〜私はいかにして心配するのをやめてDJへの道を歩んだか〜

 

2004年3月の記事

SALSA120%


現在配布中のフリーぺーパー「SALSA120%」にCDレビューを書いていますので
よろしければご参考まで。

  ★         ★         ★

さて、
3月のティンクーバイベントも終了し、大阪に戻ってきました。
イベントには来たくてもこられない諸々のご都合の方もいると
きいていますので、ご報告します。
BBSで何人かの方が書いてくださったように、楽しく
そして予告どおり充実でした。

このコラムで散々「今日はREMIXを作った」だの
「サンプリング」やら「エフェクター」やらと書いているのを
読んでのことかどうかは知りませんが、
DJの細かい部分にまで質問されてくる方が増えたのには
驚きました。
それだけ踊りながらもしっかりと耳を研ぎ澄まして
チェックしてくれているということと理解します。

いくつか回答めいたことを言うとすれば
MIX済のトラックについてはどこをどう処理したかと
尋ねられても紙に書いて工程を保存しているわけではない
(作業中は書き留めますが
終わってしまうとすぐに捨ててしまう)ので
説明しかねます。かなり掘り起こした道路もありますが
再び埋めて丁寧にならした部分については自分でも
どこからどこまで掘った部分なのか分からなくなっている
ことも多いです。

いくつか有名曲のメドレーがあったと思いますが
単純(かつタイミング命)なカットイン処理です。
「これがこんな良い曲だとは気づかなかった」と
駆け寄ってきてくれた方がいましたが、
そういう発見に繋がることを望んで作っています。

(DJ KAZURU)
2004年3月31日(水) 

けっこう充実

前回のコラムについて「目ウロコだった」なんてメールをくれた人がいて
嬉しいことです。

さあ、2ヶ月ぶりのティンクーバEVENTは27日です。
超厳選のトラックを持っていきますので
楽しみにしていてください。

というか、自分が一番楽しんでます。


(DJ KAZURU)
2004年3月26日(金) 

さすがだ、モンドグロッソ


近所にローマ風pizzzaのおいしい店が出来た。
ランチでも当然ワインを飲む。

  ●      ●      ●

先日モンドグロッソ大沢伸一が
「自分が過去に聞いたであろう素敵なフレーズであったり
ぐっとくる音を自分が考えて再構築できたときに
嬉しいっていう気持ちはない。
それはお客さんにとってはまったく見えない部分なのだし
試行錯誤をへて
完全にアウトプットしたときの聴き手の感覚を
得たときに初めて納得する」
とかいうことを言ってましたがね。
本当にさすがな発言で、私なんか自分の中だけで
完結してしまっているところだらけだ。

でも
最近サンプラーKAZURUだし、気に入らないトラックでも
気に入るように、または楽しく踊れるように
キューバ音楽をベースとした
ラテン・ダンス・ミュージックの追求はしています。
その結果、私のDJではいつのまにかオリジナルそのものの
CD収録バージョンみたいなのは聴かれなくなりましたね。
自分は「この曲いいよねー」といった
思いだけではすぐに飽きてしまう人間なので
自然と工夫せざるを得なかったところもありますが。

TIM★CUBAは当初キューバ音楽のみでダンスイベントを
成立させたということが実験的とまで言われた時代に
スタートしたのですが、
当初はコンセプトがオリジナルでも音楽的には
つまらなかった、と今は感じます。
実験的なサウンドを考えている今のほうが
断然、楽しい。

(DJ KAZURU)
2004年3月25日(木) 

ウィリー meets 御大


ウィリー・ナガサキのCD発売のお知らせを受けて思い出したのだけど、
だいぶ昔に彼のプロデュースでパーカッションの観点からコンパイルした
3枚シリーズのCDが出たことがありました。
解説を読んでいるだけでも面白いので叩き物マニアにはお勧め。

