DJ KAZURU
DJ KAZURU
音の向こう側
2004年12月
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2004年も終わりかー。
31日(金)

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TROPICANA誌
28日(火)

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専門を極めるために
26日(日)

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ポンちゃんとの類似
24日(金)

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ファンキー・ソンゴ
22日(水)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そろそろ師走気分
21日(火)

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魔法のスピーカー
18日(土)

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レディ・ジョーカー
16日(木)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ディスク探訪
15日(水)

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存在がセクシー
14日(火)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
クリスマスディナー
12日(日)

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いいよね、手紙
10日(金)

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Volvere Alguna Vez
8日(水)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
長野がボルドーに?
7日(火)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
国際結婚慎重論
5日(日)

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この10年
2日(木)

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一筋縄ではいかない
1日(水)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

音の向こう側 By DJ KAZURU

私はいかにして心配するのをやめてDJへの道を歩んだか

 
 2004年も終わりかー。


ここを見てくださってる皆様も、それぞれに
充実した1年を過ごされたと、お察ししますが
ティンクーバ的には、二ヶ月に一回という
開催でありつつも、コンスタントに六本木で
皆さんと、素晴らしい音を共有できました。



来年も、ティンクーバのスタッフは基本的に
大阪に住み続けることになりそうですので
同じようなペースで、イベントを行うと思います。
しかし、予定は未定なので、突然東京に
再び、居を構えて、それにともない
イベントの回数が、多くなったりすることも
ないとは言えません。

イベントの内容としては、2004年は
自分のMIXものを中心としてDJしてきたわけですが
来年は、更に充実をはかるべく、現在も
着々と試行錯誤中です。
実際に、まだ誰にもおきかせしていない、ネタも
たーくさん仕込んであります。

2005年のダンス! ティンクーバでは、より
「頭真っ白で踊ってしまう」ようなDJしますので
どうぞご期待ください。

(DJ KAZURU)
2004/12/31 
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 TROPICANA誌


1997年のTROPICANA誌を見ていたら
裏表紙の広告がマジックミュージック・レーベルで
懐かしかった。
チャランガ・アバネーラにルクレシア。パウリートと
当時の好きなアルバムは、大量にこのレーベルから
発売されていたものです。
本当に信頼できる、いいレーベルでしたね。



この号、表紙はアダルベルト・アルバレス。
マラカや、オマーラの記事から
「トゥンバオとはなんぞや」を
楽譜解説したコーナーまで、なかなか興味深い内容です。
大掃除のついでに、同様の雑誌が大量に
発見されたわけなのですが、時がたってから
読み返してみるのも、なかなか面白いものです。

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NYのサルサDJ、ヘンリー・ノウルズの
大阪でのDJレポートを、私に
送ってくださった方がいますが(ありがとうございます!)
東京では新年早々、カルナバル@六本木で彼のDJを
聴くことが出来るようですね。

私が現在レギュラー・イベントを行っているクラブが
カルナバルですが
ここですと、間近で彼を見ることが可能です!
・・・とはいっても、キューバ音楽が、お好きな
あなたには、おすすめしません。
サルサのDJというものに興味のある方が
行かれると良いでしょう。あと、NYのテイストで
踊りたい! って人ね。 

(DJ KAZURU)
2004/12/28 
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 専門を極めるために


クリスマスの時って、TVもラジオも
第九ばっかりでしたね。



日本は不思議な国です。
しかし、「歓喜の歌」の「矢野顕子バージョン」と
「遠藤賢司バージョン」は面白いです。
日本語で歌うと、その人の解釈が明確になるもんだと
思いました。

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最近きた質問。
「DJするとき、どうやって構成をきめていますか
その際の基準、方針は」

基準や方針というのは
びしっとあるんですが、説明しにくいなー、ただ
構成を決めるにあたっては、ものすごく
長い時間をかけます。
アイディアを得るためには色々な音楽をきいたりね。

私が小学生の頃、少女小説ブームがあって
「少女小説家志望」の女性もたくさん、いたようなんですが
当時、大人気だった少女小説家さんが
「少女小説作家になりたい人は、少女小説だけ
読んでいたらダメ。夏目漱石とか、谷崎潤一郎とか
世の中素晴らしい文学がいくらでもあるのだから
そうしたものを読まずして、書くことは出来ません」と
おっしゃった。
子供心になるほど、と納得したものです。
それこそが
専門を極めるために、必要な行為だということですね。

