| テキーラ☆シスターズ |
前回、少しだけ触れました 「某姉妹」ですが、彼女達は メキシコ大好き! テキーラ大好き! の 「テキーラ・シスターズ」といいます。

ラテンなムードを感じさせるテキスタイルを発表していて めちゃくちゃ可愛いです。 ミミ(布の端の処理してあるところ)までステキで そういうこだわりが、たまらないんですよねー。
私はマラカス柄で、現在ワンピースを製作中ですが 四角く切って、バンダナっぽく巻くだけでも アクセントになりそうです。 男性もぜひ。 これがきっかけでサルサ場で話がはずんでしまうかもよ。
難しいことはできないながらも、私は 手作り大好きなので、よく布屋さんはチェックします。 でも、ラテンなイメージのテキスタイルで気に入るものは なかったんですね。 自分の中のラテンなココロと趣味の「布」が一致したのが とても喜ばしいの。
それに、センスの良いラテン・ファブリックを作っている 女の子が、デザインも、音楽も、大好きなことをトータルに 表現しつつ、人生を満喫しているのが好感持てました。 気になることは何でも楽しんじゃえっていう、自由さに 才能が加わると、こんなにステキなものを作ることが 出来るんですね、とても応援したい!
※ テキーラ・シスターズのサイトは LINKに追加してます
(DJ KAZURU)
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| 2005/02/27 |
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| 野菜のおいしいレストラン |
キューバ音楽愛好家とボルドーワイン愛好家って ちょっと似てると思う。 どちらも自分の愛するものが そのジャンル(ラテン音楽、ワイン)の中で「王様」だって 思っている人が多いってところがです。
くしくも私はキューバ音楽も、ボルドーワインも好きなんですが どっちのマニアにも 頑なに「キューバ音楽しか聴かない」「ボルドー以外は飲まない」 って人が多いんです。 確かにラテン・ミュージックのルーツは、ほぼキューバであり ワインも極めれば、ボルドーの赤に行き着くというのは 正しい道とは思いますけどね・・・。
私も一時的に盲目になってましたが、こだわりを溶いて みると、けっこうラクになれたりします。
今、気になっているのはメキシコです。 というか、気になっている「某姉妹」が 「メキシコ&テキーラLOVE」なので、まるで興味なかったメキシコが 少し身近になっているというわけです。
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さて、 前から気になっていた「野菜が得意」という フレンチ・レストランに行ってきました。

一皿目はフォアグラのテリーヌに、甘さみなぎる トマトや葉野菜を合わせたものでしたが、蜂蜜味と ピンク胡椒があいまって美味しかったです。 これに続く、チーズを生クリームの替わりにあしらった かぼちゃのポタージュだけで、もう気持ち的には満足。
野菜農家と契約している店だけあって 肉、魚もそれぞれ出自のはっきりしたものを使用してます。

淡路島の黒鯛のポワレも、大阪泉州産のポークも 大変おいしかったです。付けあわせとはもはや呼べない 存在感の、れんこん、ポテト、いんげん・・・。 こういうビストロ風の店構えなのに、きっちりした料理を 出してくれるところが、通いやすい距離にあるというのは ホントありがたいです。
(DJ KAZURU)
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| 2005/02/26 |
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| 社長の腹 |
本日のお茶うけ。