その中にウィリーさんが尊敬する
ティト・プエンテと初めて会ったときのエピソードが書いてあったのですが
すっごいおかしくてとても記憶に残っています。

それは1979年の来日時。
ウィリーさんがティトのワークショップに
参加した時のふたりの初めての会話でした。

「・・・お前はプロフェッショナルか?」

「いいえ、違います。中学生です」

これが御大との最初の会話であり、また自分の人生を
決定した出来事だったと書いてありますが
おかしくもあり、恐ろしくもある話です。


(DJ KAZURU)
2004年3月23日(火) 

デスペラード


寿司屋で品定め中のワタクシ。
私ってヒカリものとかお安いネタがお好みだからいつも安くあがるの。

  ★       ★       ★

「レジェンド・オブ・メキシコ〜デスペラード」観て来ました。
しかしアントニオ・バンデラスってそんなにいいオトコか?
ジョニー・デップのほうがまだいい味出してた。
お好きな方にはたまらないかも知れないけれど
全然良さがわからん・・・。

マリアッチよろしくギターをポロロンしてたかと思うと
ギターケースからマシンガン取り出して銃撃戦。
なんなんだーこの感覚。

エンリケ・イグレシアスは格好よかったです。
バンデラスの仲間役で出てきたんだけど
イメージどおりの色気を振りまいていて素敵。
背が高くて頭ちっちゃくて、
いったい君は何頭身なんだ! 

ちなみにこの映画、動員力いまひとつみたいです。
やっぱりメキシコ系の美意識って世界的な感覚では
付き合いにくいんだと思いました。

(DJ KAZURU)

2004年3月22日(月) 

サルサ今昔


東京出張のついでに六本木クルーズに出た
TCC福田がうかれた調子で報告してきた。
なぜ君は六本木のサルサ場へ行くと楽しそうになるのだ?
卒業したのではなかったのか。まあいいけど。

偶然千葉にサルサシーンをもたらした
シゲ君(12月8日の項参照)も
なんと約5年ぶり六本木サルサ場に顔を出していたとか。
現在そのサルサ場にしょっちゅう出入りしているお客さんの中でも
彼を知らない人がいたというから時代は流れたのだ〜と
思いましたよ。
今でも思い出すけどね、シゲ君の帝王ぶり。
こういうこと言うとおばはんみたいでイヤだけど
絶対昔のほうが遊び方上手な人多かったからさ。

  ●        ●         ●

「今は色々な音楽を経てサルサにたどり着いた人が
中心層ではなく、なんかの間違いでいきなりサルサで
クラブ・デビューみたいな人が殆どなんだ、
だから音楽的背景も余りもたないし、遊びのゆるさも
分からない人が多いんだ」と
ミュージシャンのヤマダさんは言っておりましたが、サルサが
世に広く知られていない時代って言うのは逆に
音楽経験豊かな人が食いつくジャンルだったのよね。

髪を切ってワイルドになったヤマダさんが素敵だったので
貼っておきます。

(DJ KAZURU)

2004年3月19日(金) 

パラダイス・カフェ

「白い巨塔」最終回、ボロッと泣いてしまった。
来週はスペシャルか・・・このところの私の楽しみの何分の一かには数えられているぞ、財前教授。

 ★          ★          ★

大阪「楽園食堂」のオーナーご夫妻。
パラダイス・カフェ=パラカフェの名称で知られています。
スモークチーズをアテにちょろっと飲むのがいい感じ。
ご主人はSPOONというラテンバンドもやっていて、
今度横浜でLIVEがあるとおっしゃってました。

 ★          ★          ★

大阪は踊って楽しい、そんな意味での
サルサ・スポットよりも、踊らずに楽しめる場所のほうが
いいんですよ。
このお店はダンススペースもないけれど
ラテン音楽を程よく聴きながら和めるし、食事も出来ます。
先日は前回登場のDIEGO君の選曲でした。
ま、私のオリジナル選曲だとまったく店の傾向に反するから
私は持参するの遠慮しときますが。
ほら、大音量向きだからさ私って。

