものですが、彼の輝かしい時代に接してたのだと思います。
私は友人とともにドレスアップして、サントリーホールでクラシックを聴いた後そちらに向かってワイン片手に料理を語り合うということを月に1,2回のペースで続けていました。本当の鹿の味も、フレッシュのトリュフも、捕り手が数名しか存在しない「トキシラズ」のおいしさも全てこの店で教わったようなものです。

そして私たちはボルドーワインを1本必ず飲みました。赤ワインブームが去った今もあの頃普通に飲んでいたものが驚くような値段で酒店にならんでいるのを見ると恐ろしい気持ちになりますが、あれは「酔っ払っていた」のではなく「経験した」に近かったようです。私たちはマルゴーやムートンみたいに誰かが評価したものを好んで飲むようなやり方はしてなかったのでそれはそれでリーズナブルと考えられなくもありません。

料理もワインも授業料払って勉強したようなものね、と当時の友人と話したこともありますが、私がもっとも勉強だったと思うのはその店のメートルドテルの振る舞いでした。会話の内容、タイミング、ほめ方、薦め方、ジョークの言い方までその見事さは思いで深い。

そういうわけでこのレストランで私が学んだことは色々あるのですが、この話の結論は「だから高級レストランはすばらしい」ということではありません。「記憶に残る食事やワイン、サービスはすばらしい」と思うのです。その辺のワインバーでいいかげんなつまみをつつきながら、いつ抜栓したかもわからないグラスワインをあれもこれもと飲んでいてもあとで味など思い返せるわけもありません。どうせお金を使うならば価値あるものに投資したいというのは私だけではないはず。しかし、そういう至福の時間をすごすことのできる名店が見つけにくい時代ですねー。

(DJ KAZURU )

2004年1月22日(木) 

ごはん or パン

ポール・ボキューズのオレンジ・ブレッドおいしかった。
今は大丸デパートでパン屋として出店しているだけのこの屋号「PAUL BOCUSE」といえばかつて赤坂アークヒルズでとんでもない高級フレンチの看板であったことを知っていますか?本店はもちろんフランスですが、赤坂店も素晴らしいクオリティでした。現在は地味に暮らしている私ですが、実は一生分の舌をこの店で鍛えたのです。
あー、記憶が鮮明に蘇りますがまた改めてね。

   ■     ■     ■

うちのマンションの隣、どうやらコーヒー専門店が
テナントに入るらしい。うーん、いいんじゃないんかしら。
来月から全国名店のパンが毎月届く宅配サービスにも
入ったし、隣のコーヒーがおいしければ食生活の
充実まちがいなしだわ。

私はパンやお茶などのベーシックな食品を気に入ったもので
かためるのが好き。
塩もパスタやゆで野菜のためには安いのを使っても
直接味が影響する料理にはおいしいのを使ってます。
好みもあるだろうけど基本的に塩や味噌は高級品ほど
おいしい。

そんな私ですがお米だけはいまひとつ。
スーパーで安売りしてるものでも炊き立てなら
おいしいやと感じます。
でも新潟出身の人とかってこだわるんですよね。
「実家からいい米を送ってもらってるから」
とかゆって安い米に見向きもしない人いませんか。
以前のアルバイト先で社員食堂に連れ立っていった
同僚はやはり「米は上等ものしか口に入れない」派で
ライス、パンを選ぶランチの際100パーセントの確率で
パンをチョイスしていました。
社食のまずい米はうけつけないのだそうです。

ランチのメニューは日によってハンバーグだったり
生姜焼きだったりしたものですが、私の同僚は
「ごまだれ豚しゃぶ」の日でもパン。
しかもランチについてくるのってロールパンなのよ、
ありえないでしょ。
このメニューでご飯? パン?ときいてくる
食堂側にも問題はあると思いますけど
そんなにかたくなにならなくてもいいのにねー。

(DJ KAZURU)

2004年1月21日(水) 

トロピカーナVS宝塚


ここ数日ものすごい勢いでヨーコ・ロドリゲスと
意気投合しているので彼女の写真貼っておきます。
目下レコーディング中の彼女を一言であらわすと
「応援したくなる人」かな。