千鳥饅頭。 千鳥屋マークの焼印が、ぴよっとついてて和みます。
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私はどうも、食生活がアンバランスな人の 言動は信用ならないなーって思ってしまうのですが いかがでしょうか。
雑誌「SPA!」に 「社長の腹」とかいう連載コーナーがあって 若手起業家の、外食に同行しつつ、お話を伺う といった内容でしたが、比較的多いのが 「仕事が忙しい時は、コンビニ弁当ですよ。今日みたいに 取材とか時間が取れるときには、こういう店で食べてますけど」 というパターンです。
その「こういう店」ってのが青山とか麻布の バカみたいな値段の焼肉とかで、なんか あなたには中庸というものがないのかね! と 突っ込みを入れたくなる。。。
3万もするステーキを食べるのと、添加物たっぷりの お弁当が交互っていう生活も、微妙な感じ。 ビジネスの成功者として、紹介されるだけあって 我々が学ぶ部分を、持っている人なのでしょうが 食卓に関しては、あれ?って。
こういう人の食事よりも ふっくら炊いたお米に、わかめのお味噌汁、 旬のお魚を煮るか焼くかして、茹で野菜を添える。 そんな「質素食卓」のほうがずっと豊かに思うんですね。 ま、そんな堅実っぽい人じゃ 誌面が、華やかにならないってのは分かりますが。
昔の知り合いで 「1日に食事の機会が3回あるとすると、1ヶ月で 90回、1年で1000回程度しかないんだよ。この先、何年生きられるか 分からないんだから、その限られた、食事の機会を コンビニ弁当なんかで、無駄にしたくない。おいしいものを 食べていたいんだ!」 と言った美食家(この人も社員数十人かかえる 会社社長だったから、社長の腹には違いない)がいましたが 本当にそう思います。 たまのごちそう、じゃなくって、一回一回の食事を 大切に思う心。
「忙しくって、マトモに食事なんかしてられないのよ〜」 そんな意見も分かりますが、やはり マトモなものを、いただいていない時は「腹」だけでなく 心が、すさみがちになるものですよ。
(DJ KAZURU)
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| 2005/02/25 |
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| あなたの必需品 |
かわいいドライフルーツの売り場を うめだ阪急内で、見つけました。

色とりどりで、目にもおいしい。
(東京しか知らない人のために、説明しておきますが うめ阪とは、新宿伊勢丹みたいな感じのデパートです。)
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「これがカバンに入っていないと不安!」 そういうものって、あなたはありますか?
お財布、キーケース、女性ならば化粧ポーチ。 そういうベーシックなものではなくて、の話です。
私の場合、ものすごい肩こりさんなので お恥ずかしいですが、「アンメルツ」みたいなやつを いつでも塗れるように、常備してます。 現在は、「インドメタシン1.0%配合、ヒフサール」ってやつ。 あと、肩こりがひどいと、頭痛にも悩まされるので 鎮痛剤もカバンに入ってます。 これがないと、バカみたいな話ですが 「ああ、今日頭が痛くなったらどうしよう!」という 想像だけで、緊張性頭痛を引き起こしちゃったりするんで。。。
私だって、小さなバッグ一つで 優雅に、お出かけしたい! でも 電車に乗る予定があれば、「退屈しそうだから本を」とか 「途中で喉が渇きそうだから、小さなペットボトルも」みたいな ことで、どんどん荷物が多くなってしまうのです。なぜか i-pod とか音楽系のものは一切持ち歩かなくても平気ですが。
ちょっと前のイイ女の代表 (故人ですが)「安井かずみ」という人には パーティーがあるというと、旦那の加藤和彦の胸ポケットに 口紅1本だけ差し入れて、あとは手ぶらだったという 逸話があります。 卒倒しそうに恰好いいです、そんな必需品の持ち歩き方!
(DJ KAZURU)
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| 2005/02/23 |
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| 自覚と責任 |
ももいちごって品種。

瑞々しいんですよ、とにかく。 冬はいちごですねー。
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以前、このコラムでも、副業選曲家のことに ちょっと触れましたが、副業と言いつつ かなりしっかりと「仕事」している人も いるわけなんですよね、特に音楽業界は。
「専業」であることと「プロフェッショナルの自覚と責任」は ちょっとだけ、別物なんですね。 実際、音楽ライターなんかでも それで生活できている人はまれ(私の知り合いにも もう、ホームレスになるしかないよー。。。って嘆いてた人が いますが、一般人から見れば比較的名の知れた人です)。
副業と言いつつも、大手のコンピCD制作に関わるような 選曲家、やDJってわんさかいるわけです。 だからって、コンピCD作ったりしてる時に 「いや、私副業DJですから」とか 言いつつやってたら、担当ディレクターは 「この人、消費者をなめてんのか?」と思うことでしょう。 その場においては プロフェッショナルの仕事が望まれているのだから。
私は、「副業」であっても 「プロフェッショナルの自覚と責任」をもって 臨んでいる人なら問題ないと感じます。 そして、副業だからっていうことで テキトー感が伝わっちゃう人って、見ててイタイ、 それはもう、どうしようもないくらいに。 ・・・あたりまえのことですけどね。
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以前、ミスったことを理由に、当日のギャラの 辞退を申し出た副業DJがいました。それは 私の友人ですが、彼らしい誠意の示しかただと思ったものです。 不本意なものを人前に出してしまったのに お金を受け取るということは、許せなかったんでしょう。
その話をきいてから程なくして、再び彼のDJを 聴きにいったのですが、驚くような 緻密なプレイを、彼は披露していました。
構成力もテクニックも、練りこまれていて、もちろん フロアの空気もかなり、クールに。 遊びなれたクラウドが多く集まっている場での DJ、というプレッシャーも、全く感じさせませんでした。
確かに、穴に入ってしまいたくなるような ミスをしちゃうことも、人間だからあるわけなんですが、そこで 次の一歩をどう踏み出すかは、人間性によるのではないかと。
ますます、彼が好きになりましたね。
(DJ KAZURU)
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| 2005/02/22 |
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| 女であることを、いつくしむために |
武田久美子って再ブーム来てますね。 彼女の本、さらりと読みましたが、女性でしたら どこかひとつは、共感できることがあるはず。