パラカフェの数メートル先が超deepなCDショップ
sweet cocoですから大阪に来るチャンスのある人は
まとめて寄ってくといいでしょう。
実際私も東京に住んでいたときたまに大阪に来ると
このコースで回っていました。

(DJ KAZURU)

2004年3月18日(木) 

DJ DIEGO
大阪在住のDJ ディエゴ君です。
彼とはお友達の紹介で知り合ったのですが、
非常に考え方が似ている部分があって話していて面白かった。

彼の得意分野、専門は私とまったく違っています。
先日私のDJを聴いてくれていた彼も
「自分と全然反対だと思った」と言ってましたので、
同じラテンDJといっても対極のタイプなんでしょう。

キューバ音楽が好き、とか
プエルト・リコ・マニアみたいな理由で話が弾むということも
まま、あることですが
そういうグループで集ってしまうとアーティスト情報みたいなものの
交換会で終わってしまったりして意外と踏み込んだ話が
しづらかったりする。
そういった意味では
好みのサウンドが違っても音楽や文化に対する
向き合い方の似ている人のほうがリラックスして
話せるんですよね。

ディエゴ君からはコロンビアでDJしてた時の話も
聞くことが出来ました。
選曲が気に食わない! と激昂した客が
銃を突きつけてきたこともあったとか。
私だったらとてもそんな環境で生き残れないことでしょう。
本当にタフな人です。

(DJ KAZURU)

2004年3月17日(水) 

旅番組


miumiuの春夏、可愛いなー。
今年は他のブランドでも私好みの明るい色とかプリントが目に付くのでけっこう嬉しい。

●          ●           ●

NYのお友達YOKOちゃん(最近さらに活躍していて
本当に素晴しい)が凱旋帰国なんてことになる前に
一度NYに行っておこうかなーと考え中。
そしたら、ちょうど浅田美代子が極寒のNYを
旅するという番組をやっていて
んー、いいかも!となってしまった。
ラテン・クラブもたくさんあるようだし、
こういうとき、案内していただける人が現地に
住んでいるというのはありがたいものね。

昨日、ウルルンでは
若い俳優(なのかな?私は知らない人だった)が
社交ダンスの総本山、ブラックプールへ
出向いて社交ダンスを習得する、という番組をやっていて
これも面白かったわ。
もともとストリート系のダンスが得意な人みたいで
だからバランス感覚がいいんでしょうけど
あっというまに(2日くらい)見苦しくない程度のダンスが出来るように
なっていた。
ダンスに関しては本当に初めの一歩が肝心というか
スタート地点でつまづいて(あるいは方向を間違えて)しまうと
どんどん正規のルートから逸脱してしまって
間違った成長をしてしまう人も少なくないと思うので
彼はいいスタートしたなーと感じました。
「モダンよりもラテンが好き」
と言っていたので、ぜひ小池栄子さんとペアを組んで
社交ラテンを続けていただきたいものです。

(DJ KAZURU)

2004年3月15日(月) 

aya


NHKスペイン語講座、4月からのレギュラーはサッカーの武田だそうです。

写真は、宝塚ホールの側にある「手塚治虫美術館」のアトムのモニュメントの前で撮ったもの。もちろん例の「ラテン・レビュー」の帰りに立ち寄りました。でも閉館中だったの、残念。

  ●      ●      ●

杉本彩の最近のモードすごいなあ。
人生露出系というか。
芸能人社交ダンス部はずっと観ていたけどここにきて
「花と蛇」だもん・・・こんなこというと私までマニアックな扱いを受けそうだけど
これは素晴しい物語なのですよ。
しかも監督は石井隆、大竹しのぶの「死んでもいい」とか
夏川結衣の「夜がまた来る」の人。
ただどう考えてもアダルト扱いの作品だから
劇場に足を運ぶのはどうもはばかられるという問題が。

以前サルサのパーティーに杉本彩が来るというので
囲み取材に参加したことがありました。
あれって有名レポーターしか前にいって質問できないから
私は横でちょろちょろしてたに過ぎませんが、えらい
キレイでした。
メイクとかすっごい薄いの。
やはり芸能人としてTVにばーんと映っている人は只者じゃない
きれいさ。
そのサルサのパーティーで彼女がちょっと踊る、という余興が
ありまして、東京の某有名キューバ人ダンス・インストラクターが
お相手ということが決まってまして、私もその様子を見てましたが
絵になること この上なし!