★     ★      ★

TVで特集組んでたので再び「13歳のハローワーク」の話題。
その中で、著者 村上龍さんは「素晴らしい人生とはなにか」
という問いに対して
なりたい職業になれた人、とは答えずに
「自分で設定した目標をクリアできる人が
人生の成功者なのではないか。
自分の目標を設定できる人、の人生は
素晴らしいと思う。」
そんなふうに言ってました。
この本は1クラスに最低1冊づつ置くべきですね。

★     ★      ★

さて、来月宝塚において「カリビアンナイト」という
演目が上演されます。
しかもキューバのトロピカーナの演出家が
てがけるそうです。
関西の新聞でも報じられていますが、団員も
「新しいものが出来そう」と言ってますから楽しみですね。
もちろんチケット頑張って取りました。
東京公演はまだ先のよう、ああこんな時は大阪住まいも
悪くないじゃないの。

私は宝塚になんのゆかりもない人ですが
家庭教師をしていた生徒が宝塚のトップになったという
友人がいます。
彼に聞いたところ宝塚ってききしに勝る大変な世界。
その友人も最初は教え子の舞台にせっせと通ってあげていた
みたいですが、彼女が出世するにつれ
チケットを手配してもらえば「花代」を請求されたり、
また関係者席での鑑賞も少し気を抜いて見ていると
「誰々の関係の客は態度が悪い」
などと団員があとで責められることもあるとかで、
現在は余り見に行かない様です。

そんな裏の顔も宝塚にはあるようですが
トロピカーナと日本のレビューがどのように
ミックスされるのか純粋に私は楽しみです。

(DJ KAZURU)

2004年1月20日(火) 

早くも本年度ナンバー1?

いつもCD買うときに、1曲でもいい曲があればいいや。
そんな気持で買っていますが、まれに捨て曲ゼロなんてアルバムに出会ったりもします。
こんな時は本当に嬉しい、しかも新人だったりすると宝物を見つけたような気持になります。

  ◆    ◆    ◆  

そんなわけでこのEddy Davis
各地でヘビーローテしていきます。
音楽は各々の好みですからこれが
今後のラテン界を変える1枚! とかいうことでは
ありません。
むしろ私が気に入っているくらいなので2枚目が
出ない人として埋もれてしまうかも…。

サウンドはミレス・ペーニャ(コロで参加してます)、
はたまた最近のルイス・エンリケ路線を
骨太にした感じ。
ラテンソウルというと一時のブガルーのことを
指しているみたいなので
R&Bラテン、もしくはR&Bサルサ
とでも呼べばいいですかね。

こんなに全曲に聞き入ってしまうのは
ダニー・ロサーダのファースト・フル・アルバムを
キューバから手に入れてた時以来かしら。って
何年も前のことですが。
ダニー・ロホを初めて知った時の喜びにも近いです。

もうキューバとかコロンビアとか関係ないですね。
この絶妙なバランスのR&Bラテンは
私にとって本当に刺激的です。
今度の土曜のカルナバルでの楽しみが
また増えてしまいました。

(DJ KAZURU)

2004年1月19日(月) 

私の小さな楽園
ブラジル映画「私の小さな楽園」試写に行ってきました。
ブラジル音楽愛好者にはたまらないかも。
音楽担当はジルベルト・ジルです。
埃っぽく乾いた風がスクリーンから吹いてきそう、
そんな田舎の景色にぴったりのサウンドでした。

ブラジル音楽は全然詳しくないのですが
オルフェのテーマなんて「トゥリステ〜」という
最初の一声聞いただけで泣きそうになっちゃうし
映画で使われていて
すごく気に入ってる曲というのはいくつかあります。
寂寥感が高まっていくのよね。

流されているだけのようで、しっかり人生を切り開く
女性のたくましさを寓話のように描いた「私の小さな楽園」。
美男美女のスターが登場する派手なハリウッド・ムービー
支持派にはウケないでしょうが、私は好きですね。
関西方面での公開は3月だそうです。

(DJ KAZURU)
2004年1月18日(日) 