特に感じたのは 「自分は結婚してアメリカに移ったとき ここでは誰も私が女優だなんて、知らないのだから 素のままでいいんだ、 きちんとする必要なんてないんだ。 どうせ、私をきちんと扱ってくれるような社会じゃないんだわ」
と、当初思っていたのに
「アメリカという国は、きちんとした人なら とても大切に扱ってくれる。私がだらけたスタイルだったら レストランでトイレに近い席しか、まわってはこないけど 美しく振舞っていれば、良い席でちゃんと サーヴィスしてもらえる」
そんなことに気づいてから自分を見つめなおした、という くだりですね。 そして、大切なのは末端(爪先など)の手入れや 美しい靴を履くというように「余裕がないと手をかけられない 部分」の手入れを怠らないこと、と言いきり ドレスは17ドルのものでも構わない、姿勢で着こなしましょう と言う、潔さと実践する努力。
女って手をかけないと、ダメになっていくんですよ。 ま、男も手をかけるべきですが(ボディ・ケアじゃなくて 頭と心ね)。
あと、最近女性誌で 「部屋の汚い女に、美醜を語る資格なし」 という決定的な見出しを見つけて、大納得しました。
部屋も片付けられない人が、ブランドバッグを持ち 足を踏み入れたレストランで、よしんば 良い席が回ってきたとしても、そこで 美しい、会話のやり取りが出来るとは 思えませんからねー。
(DJ KAZURU)
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| 2005/02/20 |
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| こんな聴き方 |
今日のお茶うけ。

千鳥屋の栗善哉。
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ディスク・レビューのコーナーを立ち上げ、数週間。 最初は「名盤」的なものから 取り上げていこうってことでやっているので、 レビューを書く時は「もう分かりきっている素晴らしさ」を 改めて、注意深く聴いてみるという作業が伴います。 これが、なかなか面白い。
分かりきっているものに限って「その中のお気に入り曲」 ばっかり聴いてしまっていて、トータルなバランスのよさを 忘れていたりするので、「あー、こんなにすごい作品 だったのね」と改めて感心することしきりです。
私は、新譜を手に入れるたびに、 「これでもか」ってくらい最初にくりかえし、くりかえし聴きます。 それで、なーんとなく理解できたような気になると、殆ど それに触れなくなります(この聴き方は かの細野晴臣さまも同じだそうですよ、著作にそうありました)。 それはちょっとした癖のようなものなのですが、解った気になっても 何年かすると、違う耳に自分がなっているものだから 感じ方が変わるんですね。
このサイトで、ディスク・レビューをすることは 新たなきっかけのひとつを私にもたらしたみたいです。
(DJ KAZURU)
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| 2005/02/18 |
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| スペイン風炭火焼 |
友人の彼氏がスペイン・ワインの輸入業に 携わっていまして、大阪でも、スペイン料理の おいしいところないかなーと、質問したところ エル・ポニエンテを推薦していただけました。

炭火焼が中心の支店のほうを 訪れたのですが、この店の位置する淀屋橋という 地域はクラシカルで、非常に感じの良い昔ながらの ビルディングがたくさんあるの。 住友系の建物が多かったですが 建築に興味のある人にとっては よい散歩コースとなる気がします。

デザートに至る頃には満腹!
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今年は絶対、佐々木蔵之介の時代になる。と 思っているのですが、いかがでしょうか。
今期のドラマでは「Mの悲劇」と「ルームシェアの女」に 出演していますが、「白い巨塔」もよかったしなあ。。。 こういう「名脇役」キャラの人大好き、彼には 大注目しています。 女性だったら木村多江ね。
(DJ KAZURU)
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| 2005/02/17 |
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| エル・スールにて試聴 |
安野モヨコが夫・庵野秀明との生活を マンガにした「監督不行届」。