ティンクーバのイベントに比較的ラテン以外も
音楽を広く聴いている方が集まってくれているのは
本当に嬉しくて、うーん、みんな分かってるね! と思います。
それを、
「ティンクーバ」って名乗っているからには、キューバ音楽
以外のこと考えてはいかん!
なんていう集団になってしまったら、コワイでしょ。。。
普段、色々な音で耳を遊ばせてあげつつも
「今日は、キューバ音楽の良さを、めちゃくちゃ堪能したね」
という場所として、イベントのティンクーバを私は楽しんでます。

(DJ KAZURU)
2004/12/26 
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 ポンちゃんとの類似


オスダルヒアについてディスク・レビュー(12/13)の
コーナーで、ちょっとふれましたが、こちらは

彼女の最新作。



今度は、トスコではなく
フアン・マヌエル・セルートのプロデュースです。

セルートは、伝説のバンドOPUS13にいた人で、
パウロ・イ・ス・エリーテの重要人物。数年前に
ハイラ・モンピエのソロを手がけたときは、正直
ピンとこなかったけど、オスダルヒアとは相性が良いと思う、そんな仕上がりです。
個人的にはデビューアルバムが好きだけど、彼女は
セルートの路線で今後もいくのでは、と予想。

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山田詠美の「熱血ポンちゃん」
最新刊を読んでいたら、

「私は子供が嫌いだが、電車などで子供を見かけると
親には気づかれぬようにしつつ
面白い顔を作ったりして、子供の興味をひいてしまう。
そのうちエスカレートしてきて、しまいには
自分は子供が、嫌いなんだか
好きなんだか分からなくなる」

そんなことが書いてありました。
これって、私とまったく同じだ。。。

特に新幹線。
後ろに座っている子供がうるさかったりすると
私はシートの隙間からそっと、顔をのぞかせ
「顔つくり」をはじめる。

あまりの驚きで、9割がたの子供は黙ります。
そして、私から顔をそっと、そらすのだ。
この技を身につけてから、子供がちっとも
脅威の存在ではなくなりました。
その時私はどんな表情で、お子様にいどんでいるのか
それは秘密です。

(DJ KAZURU)
2004/12/24 
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 ファンキー・ソンゴ




このコンピレーション・アルバムにも収められている
KELVIS OCHOAの
「Si tu no quieres」 という曲が気に入っているのですが
曲目の後に「ファンキー・ソンゴ」とありました。
キューバの作品て、タイトルの後に、カッコつきで
SON MONTUNO とか TRADICIONAL 
はたまた GUARACHA などの
ジャンルのおことわり書きみたいなのが
よく、くっついていますが「SONGO FUNKY」か
んー、いいね。
他のアーティストのもので「TIMBA SOKA」とかいうのも
見たことありますが、そのあたりの洒落っ気がすてき。

写真のコンピは私のお気に入り、女性ラッパー
テルマリー・ディアスの曲も数曲が収録されてます。
彼女の淡々と、詩的なラップは大人向きですよ、
キューバのラップに限らず、そういったものが好きですね。

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坂口憲二がキューバなど各国をめぐって
サーフィンしたりしてた、TV「あの夏を忘れない」が
DVDになるそうですよ。
見逃した方はチェックしてみるといいかもね。

西夏ちゃんの「指差し会話帳」を駆使しつつ、女性と
会話してたのが思い出されます。

(DJ KAZURU)
2004/12/22 
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 そろそろ師走気分


あなたはクリスマス・ツリーを家に飾りますか?
わざわざそんなことしませんか。
私は自宅が狭いものですから、立派なツリーなんて
置けません。
手作りのリースに、小さなポインセチアのみ。



だから、近所のホテルに立ち寄って、ゴージャスな
ホテル・ロビーのクリスマス・ツリーを
ちゃっかり楽しませてもらってます。

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神戸でゴスペルのコンサート聴いたあと
中華料理を食べてきました。

中国料理 萬聚楼(まんしゅうろう)。
南京町ではありませんよ。中山手にある小さな料理店ですが
驚くほどしっかりした内容の料理でもてなしてくれます。
「今度、東京の友人が遊びに来てくれたら
ここに連れてこよう!」と誓いました。
私も大阪暮らしが3年目に突入ですからね、大阪はもちろん
京都、神戸もそこそこ土地カンが出てきました。
「食べ処中心」ではありますけどね。