DJ KAZURU MIX

今年の誕生日は西の帝国ホテルと名高いリーガロイヤルで祝いました。
ナチュラル・フードなのにしっかりした味の料理をだすこの店は去年お目見えしたのですが、中庭の眺めも素晴らしく
すっかりホテルの新しい顔となったようです。

  ★   ★   ★    

PCが壊れてコラムのアップが出来ませんでした…。
こういうことが起きると途端に時間が余る。
いかに毎日PCの前で過ごしているかってことね。
こんなときは読書。宮部みゆき「ロール・プレイング・ゲーム」を一気読み。
これもネット社会の話。犯罪ものってたまに読むと面白い、というか
この作品うますぎ。

  ★   ★   ★    

先日知り合ったヨーコ・ロドリゲスのデモCDに入っている曲を
サルサ・ダンス向きにMIX。
二曲やってみたのだけど、どっちもかなり聴きこんでから作業に
入っただけに、曲に愛着がわいてしまいました。1曲は大阪在住の
ベーシスト山田さん作曲の英語詞のもの。イントロがさみしかったので
よせてはかえす波の音をあしらって切ない背景を盛り上げてみました。
充分美しい曲なのですが、むしろ日本語の少し大人っぽい歌詞を
つけてもはまりそう。
YOKOは日本人ぽくない人ですが、せっかくなんだから
日本語のレパートリーがあってもいいでしょう。
むやみに米国でヒットした曲を和訳して歌うよりも
日本人の作ったサルサ・ナンバーを日本語で歌う方が
気が利いているきがします。

そんなこんなでマシーンをいじる手が止まらなくなって
本日作ったKAZURU MIXはこの他にTony Cortes y 
B.M.Expresso「como lluvia en diciembre」と
Yousy Barbara「I just wont stop」。
来週末のティンクーバ
@カルナバルでお披露目となりますかどうか。

(DJ KAZURU)


2004年1月17日(土) 

深夜TVでやってました


最近の作品。
シャンデリアタイプのイヤリングが関西で流行っているので
真似してみました。
チョーカーのリボン部分はディオールのリボンを拝借。アンティークっぽいブルーのビーズを基調にしています。

 ●     ●     ●

1月11日の深夜のTVで「ニッポンサルサ化計画」とかいう
番組をやっていて、チェックしたのだけれど
タイトルからはやや離れた内容。
殆どマノリート様の日本ツアー同行記でした。
いや、私にとっては嬉しいことです。

東京公演は私は行っていないのですが、
ティンクーバのイベントでも見かけるお顔がごっそり
映っていましたよ。
大阪のライヴ・シーンではぎゃーぎゃー叫んで
踊りまくっている私が映されなくてほっとしました。

マノリートの音はこれ以上いじりようのない
完成された音楽だと感じることがあります。
私としては、
最近DJ機材の能力が高くなっていることもあって
自分である程度サウンドに厚みを出したり
楽曲を切ったり貼ったりして面白おかしく
(って言い方も変なようですが)組みかえられる音のほうが
自分なりのアイディアを持ちこむことが出来るので
ある種重宝するのですが、
マノリートのサウンドに手を入れてみようと思っても
その余地がないのですね。
そんな音作りのオルケスタだからこそ
ライヴに熱中してしまったのだと思います。

(DJ KAZURU)

2004年1月14日(水) 

MASH!
オルケスタ・デル・ソルをはじめ様々なバンドの歌手として
活躍してきたMASH嬢が大阪にカフェ「コッペリア」を出しました。キューバ音楽が
ほのかに流れる空間はとてもスタイリッシュ。御堂筋線西田辺駅徒歩0分です。
私の紹介というとおいしい、フローズン・ヨーグルトがサービスされるかもしれませ
ん。

  ■    ■    ■

パソコンの調子がどうにも悪くて困っています。
もう買い替え時期なのかな…なんて思っていたら
殆ど持病の扁桃腺が腫れてきて私本人の調子も最悪に
なってしまいました。
毛布にくるまって「白い巨塔」のDVDでも見るわ。
第二部が始まったばかりのこのドラマを見ていると
医学部教授夫人の集まりのシーンが特におかしい。
甲高い声でご機嫌の取り合いして、女の人って
こわいなーと、自分も女なのに思ったりして。
私も旦那さんの地位と収入の高さだけが関心事の
人生だったらあんな風に女性同士の牽制の仕合いで
生きて行くのかしら、まさかね。
ま、女性同士の戦いはあってもいいのですが、
配偶者のことが戦いのネタっていうのはさみしいですね。
いついかなる時でも自分で勝負していきたいと、
思うのが人ではないかと。