オタクとオタ嫁の生活が見事に描かれていると思う。。。 他人事ではないエピソードに青ざめてしまいました。
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今週号の「SPA!」、副業特集に載っていた 某DJ/選曲家の方の、写真キャプションが 「エル・スールにて試聴中」でしたね。
この専門レコ屋、ティンクーバ周辺の人にとっては キューバ音楽豊富なお店ってことで知られていますが ブラジル系の方の集いどころでもあるのです。 東京に住んでた頃は、週2日の入荷日にあわせて しょっちゅう通っていましたけどね。
私よりも、収集家としての温度がはるかに高い TCC福田なんかは、エル・スールで物色→ 知り合いに出くわす→音楽論白熱→ふと、ほかの客の 冷ややかな目線に気づく→じゃ、その辺でお茶でも・・・みたいな パターンだったらしいですが そういう人も多いでしょうね。
一時休業のお知らせを残念に思っている人も、きっと 多いでしょうが、そう思っている人がむちゃくちゃ多ければ 休業することもなかったわけです。
エル・スールの店主は、素っ気ないように見えても お優しい人柄でしたので、[初心者]の買い手が たとえつたない質問をしようとも 丁寧に、買うべきものを指南してくださる方でした。
こういった店を賢く利用することで、私たちは 「売らんかな」の、派手なキャッチに踊らされることもなく 最短で、良質の作品にたどり着くことができ、また 無駄な出費を、抑えることも出来たのです。
良心的なものが、真っ当にやっていこうとするには キツイ世の中。なんですかねえ。
(DJ KAZURU)
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| 2005/02/16 |
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| 神様ではない |
デパートのフルーツ売り場。

珍しい品種は勿論、ありふれた品物でも とびきりの状態のものが並べられています。 充満した香りの中に立ってみると、それは幸せ。 最近しょっちゅう、立ち寄っています。
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私の好きな糸井重里という人は 「お客様は神様ではない」という信念を持っている人ですが 本当に共感します。
勘違いしないでほしいのは、私も糸井氏も お客様を大切に思っていないわけじゃないということ。 とても、大事。だけれども お客様主体で何もかもが まわってしまうことの危険性を ものすごーく、感じているってことです。
彼は言います。
「お客様が神様であるということにしてしまえば 全ては簡単にすむ。 神様の望むようにこちらはただ動けばいいのだから」
というようなことを。
本当にそうなんですね、提供する側の人間は 何も考えなくてすむ。 言われたことをすればいい。 でも、それってどうなの? ってことです。
もうひとり、私の大好きなグルメ評論をしている人も
レストランが客を選ぶってことではないけれど 「今日は、あんたの腕を見込んで食事をしにきた だから、ひとつ頼んだよ!」という客と 「そうかい。じゃあこっちもあんたの舌を信じて 頑張って料理するからしっかり味わってくれよ」 みたいな料理人の心意気がひとつになったときに 素晴らしいお皿は生まれる。
みたいなことを、言っています。
「俺はなんでも醤油かけないと気がすまないの だから、醤油持ってきて」 そんなことを言われたら、試行錯誤している料理人の 存在意義はないってことですよね。でも、もし 「お客様は神様」であるなら、繊細な味付けに仕立てた 一皿を醤油で染めてしまうことも、タバスコで 真っ赤にしてしまうことも、お客様本意という名の下に まかり通ってしまうでしょう。
そのようなことを念頭においていただくと なぜ、私がティンクーバのダンス・イベントにおいて リクエストを受け付けないか、についても 想像していただけると思うのです。
(DJ KAZURU)
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| 2005/02/15 |
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| 久々、よい新作です |
ニカ・ガルシア。