年末年始にかけては、関西出身の友人が幾人か
東京から、里帰りするようなので
みんなでちょっと遊べるといいと思っています。
おいしいもの食べたり。
踊ったり。

(DJ KAZURU)
2004/12/21 
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 魔法のスピーカー


神戸のホテルピエナにあるパティスリーの
フルーツタルト。



絶品でした。

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どう見積もっても本来の録音よりも
「よく聴こえる」スピーカーというのがあります。
最も分かりやすい例が、大阪のレコ屋「Sweet Coco」
(以前もこのコラムで紹介しましたね)のスピーカー。

そこは世界屈指の品揃えを誇る、ラテン専門レコ屋なので
「ラテン好き」を自認するあなたなら、1度は訪れるべき店ですが
超・偏屈な経営方針なので、数回通ったくらいでは
この店を、利用したことにならないのです。
入店したら、店主に挨拶をし、
けして、機嫌を損ねぬようにしてゆくことで
「あなたにぴったりの1枚」が、どこからともなく
(本当に裏から出してくる)現れるのです。

ソムリエを相手にするときを想像してください。
「タンニンがしっかり感じられる、樽香のあるボルドーが好きです」
「若々しく華やかな、ブルゴーニュをください」
そんなふうに、好みを告げるとソムリエは1本のワインを選んでもってくる。
(CDの場合、値段に差がないのは本当に救いだと思いますが)当然
このやりとりは互いのコミュニケーションが密接であるほど有効です。
時にはなんの予約がなくても「お取り置き」されてたりします
(ここまで来るのに一体いくらつぎ込んだことか)!

そうして出されたブツでも「テイスティング」はします。
その時自宅のシステムで聴ければ公平な判断がつくのですが
店の「魔法のスピーカー」で「味見」するしかないので
本当にツライです。
とにかく、驚異的に「いい音」に聴こえる。
どこぞのチェーン店などとは比較になりません。
そんなわけで、ここで試聴するときはその分を差し引いて
判断しないといけないんですね。痛し痒しってところです。

「なんだか、客がそこまで気を遣わねばならんとは
面倒な店だな、そんなとこ行かないよ!」と
思った人もいるでしょう。
しかし、おいしいワインに効率よくあたろうと思ったら
それなりの店に通い、真っ当な知識のある
ソムリエに対して「教えてくださいませ」という態度で
色々情報を引き出すじゃないですか、同じなんですね。

「誰もが好みそうな新作」を「推薦盤」として
掲げるだけの店に通っていても自分の好みというのは
なかなか深まってゆかないものです。

(DJ KAZURU)
2004/12/18 
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 レディ・ジョーカー


私がよく使う映画館は、1階にカフェと隣り合った
花屋があり、これがまた良い感じ。



映画「レディ・ジョーカー」見てきました。

target="_blank">http://www.ladyjoker.jp/top/top.html

原作読んでいなかったので、ちょっと理解が
深まらなかった感じかしら、高村薫 様の原作を
早く読まねば。

こないだ5夜連続ドラマ「弟」で石原軍団を
これでもかってくらい見たばっかりだったので
徳重が、どうしても「裕次郎」に見えてしまった。

私のオススメは、半田刑事役の吉川晃司です
彼が、とても素敵に思える今日この頃。
徳重はすごく格好いいと思うのだけど
私って、所詮は「やや悪キャラ」のほうにひかれていく・・・。

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こないだ、このサイトにアクセスしたら
19999ヒットでした。
自分で2万ヒットを踏んじゃおーかなー、と
思いつつ、やめておいたワタクシです。
誰が2万人目の訪問者だったのかな〜。

毎日のように、ここでコラムを書いてきました。
これからも、書いてゆく、と思います。

(DJ KAZURU)
2004/12/16 
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 ディスク探訪


大好きな雑貨屋、キャトル・セゾン。



東京では自由が丘とかにあります。
自宅のクリスマスの、飾りに取り入れられそうな
アイディアが見つかりますよ。

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そんなお洒落な店の紹介の後になんですが・・・

最近五本指ソックスが手放せません。
家の中でしかはかないけど、これはかなり
健康によさそうです。

そして、青竹も踏んじゃってます。
超冷え性の私ですが、これをふみふみしている間は
足があたたかい!