あれ以来サルサに興味を深めてくれていたら面白いことに
なってたような気もしますが
すっかりタンゴをたしなむようになったようですね。

(DJ KAZURU)

2004年3月12日(金) 

タイのバレーボール事情


タイのおかまバレーボール物語
「アタック・ナンバー・ハーフ2」の試写行ってきました。
これって実話なんだよね、タイにはおかまちゃんが多いとは聞いていたが・・・。
おかまっぽい喋り方とか仕草っていうのはどうやら全世界共通?

しかし、この映画に美しいおかまは殆ど登場しません。
一生懸命試合してるコートの脇でも顔塗りまくっている割には
むくわれないタイプのおかまが主役の映画でした。

5月公開予定。

(DJ KAZURU)
2004年3月11日(木) 

トーコ


うちのバス・スポンジ。
もちろん使うつもりで買ったのだけれどこの愛らしさになかなか水に浸せない。

古内東子が友人の間でブームになっていたこともあって今でもよく聴く。
「DJ KAZURUともあろう人がOLの教祖を愛聴してるとは
ナニゴト?」と言われたこともありましたが、
単純にいいと思うよ。

  ★        ★        ★

数年前に古内仲間のひとりがティンバのオリジナルを
ひっさげてTVにちょっと出演したり、ライヴ・ハウスに出たりして
話題になったといことがありました。
彼の作ったバンドの演奏する曲はティンバのタイミングに日本語の
歌詞をあわせたものでした。
そもそもラテン・バンドという形に違いなかったわけですが
創設メンバーの大量脱退という憂き目にあい、また
ラテン・マーケットの余りの狭さに業を煮やした友人が
「ターゲットを変えたい。
曲は自分が作るから詞はKAZURUが書け」と言って来たわけです。
話をきいてみれば、「広く共感を呼ぶ音楽を作るには一般的な
女心を歌詞にするのがいいと思う」とのこと。
そう、彼は変わり者ゆえに周囲の「最も一般的な年頃の女性」
が私だった。
そんな安易な発想と見当はずれの矛先が
ビッグな結果を生むわけないですよね、でも
私も努力して作詞作業を少ししたのです。
当然「内容」重視の私と「語感、韻」にこだわる彼とでは
決裂をみるまでに時間はかからなかった…。

このバンド、はたからは順調にみえて
結局はすったもんだの繰り返しの果てに
消滅したのですが、そのアイディアは稀有なものなので
またいつの日か思いもよらない形で再出現する気はします。
なんか、大阪に引っ込んでしまったDJ KAZURUと似た境遇かも。
彼も日本を離れていることが多いようですが
考えを深めたり発想をあたためたりって
いうことはどこの国でもできます。
コンスタントに活動している、いないということは
根本的な成長には関係ないかも知れません。

(DJ KAZURU)
2004年3月10日(水) 

味奉行


ようやくロード・オブ・ザ・リングの完結編みました。
とっても面白かったんだけど、
長すぎで途中トイレに行ってしまったよ。

それから先日「エレファント」という2003年のカンヌの受賞作の
試写にもいってきました。
高校での銃乱射事件がモチーフの作品ですが
銃問題というよりは高校生活の空気感を描き出したものでした。