とにかく問答無用の出来の良いアルバムなので 「ティン・クーバ」を楽しんでいるあなたは きっと気に入るでしょう。 本人は、メキシコ系アメリカ人で ラテン音楽に限らず、幅広い レパートリーをお持ちとのことですが 今回のアルバムに限って サウンドコンセプトは、思いっきりキューバしてます。
とにかく、彼女の生粋のキューバ人だったら なかなか出来ないだろうなって感じの 表現力(女優でもあるらしい。納得)が 私には、新鮮&ツボでしたが、 バックメンバーも、最高の布陣。 ファン・マヌエル・セルートが、プロデュースに 関わっていますが、彼の手がけた ハイラ・モンピエのソロ・アルバムが、遥か彼方に かすんで見えるほど、丁寧な作品に聴こえます。
キューバ音楽は、まだまだ侮れないなーと 思うのは、こういった作品に出会ったとき。 随所に「おお!」というアイディアが見つかりますからね、 いつか、ディスク・レビューの枠でも取り上げたいものです。
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「嶽本野ばら」って作家がいますけど、彼は 「シーズンを問わず黒の綿のソックス」しかはかないと 決めているそうです。 それだとどれが一対なのか分からなくなってしまうじゃない? なので、「靴下屋」でワンポイント刺繍をしてもらうんだそうな。
なんと、たった100円でできて、しかもオリジナル図案もOK。 なんか楽しい。 靴下ごときがオリジナルなんていいなー。 しかも全部真っ黒には違いないのにね。
(DJ KAZURU)
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| 2005/02/13 |
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| ちょっとした作文 |
以前、紹介した茨木の名フレンチで飲んだ ワインのエチケット。

これ、なんと お湯につけてはがしたのだと思われます。 シール使わないの?? たまにこういう店あるんだけど もうびっくり。ある種職人技。
ワインのエチケットを保存する、アイテムは 昔ヴァンテックスという名称で出回っていたのですが これがあるとき「会社ごとなくなるらしい」という噂が出回り 私の友人は慌てて、その会社に電話しまして 1000枚買ったことがありました。
1枚100円定価のところを、80円で買えたそうですが、結局 別の資本になったものの、この商品は 現在も、普通に売られております。 お湯でふやかしても、必ずちぎれてしまうのが素人。 専用シールは本当に便利。
ある程度のワインをいただいた後は 複数で飲んだためにエチケットが自分のものに ならなかったとしても、銘柄とビンテージくらいは記して 感想をちょろっと書き留めておくといいですよね。 その時は高かったかなーと思ったものでも、何年にもわたって 反芻して楽しむことが出来ます。 そういう点もワインは他のお酒と違って、奥深いと思うのですが。
映画や読んだ本の感想を書いておく人というのは 割と多いかも。 音楽はどうですか? コンサートだけでなく アルバムを手に入れるたびに感想ノートを つけている人、いらっしゃいますか? 感想文を書くのは、自分の好みを突き詰めるのに 非常に役立つので、いいことだと思います。
(DJ KAZURU)
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| 2005/02/12 |
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| 大阪B級グルメ |
これ、お魚をかたどった包丁研ぎなんですが ミニサイズで、使い勝手良いですよ。

AFTERNOON TEAで発見。裏にマグネットなので 定位置は冷蔵庫でOK。
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大阪・十三の有名店「ねぎ焼き・やまもと」で 食事してきました。 お好み焼きといえば、こってりソース味で、それが 大阪の味の定番ということなのでしょうが、こちらは しょうゆとレモンの味がついた状態で出てくるのですよ だから、ソースはありません。 この、あっさり感が新鮮でたまらなかったです。
いままで、「大阪は食べ物が美味しくて」と発言すると 必ず東京人の反論にあったものですが(私も東京人だけど。。) 「大阪はB級グルメが素晴らしい」と言えばよかったのね、と つくづく思います。実際そうなのです。
逆にフレンチの看板掲げている店に出かけると 皿からはみ出るくらいのボリューム&濃い味付けで お得さをアピールされて、困惑することもしばしば。
量が多いこと、皿数の多いことが 必ずしもコスパに優れていることには ならない、と思うのですけれどね。 腹八分目であっても、記憶に残り絶賛し続けてしまう お皿ってあるわけですから。
サルサのイベントなんかも大阪では ほんの数時間の催しであるにもかかわらず 「バンドが複数、DJもパフォーマーも複数で値段は据え置き 安いでしょ! 来て来て」みたいなものが多くて(ということは 好まれているってことなのかなー)最初は、びっくりしました。 これは、お腹が膨れて満足、ということに重点をおく考え方に 近いと感じます。
(DJ KAZURU)
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| 2005/02/10 |
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| 人生・愛と美の法則 |
NHK/TV人間講座で、美輪明宏の講座 「人生・愛と美の法則」が始まりました。