台所でふみふみ。
本を読みながらふみふみ。
どこでも踏んでますよ。

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このサイトでもついにディスク・レビューが
始まったわけですが、早速
「サルサを余り聴いていない人に、音楽を紹介する
ソースとして使わせてもらいます」
「ぜひ購入したい!」などの反応が届いておりまして
なんとも嬉しいことです。

ただ、この企画は
売り手さんと、タイアップしたものではありませんので
たまに「もう手に入らないよ〜」なんて
作品も混ざってくると思います。
しかし
公的に(っていうのも変ですが)廃盤状態と
されている作品でも、探しようによっては
手にすることが可能だったりするものです。

ネット上ではひっかかってこない情報も
いっぱいありますし。
ちょっと一生懸命、探してみてもいいと思います。
それに値すると感じる作品を、今後も
取り上げていこうと考えています。

(DJ KAZURU)
2004/12/15 
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 存在がセクシー


花屋の前を通ると、つい
シャッターをきってしまいます。



ファッションの話題とかしないの? というメールが来ました。
どんなファッションでイベントに来てほしい、とか
そういう希望を書いてみたらってアドバイスです。
うーん。
私は比較的女性らしい、ミニドレスとか好きですけど
スカートでなく、メンズライクなものを着ることで
逆にセクシーな雰囲気になる人もいますからね。

似合っていることが重要なんだと思います。
それで、踊りにいくわ! って気合がほんの少し
見て取れると、あー、いいお客さんだなって思います。

なんかんのと言ってもティンクーバのダンスイベントは
男女で踊ったりすることが多いわけですから
セクシーさはポイントですね。
しかし、あなた自身がセクシーであるなら服装は
殆ど問題ではありません。
男女問わず、まれにいるんですよね、
存在がセクシーって人。
これにはかないません。

私にとって、「存在がセクシー」と「存在が文学」
これは、どうしょうもなく憧れること!

(DJ KAZURU)
2004/12/14 
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 クリスマスディナー

あなたは今年のクリスマス
ディナーのご予定は?

そろそろ各店舗ともクリスマスのメニューが
出揃った頃のようで
うちにもDMがどっと届き始めました。
昨日は地元のイタリアン、
今日は大阪・江戸堀にあるフレンチの
お店から。
でも、クリスマスにはフレンチ止めているの。
去年からかなー、よほどの付き合いが
ある店でないと、満足のいくサービスが受けられないから
というのが理由です。
「定食メニュー」になっちゃうのも不満。

意表をつくチョイスと思われるかもしれませんが
私は今年も和食の店に行くつもり。
シャンパンをサービスしてくれるっていうし・・・。

週末と重なっているから
踊りに行く!! って人も多いのかな、でもさー
なんか違う感じします。やっぱシャンパン飲みたくないですか?
ラテンクラブでシャンパン飲むって微妙だ。

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前々々回のコラムで紹介したビストロのデセール。
洋梨のケーキが美味でした。

(DJ KAZURU)
2004/12/12 
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 いいよね、手紙


安達康介写真展「CUBA LIBRE」を見てきました。



大阪会場のニコンプラザは4人のカメラマンの作品が
ゆっくり見られるよう展示してありいい雰囲気。
思わず中央ソファにごろんとなって
くつろいでしまいました。

先月は東京で開催していたようなので
足を運んだ方もいるでしょう。

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野沢尚 「破線のマリス」を読んでるところ。
野沢脚本のドラマが好きなんですよね、トヨエツの
「青い鳥」とかかつてはまってました。
最近になってキムタク&ミポリンの「眠れる森」と
岸谷五郎&鈴木保奈美の「恋人よ」を
立て続け見ましたが、これも良かったし。

「眠れる〜」も「恋人よ」も主人公の男女の間で
交わされる手紙が、重要なファクターになっていて
特に「恋人よ」は、それぞれ別の人と家庭を持った男女が
隣人として暮らしながら、手紙の中だけで本音を語り
人生を見つめるという、なんとも大人っぽい話
(シナリオ本が出てるのでそちらもオススメ)でした。

手紙って、
特別な思いをそこでは明かしても許される感じ。
心情が文字から読み取れる面白味も(ドラマ「恋人よ」では
手紙のルールとして、書き損じても斜線で訂正するだけにして
ゼロからの書き直しはしないこと、という決め事が採用される)。
いいなあ、手紙。
その懐かしさも含めて。
メールは色気がないよね、悩んで書いたものか
さらっと書かれたものかの判別もつきにくいし。

(DJ KAZURU)
2004/12/10 
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 Volvere Alguna Vez