以前、事故で身体が不自由になってしまった夫が
口にくわえた筆で絵を書くというので、彼の
指示通りに絵の具を筆につけて、いちいちくわえさせて
あげている女性がTVで紹介されていました。
実際その方の絵は高く評価されているみたいだし
それはそれで立派な夫婦の姿ですが、
「私だったら自分で絵、書いちゃうよ〜」と言った
私の友人の感想は素直なそれだと思うのです。

(DJ KAZURU)

2004年1月13日(火) 

札幌のシンガー

寒い札幌の町にプロのラテン・シンガーという人はひとりだけだそうです。MASAYOさん。昨年末に初めてお会いして、先日のアメリカ村のイベントでは一緒にお仕事させていただきました。
スラッとしててキレイで、喋ってみると優しいお人柄。こんなお姉さんいたらいい
なー、と本気で思ってしまった。細い体でも歌声は迫力があって、力強くそのギャップがまた素敵。
東京の人にはコンボニートスのボーカリストというと分かってもらえるかもしれませんが、もっと東京でも頻繁に彼女の歌を聴く機会をもてるといいですね。

  ★     ★     ★
 
私にとってはラテンでかつ女性ってことで
それだけでも共通点はあるのですが、やはり
もうひとつ何かないと興味の対象にはなりにくい。
MASAYOさんや、前回のコラムに書いたヨーコ・
ロドリゲスみたいに輝きをはなっていないと。
自分のような若輩者が言うのもなんですが
只者じゃない感じってにおうからね。
私は良くも悪くもアクの強い人が好きなので
同じようなフィールドでそれぞれの「らしさ」
を武器に頑張っている人を見ると
とても刺激になります。

そのMASAYOさんですが、地元の企画
「よさこいソーラン」を今度ラテン風にやるとかで
なんとキューバレコーディングしてくるそうです。
ソーラン節とキューバ音楽の融合は
果たしてどんなサウンドになるのでしょうか。

(DJ KAZURU)

2004年1月12日(月) 

大阪イベントDJ報告

1月10日のアメリカ村のイベント、ミナミの洋食屋「VIOLA」で水菜のジェノベーゼ・ソース・サラダとエビフライで腹ごしらえをして出陣してきましたよー。
なんとヨーコ・ロドリゲスとお近づきになってきました。彼女はNYで活躍しているラテン歌手ですが、大阪出身だそうです。こんな人もいたのねーって嬉しくなりました。札幌のマサヨさん(この方のステキさはまた改めてリポートします)とも「土臭い感じがいい雰囲気だよね」と言い合ってたのですが、パワフルでちょっと日本人ばなれしたシンガー。すごい恰好いい!と素直に感想を言ってみたところCDをいただきました。わーい!

 ◆    ◆    ◆

ヨーコさんは、大学のスペイン語学科に在籍したことで
ラテン音楽の道に入ったそうですが、
大阪の帝国ホテルのにある「パタパタ・デ・ラ・サルサ」の
オープン当初のハコバンのシンガーだったそうです。
旦那様はスパニッシュ・ハーレム・オーケストラのベーシスト、
うーん、彼女はもともと世界に広く出て行くタイプの女性
だったのでしょうね、NYには4年ほど住んでいるらしいですが
現在の生活の充実ぶりが伝わってきました。

そうそう、この日の私のDJについて。
日頃やらないオープン直後の時間帯も担当したので
そこをサルサ系でなくチカーノ・ロックやラテン・テクノも
混ぜて踊るにはまだ早い時間を好き放題暖めさせて
いただきました。
結局サルサ・ダンス対応に持ちこむには
違いないのですが、踊り狂っているお客さんよりも
じっと聴いている人を相手にするほうが気が抜けないので
「cool latin mix」をテーマに
なんかものすごい真剣に取り組んでみました。
後半は…まあいつものハイパー・ラテンでしたが、大阪でも
ツボの人にはツボのようで私の持ち時間を
休まず踊り続けているとんでもないお客さんもいましたね。