  ●       ●       ●

映画の後大阪名物のミニ餃子の店「味奉行」で
食事をすることになったのですが、この店
入り口がすごーく低くて腰をかがめないと入れない。
その上には「頭が高い」の文字。
壁一面に遠山の金さん特大写真は飾られているし、
弓矢や竹刀がそこらじゅうに置いてある。
コースの名前は「島流し」とか「獄門」とか刑罰の名前だし・・・
非常に大阪らしいセンスの店ですが
餃子は大変おいしく、おかわりをするほど。

このお店、「エントレ」が「サルサ屋」の名前でキューバン・バーを
営業していた頃は出前のメニューに入っており
キューバ音楽談義に花を咲かせつつ
餃子を食すということができたそうです。
ま、昔の話ですが。

(DJ KAZURU)

2004年3月8日(月) 

お得なベスト盤発売しますよ


ティルソ・ドゥアルテのソロです。

ティルソのファンが日本にはとても多い
(来日のときも大人気でしたね)のを承知してるので
口に出しづらいことでしたが、
このソロはどうかと思いました。

彼はチャランガ・アバネーラのシンガーとして
とても光っていたけれど
ソロを作るときにはもっと慎重にやるべきだったような・・・。
つーかENVIDIAレーベルから出すと知ったときに
予想された結果だったんですけれどね。
だからレベルが低いということではないのですが、
しかるべきプロデューサーをつける方向性で
また彼が何かやってくれることに期待します。
私は歌手の持ち味とか、歌心よりもサウンド全体のほうを
まず聴いて気に入るか気に入らないかを
ピッと判断してしまうので、彼のファンに言わせれば
「お だ ま り」って感じのことにこだわってしまうのね。
同じことをミッチェル・マサにも感じていました。

  ◆         ◆         ◆

それから今月21日にチャランガ・アバネーラのベストが
アオラ・コーポレーションさんから発売されます。
未発表曲が1曲入っているので最近キューバ音楽に
はまりだしたって人は
とりあえずこれ買っとくといいのではないですかね。
しかし、
クィーン熱がどこでも勃発しているんですね(聴けばわかる)。

(DJ KAZURU)

2004年3月5日(金) 

DAYRONもいいぞ!


去年の夏くらいに手に入れたものですが、キューバの
ティンバ活性化につながりそうな新鮮な人材がDAYRONです、
これポスターだから見にくいかな。

最近国内じゃ大人気だそうで、珍しく私の個人的好みが
時流と一致したようでとても嬉しい。
最初聞いたときは
「いいんだけどこういうの2枚目が出にくいかも」などと
感じてましたが、きっと出るでしょう次作も。
当然私のイベントに通っているあなたはしょっちゅう
耳にしているはずです。

 ■         ■         ■

私どもがイベント・スペースにお借りしている六本木の
サルサ・クラブ「カルナバル」のホームページが出来たというので
検索をかけていたら、某掲示板にて「TIM★CUBA」についての発言を
見つけました。

「レッスン・クラスのカラーが強くて部外者が遊びにくいイベント
ばかりの中、垣根なしに思い切り踊れる珍しいイベント」
のような感じの意見を投稿してくれてた人がいて
「分かってるじゃん」
と思いましたね、まあ伝わるんでしょうねそういうの。

私はレッスン・プロの友人もいるし、現実問題として
日本人がサルサなんぞを踊れるに至るまでにはたいていの場合
誰かに教えていただく必要があるわけです。
勿論なーんとなく踊れるようになったという人も多々存在しますが
マイノリティの発言でしょう。
だから、レッスンに通ってることを否定はしません。
が、遊ぶときにそういう狭いことを持ち込むの好きじゃないんです。
踊っているときに頭の中で一生懸命カウントとっていたり
レッスンで教わったことをちまちま思い出すなんて
なんか、冴えない。

垣根のないクラブイベントというのは本来当たり前のこと。
みんながレッスンで見かける顔だったり、
昨日習った技を復習しながら踊る集いについては
もう少し違った冠を付けてパーティーを開いたら
いいと思うのですが、そのあたりの区別がぱっと見まったく
分からない仕組みになっているのが現状なので・・・。