「Volvere Alguna Vez」
という曲にはまっているのですが、お気に入りは
2バージョンあります。



ひとつはコリーン(写真)のバージョンで、もうひとつは
最近になってその存在を知ったアル&リカ(仮名)です。
私の愛するこみあげ系に属すといえるかな? なんというか
ティンクーバのダンスイベントにぴったりな感じ。
もとはホセ・フェリシアーノが歌ってヒットした80年代の
曲みたいなんですが(このあたり不確定情報)メロディの
しっかりした曲というのは、どんなアレンジにも
耐えうるところがあって(もちろん施されたアレンジが
気に入らなければそれまでですが)、どちらもいいなあ
と、しみじみ聴いております。

コリーンなんて、懐かし〜って思う人もいるかも。
でも、こういうタイプって結局その後あまり出てこなくて
私としては貴重な存在。リミックスして新たな気持ちで
楽しんでみるのも、いい感じ。

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ところで、アル&リカ(仮名)は
先日の京都イベントにも、顔を出してくれた
「マノリン信奉者の真野倫太郎くん」が教えてくれました。
彼は自身のバンドでこのユニットのカヴァーもしているとか。

コピーバンドっていうと、良く知られている曲
ヒット曲を好んでコピーしているケースが多いように
思うのですが、「マイナーな佳曲」を選んで
演奏する試み、非常に面白いと思いますよ。

(DJ KAZURU)
2004/12/08 
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 長野がボルドーに?


近所のビストロの壁。
ワインのエチケットが貼られているの。
こういうのを細かく見るのがまた楽しい。
これ、ヴィンテージは違うけど飲んだことある、
とかね。



ここもコスパに優れたお店です。
先週は2回もランチを食べに行ってしまった。
日替わりで出してくれる、スープがとてもおいしく
先週はさつま芋の日と、カリフラワーの日に当たりました。
自分じゃせいぜいかぼちゃのスープくらいしか
作らないから嬉しい
(フードプロセッサーを洗うのが面倒なだけですが)。

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これはTVで知った話。

温暖化現象により、ワイン作りに最適とされていた
フランスのボルドー地方は、20年先には
最適な土地としての、気温ではなくなるらしい。
では、今まではワイン作りには、ちょっと寒すぎて
不適当だったけど、水はけのよく、1日の寒暖の差が激しい
という地域は、20年後にはどこになるのか?
なあんと、長野県だそうです。
長野県の某地区は、現在ワインメーカーがこぞって
土地の買収に、あたっているんですと。
しかし、本当にボルドーのようなワインが
日本で作られる時が来るのでしょうか。
そうなったら良いと思うけど、国がワイン作りについて
細かく法律で取り締まっているようなフランスと
同じことが日本でも出来るとは
なーんとなく思えない。
でも、厳しい作り手が日本にも登場したら!
そんな感じで期待は持っています。

(DJ KAZURU)
2004/12/07 
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 国際結婚慎重論


こちら、「きよみずさん」入り口。



ライトアップで清水寺は荘厳な雰囲気を通り越して
ちょっと怖いくらいでした。

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大好きな弟分がまた、大阪の自宅まで
ドーナツをたくさん抱えて、遊びに来てくれました。
このコラムで以前も書きましたが、彼は来年春には
2年間の予定でニカラグアに赴任するので
なんだか名残惜しい感じになってきちゃってるのです。

彼は性格も踊りも「自由」をそのままあらわしたような
人物ですが、現在は一応会社員として働いているので
話題は六本木サルサ場事情から、サラリーマンという
システムへの疑問までいろいろ。
現在、ルーマニア人女性と交際中の彼には
スペイン語(西語で会話してるんだって)のメールが
届きます。
写真を見せてもらったらカワイイ!
ヤツは日本人の枠から少しばかりはみ出しているので
日本女性よりも、外国の女性と付き合う方が
リラックスできるのかな、なんて思いました。
そういう相手がいるならば、結婚しなくても
充実のパートナーシップが、得られるかもしれませんね。

なぜ、外国人との結婚に
私が慎重論をもちかけているかというと、こないだ
AERAの記事を読んでしまったからなのだ。
相手の国の結婚事情、また法律というものに
通じて、納得した後に結婚しないとモメた時に
いかんともしがたいことになるという事例がそこには
多々寄せられておりました。