(DJ KAZURU)

2004年1月11日(日) 

SERGIO meets …


明日私が出演するイベントのフライヤー貼っておきます。
女王の…とかってなんか偉そうなイベント名がちょっと腰のひけるものがあります
が、名目的にはセリア・クルース追悼らしいので仕方ないか。

 ●  ●  ●

前回セルヒオ・ジョージの話題になったので、ちょっと続けてみます。

敏腕プロデューサーのセルヒオは、ヒットに結びつく
新しいサウンドを生み出せる数少ない人物として多くの
ラテン歌手から支持され、
結果ある時代どれを聞いてもセルヒオ・カラーなんていう
サルサ時代もありました。
DLGという爆弾を投入し
サルサに黒人ぽいハードさを惜しみなく取りいれて
古臭さのないサウンドにしていったところが
私も大好きでした。
ですから、古き良き…みたいな感じでサルサ好きを
自認している方からは敬遠されたかも知れません。

セルヒオがDLGのヒューイ・ダンバーに
ボーカルの指導している
ビデオを見たことがありますが、
明確に自分の生み出したい
サウンドが頭の中にある人なので
レッスンもてきぱきしているんですね。

日本が世界に誇るオルケスタ・デ・ラ・ルスも
彼のプロデュースを受けましたが、これに関しては
メンバー内でも是非が大きく割れたといいます。
結果そこの看板であったNORAさんは
ソロ・デビュー・アルバムをセルヒオの全面プロデュースで
リリースするわけですが、
これを聴くといかにセルヒオが徹底したプロデューサーかが分かります。
NORAらしさがない、と思う人もいれば
これこそがNORAの底力なのね、と感じる人もいるでしょう。
が、私は彼女の魅力を本人が思う以上に
セルヒオは引き出したように思いました。
ヒューイとデュエットしている曲があるのですが、
後半ふたりが掛け合っていく部分がとてもスリリングで
素晴らしいコンビネーション。
これがなんとアドリブの様に聞こえる
細かい部分までもひとつひとつがセルヒオの
指導の元に作られたということでした。
とても情熱的な楽曲なので、充分に感情を込めて
歌っているのに、セルヒオは「もっと! もっと!」と
すごい勢いだったそうです。

歌手は自分が自由にのびのびと歌えることと
優秀なプロデューサーに身を任すこと、どちらが
気持良いのか、見当もつきませんが
NORA meets SERGIO で生まれた化学反応の
美しい結果を聴くことが出来て私は嬉しかったです。

(DJ KAZURU)

2004年1月9日(金) 

懐かしのベラス


女性ボーカルものが得意というか、ヘビーローテだとは
TCC福田によく指摘されていますが、確かに男女混声オルケスタや
女性ボーカルをメインにしたものは好きですね。
有名なところだとバンボレオとか、サブロスラ・ビバとか。後者は特に
euro tropicalがマノリートとかklimaxとか様々な当時の人気キューバ
アーティストを集めて催したLiveでの印象が深くて、それを見て以来
何年間もずっと愛聴してます。
いわゆる「キューバらしい」テイストの
サウンドではサブロスラ・ビバ的な
ものが一番好きかも。
勢いも工夫もあったいいオルケスタだったのに
公式なアルバムリリースは1枚きり。
1枚きりで姿を消すオルケスタは山ほどありますが
間口の広さを感じる
オルケスタだっただけに残念なことです。

 ★     ★     ★

で、私の最も好きな、かつ
活動期間の短かったグループは
何かといえば、ベラスです。
セルヒオ・ジョージ門下の女性4人組
コーラスグループとしてDLGが
もてはやされていた時代にソウルなムードでサルサを
歌った人達で、やはり公式のアルバムは1枚きりです。
女性ばかりだと結婚したとか出産したとか
はたまた仲違いしたとか
理由はそれぞれですが、
本当にグループの存続って難しい。