(DJ KAZURU)

2004年3月4日(木) 

ベネズエラ発信

これはいいぞー、ZUMBAO。
ベネズエラ発信だけど、ティンクーバ的にフィットするサウンドです。
ティンバ好きに捧げる音楽としては
本当にキューバ産にこだわる必要がなくなってきた今日この頃、
特にこの2,3年はベネズエラからサルサと呼ぶには新しい試みが
見られるのでいいことだなーと感じています。
 
  ●      ●      ●

私にとってどこの国に所属している音楽なのかということは勿論
どのオルケスタなのかということもぶっちゃけて言えばどうでも良くて
気に入った曲があればそれを大切にあたためます。
つまり完全なトラック主義なので、
これだ、と思った曲をさらにDJ KAZURU MIXにしてしまう。
まあ、気にいった人に好みの服を着せるようなものですか。
ZUMBAOにもお化粧したのでちょっと先になりますが
今月末のイベントでお披露目します。

夢中で踊っている人はメイク・アップ具合に殆ど気づきませんが、
たまに同じ音源を持っているお客さんには分かるようです。
私自身は自分で作ったトラックしか聴きこまないので
どこをカットしてどう処理したかなんてことは
質問されても詳しく思い出せないんですけどね。

(DJ KAZURU)

2004年3月3日(水) 

VOICE


CUBAのロゴ見えます?
私としてはスポーティーなタンガはいまひとつなのですが
ついロゴに惹かれてお買い上げしてしまった。
これ売ってたのJASCOだよ・・・意外にも。

JASCOといえばお肉売り場で流れている「お肉の歌」
(もちろんお魚ソングにあやかった企画もの)は
志村享子さん(チカブーンの方ね)が
歌っているのだとイベントをご一緒したときに
うかがいました。
あれからしっかり聞こうと思って行く度にラジカセに近寄るのだけど
なかなか彼女の歌に出会えないのは、
BSEが再び騒がせているからでしょうか。

志村さんはワコールのブラCMの声とか
そういうお仕事いっぱいなさっているようですね、
日常的に自分の声がいろいろなところで流れるって素敵なことだと
思います。

  ★      ★      ★

坪倉唯子も「踊るポンポコリン」で注目されたときに
「《サザエさん》のように誰もが口ずさめる歌を歌わせてもらう
機会をずっと待っていた」と話していたっけ。
歌手の方は自分のスタイルを貫く仕事のほかにもいろいろ
形を変えた活動方法があるものですね。

(DJ KAZURU)
2004年3月2日(火) 

I.W.G.P.


3月になったというのにぐっと冷え込んでる。

遅ればせながらクドカンのドラマ「ウエスト・ゲート・パーク」に夢中。
TOKIO松岡の「マンハッタン」に引き込まれてここにたどり着きました。
もちろんDVDで見てるわけですが。
これって石田衣良が原作だったのね、それにしてもすごいキャスティング。
ツマブキ君に、クボヅカに、TOKIO長瀬に小雪に渡辺謙ときたもんだ。

チーマーでもガングロでもなかったけれど
池袋は実家から近いこともあって何気にリアル。

しかし、このドラマの最大の見所は長瀬母を演じる
森下愛子です。
ねずみ講でせっせとお金を稼ぎつつ、風俗店の向かいという
とんでもない立地の果物屋を切り盛りする森下。
彼女が厚底ブーツはいたり、パラパラ踊ってるとこ笑っちゃうんだけど
本当にかわいらしいと思う。
こういうふうに歳はとりたいものね。。。

(DJ KAZURU)
2004年3月1日(月) 

++「音の向こう側」By DJ KAZURU ++
〜 私はいかにして心配するのをやめてDJへの道を歩んだか 〜


本サイトに掲載されている画像・文章等、全ての内容の無断転載を禁止します。
Copyright © 2004 TimCuba All Rights Reserved.
No reproduction or republication without written permission.

TIMCUBA