私は、友人の中に国際結婚で、羨ましいくらいの
幸せを手に入れた人を、何組か知っているので、
離婚率が高い、などの常識的なこと意外は
マイナスイメージを、あまり持ってなかったのですが
「DVが理由であっても、夫の承諾なしには離婚はおろか
国外退出もままならない」なんて、法律の国があるなんて
知ったら、ひきますよ。。。
私の弟分もいつか結婚するのかしら?
どこの国の人でもいいけど、私とも仲良くしてくれる人が
良いな〜(って私みたいな小姑いたら大迷惑だわね)。

(DJ KAZURU)
2004/12/05 
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 この10年

京都に行ってきました(またもや。。)、今年は
紅葉が遅れているので寺めぐりには最適な時期となりました。



こちらは東福寺の一角ですが、
こういう庭園のデザイン考え付く人って
すごいよね。

 ★          ★          ★

BBSで昔のイベントや
キューバ音楽&ダンス・シーンを取り巻く環境について話題になっていましたが、昔はよかった、では済まされないくらいに色々なことが思い出されてきました。
このコラムでも何度か書いてきたことですが
そのシーンの創世期というのは
ほんの数年間であっても、実に色々な試行錯誤が
なされてきただけに、人との対話もシーンの動向もめっちゃ濃かったわけです。

私がキューバのダンスに興味を持った頃というのは
日本在住のキューバ人は二人しかいませんでした。
彼らに師事していた日本人も、「そんな時代」に
「そんなダンス」を踊ろうとしているだけあって
自分達で工夫して、ダンスを積極的に楽しんでたように
思われます。

その時代に日本でダンスを広めたキューバ人のひとりが
このたび日本を去ることになりました。
それを機に
「SALSA120%」というフリーペーパーでこの10年のダンスシーン
について発言してました。(はっきりいって、こんなこと
言ってしまっていいのか! っつー、内容です。おおこわ。)

ちょろっと覚書ですが

・サルサダンス講師はこの10年で増殖したが、その多くが
ダンスの心得がないように思われる。

・ダンス人口も増えたが、その多くはターンなどの速さや
回数を競っており、センティミエントを無視して踊っているようだ。

・キューバの踊りといえばこれだ! とばかりに品のない
デスペローテを流布するものがいる。

とまあ、ざっとこんな感じでした。

もちろん、日本人でもキューバ人でも素晴らしい技術を伝授しているダンス講師は存在しているし、一般人でも音楽を理解した素敵なダンスをする人達が日本にいるってことは、彼もわかっているでしょうが
それでも、日々、上記のようなことを感じていたのだと思うと切なくなりますね。

(DJ KAZURU)
2004/12/02 
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 一筋縄ではいかない


一番気に入っているロクシタンのトワレ。



柑橘系のなんのセクシーさもない
さっぱーりしたトワレですが、これがいいの。
不思議と年々、軽い香りを好むようになってます。
学生の頃の方がマダムみたいな香水つけてました、
ランコムのトレゾアとかシャネルのCOCO、あとは
今はなきアザロあたり。

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また、NIKITAにタンゴが特集されていて
ジョーの踊る姿が掲載されてました。
LEON系男子は果たしてタンゴに
はまってくださるのでしょうか?
それにしても、こういう「見た目」でいくとサルサの世界は
タンゴに大きく差をつけられている感が否めません。

私もジローラモ大好きなんで、しばしば
LEONは立ち読みさせてもらっていますが
最近この手の雑誌の女性バージョンが、いっぱい創刊
されて「若いムスメさんには負けませんことよ!」みたいな
オーラをはなっているのが、やけに怖いです。
NIKITAとかマキアとか、その辺ね。
「艶男」にアデオス「艶女」にアデージョ、とかいう
ルビふってるあたり、理解不可能を通り越して
笑えますよ。

なんつーか、いつまで経っても(女を何年やっていても)
肩の力が抜けずにマテリアルを追い続けるというのは
どうなんでしょうね。
しかも誌面を見る限り「そんな服で現れたら男は
驚くだろうよ!!」 とツッコミたくなるようなキワモノだらけ。
ほっとするような
ピンクベージュのマニキュアを特集してるかと思えば
「今、私たちに必要なのはガリ色ネイル」ってコピーが!
寿司のガリのこと指してるんですよ、コスメページなのに。。。

私自身は年々すっきりしてくるもんだなー、と
思っているわけですが、世間的には
年とともに「一筋縄ではいかない」女に
なってゆくというのが主流なんでしょうか。
まあ、確かに簡単な女っていうのはつまんないけど。

(DJ KAZURU)
2004/12/01 
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▼音の向こう側 2004年11月

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