写真のジャケットは
そんなこんなで活動停止状態だった
ベラスがメンバーを変えて
自主制作でリリースしたアルバムです。
これを見つけた時は「まだやってたんだ!」と驚きましたが
私としてはセルヒオの元でコントロールされていた頃の
ベラスがやはり好きでした。
いい素材。
それだけではいい音楽になるとは
限らないのだということも
認識した1枚です。

(DJ KAZURU)

2004年1月8日(木) 

キャッチあれこれ


このところ服はナネット・レポー足元はレベッカ・テイラーにはまっています。
この靴はリボンの可愛さと深いブルーの美しさに惹かれてゲット。
まだ寒いけれど、こんな靴を買うと真っ黒なブーツ履いてる場合じゃない、とか思い
ますね。

  ◆     ◆     ◆

梅田の駅前に自転車をとめて
大丸に吸いこまれようとしていたら、
困り顔で近づいてくる女性、「すみませーん」。
道に迷ってるのかと思ったら
「お仕事してますか?」と勧誘だった。
「してます(ウソ、大してしてない)」と
冷たく言っても引き下がらず
「女性のリーダーになるお仕事なんですよ!」と
まくしたてて付いてきた。
はー、結局何を買わせる勧誘か知りませんが、
私って女性のリーダーになりたいって感じの
自己顕示欲の強そうな
顔して歩いているんですかねえ。
ガックリ。
「もう女性のリーダーみたいな仕事してますからっ
(ここもウソ)」と言ってすたすた
逃げてきましたよ。

ところで数あるキャッチの中で私が
ほっとするものもあります。
それはキャバクラのキャッチ。
返事一つしませんが、心の中では
あー、私もまだキャバクラで働ける年に見えるのね
良かった良かった、と
つぶやいてしまいます。

(DJ KAZURU)

2004年1月7日(水) 

一曲交代?

台所で活躍中の「かまわぬ」の手ぬぐい。
今年は干支にちなんで猿柄のものを買い足しました。
ここの手ぬぐいは使い心地が良く、半乾き独特のあの匂いが
付かないので愛用者が多いと聞いていたのですが、本当に
抜群で、食器拭きとして欠かせません。

  ●   ●   ●   ●

今週末のアメリカ村イベント用の仕込みをしてみました。
大阪人はメレンゲもバチャータも踊れないと聞いていますが
本当なのかな? 面白いからメレンゲ混ぜる予定。
さーっと場が引いたりして。

以前ボデギータとかで働いていたTAMAKI君と
「DJ何人かで集まって一曲づつ回していくイベント
やってみようか」という話が出たことがあります。
そんなのお客さんは面白くも何ともないかもしれませんが
前の人の選曲を聞いて、うまく受け答えをしていくような
DJはセンスと知識が問われることもあって
私達は真剣にそういうのやってみたいね、と
思ったのです。
この企画の究極の落とし穴は
「誰がフロアに冷たい風をふかしてしまうか」です。
どんなに盛りあがっているイベントでもふと
場が静まる瞬間というのは ままあるものですが、
もし、自分が穴に落ちてしまったら
と想像すると恐ろしいですね、おおこわ。

(DJ KAZURU)

2004年1月6日(火) 

正月から踊ってきました


お友達の今Pこと今岡さんが正月早々我が家に遊びに来てくれました。
彼はキューバン・サルサ・ダンス・コンテストの初回優勝者であるばかりでなく
再度の挑戦でも見事栄冠を手にしたキューバン・ダンスのつわもの。当然
サルサ以外のルンバなどにも精通しています。

  ◆    ◆    ◆

我が家にはキューバン・サルサのダンスを細かく解説した
それは丁寧な教則ビデオがあるのですが、今岡さんは
大変きにいったようでしばし、鑑賞。
私も改めて見ると発見がいっぱい!
「これでイメトレだね」といいつつ技の研究。

近所のキューバン・バー「バラデロ」で
渋谷のムチャーチャ時代は(古っ)どうだったこうだった、
などと
昔の思い出話にひと花咲かせて、本日のお目当て
梅田のサルサ場へGOしました。

この日、ブラック&ホワイトというクラブでは
来日中のフランキー・マルティネスがおり、
更にヘンリー・ノウレスがDJで出演するという豪華版。
残念ながらフランキーのお相手のロリは不在でしたが
今岡さんは
「女性が上手でなくてもそれなりに見せてしまう
フランキーのダンスは素晴らしい」と感想をもらしていました。
しかし、大阪女子の有名ダンサーにも臆せず突撃して
「踊ってください!」というあのパワーは本当にすごいです。

そして、このコラムでも何度か書いたヘンリーの
DJですが、この日も冴えていました。
面倒くさいことなしのシンプルなプレイでしたが
結局はセンスの問題ですからね、ディレイのタイミング
ひとつとってもばっちりです。
私も常々思うことなのですが、DJにとってためらいは
禁物、自分の信じたタイミングをモノにしていくことが
肝心ということですね。

(DJ KAZURU)

2004年1月4日(日) 

“とんこつ”聖二郎  [E-Mail]  2004/01/07/13:18:10   
こんにちは!いつも楽しく読まさせていただいています。ところで今岡さんと鑑賞された教則ビデオのタイトルと発売元をご紹介いただけないでしょうか。最近踊りがマンネリぎみなので・・。よろしくお願いしまーす。

DJ KAZURU@管理人  [E-Mail]  2004/01/07/15:25:49   
いつも読んでくださっているとのこと有難う。
ビデオのタイトルはここでは、内緒です。次回のTIM★CUBAで声をかけてくれたらヒントを差し上げますよ。
しかし何故「とんこつ」?

アフリカン・ダンス


1年の邪気を払い新しい年を祝福する縁起のいいお茶と
されているのが、この「大福茶」です。
一昨年の末に京都の一保堂さんで購入してからお正月の
ちょっとしたご挨拶にも使わせてもらっていますが、
玄米がほどよく混ざっていておいしいですよ。

●      ●      ●

大晦日はラテンともクラブイベントとも全く関係なく
過ごしてしまいました。
でも2003年の大晦日は海外の大物ダンサーが大阪に
集中していたので私がダンス・ファンであったなら
サルサ関係のカウントダウンに行ってたでしょうね。

みんながカウントダウンで盛りあがっている頃
TVの劇場中継でアフリカン・ダンスのミュージカルを
やっていたのですが、これが凄かったですね。
私は基本的にアフリカンな身体の動かし方や
ビートが好きなのだと思います。
プリミティヴなダンスも現代的なダンスもそれぞれに
アフリカン・ミュージカルで楽しめました。
私の好きなキューバのダンスもいわゆる「サルサ」とか
言われているものよりは確実にこちらに近いです。
ふとした手の動き、腰の動き、
それはもう
ルーツを同じくしているだけに。

私が一緒に仕事をしていた音楽プロデューサーが
キューバのアーティストと、ブラック系のアーティストを
同時に面倒見ていたことがありました。
お忙しいですね、そんな私の言葉に
「もとをたどれば同じ音楽だから」
だから、それほど大変ではないよと
さらりと答えてきたことを思い出しました。
キューバ音楽をサルサと一線を画して扱っていくことが
今後重要になるように感じます。

(DJ KAZURU)

2004年1月2日(金) 

迎春


新年おめでとうございます。

お正月は普段まったく食べないおもちに
黒豆やらきんとんやらをいただきつつ過ごすわけですが
器も正月気分のものが活躍します。
今年はうっすらと梅をかたどったお皿を大小揃えました。

今月、10日にはアメリカ村のホールで
大阪では久々のDJをします。
もしそのころ関西にいるという方はぜひ
立ち寄られてください。
東京のティンクーバとは違う私の
スタイルが楽しめるのではないでしょうか。
自由にやっていいみたいなのでキューバとか
こだわらずにラテン・ダンス対応みたいな
解釈のなかで私らしくやるつもりです。

実は10日は私の誕生日で
この仕事が入る以前からフレンチでディナーと
勝手に計画をたてていました。
その計画とアメ村のクラブでDJではだいぶ差がある
過ごし方ですが、
長い人生そんなこともありますよね。
満足なDJができればそれはそれで
最高の過ごし方になるでしょう。

(DJ KAZURU)

2004年1月1日(木) 

++「音の向こう側」By DJ KAZURU ++
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