放送は毎月曜の10:25〜ですが、 テキスト読んでるだけでも、とっても面白いです。 三輪様のお言葉にふれていたら 私も改めて生活を見直したくなりました。
前回の話じゃないですが、この人も 「確固たる信念」「壮大なる美意識」に満たされている 尊敬すべき人だと思います。 美、愛、というテーマが今回の講座では強調されていますが 私が最も素晴らしいと感じることは 「強さ」です。三輪明宏のように強い精神と信念に支えられた 美しい人間ていいですね。。
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この中では 戦争前で、美しいものが周りに多くあった時代に 幼少期を送れたことが、いかに自己形成につながったか、という ことが、まず語られます。 音楽に関しても、
「今のラップなどのように強弱もない、いわば強・強・強ばかりという 雑音のような粗製濫造の音楽ではなく、ちゃんと美しいメロディーが ありました。ハーモニーも美しく、リズムがそれぞれボレロとか ワルツなどさまざまあり、またピアニッシモ、フォルティッシモ、 デクレッシェンド、クレッシェンドで大きくなったり小さくなったり という変化に富み、とても魅力にあふれていました。」 (テキストp.9より抜粋)
と述べて、ラフマニノフのオリジナル盤やコルトーのショパンを 聴くことが出来た自分は、恵まれていたと回想します。
私も親に連れられて、就学前から上野の文化会館に しょっちゅう通ってました(最近は未就学児お断りの ホールばかりなんですってね。騒いだ数人の子供のせいで そんな制度を作らざるを得なくなったわけかと思うと 悲しい)ので、その感覚は分かります。
ラップも嫌いじゃないですが、強・強・強の音楽ばかりを 耳にしていると、「静寂」に対して無頓着にはなりがちだと思います。 クラシックのコンサート・ホールで開演前、本当にシーンと なると、心が落ち着き その後、数十分は音楽と自分だけの 対峙になりますよね。 たまにはそういった時間を持つこと、悪くないと思うのです。
(DJ KAZURU)
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| 2005/02/08 |
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| 波に乗れても、乗れなくても |
フローティング・キャンドルをいくつか 買ったのですが、これを浮かべるべき器を探し中。

火をともさなくても、充分に美しい香り。
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またまた、陽の目を見なかったアーティストのアルバム発見 (すでに、活動はフェイド・アウトしたらしいですが)。 亡命キューバ人で、レイ・ルイスやマイルス・ペーニャあたりと 同じ路線で来た人だそうで、歌も悪くないし 作曲も出来る人なんだけど、まったく知りませんでしたね。 どうせ、こんなCD売っているところもないだろうから 敢えてご紹介もしませんが、こういうのって つくづく可哀想になってしまいます。 入手したものは1994年の作品でしたが、それを考慮すれば 悪くないですよ、同時期のキューバのものに比べたら かなり洗練された感じです。なのに鳴かず飛ばずとは・・・ 時代と折り合いがつかなかったのかしらね。
先日、綾小路みきまろがTVで 「最近町を歩いていると、《あっ、きみまろよー 歩いている歩いている!!》 と騒がれますが わたくしは、昔から歩いていたのでございます!」 と、言っていましたが そうなんですよね・・・本人は以前から同じ芸風でいるにも 関わらず、「時代の波」にたまたま乗ればもてはやされ 乗らなければ多くの人々に記憶されることもなく消えていく。
そういう現実から目をそらすわけじゃありませんが 波に乗ろう乗ろうとして、くるくると色を変えるよりは 確固たる信念を感じられるもののほうが、やはり好きです。
(DJ KAZURU)
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| 2005/02/07 |
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| こんなお部屋が好き |
香りを楽しむポプリといっても おおぶりのドライフラワーや、 フルーツが入っているものから 殆ど粉?? みたいな形状のものまで色々。

最近気に入って使用しているのは、このシリーズです。 白はバニラ。 赤はローズ。 ローズはグラスに入れてみたら インテリアのアクセントにもなりました。 私の大好きなショップ、シェリー・トライフル( http://www.sherrytrifle.com/)で購入できます。
今は、仮住まい気分なのでインテリアに 本気で取り組む気にもなれませんが そのうち、東京に再び居を構える時期がきたら ここで、カーテンとかもオーダーしちゃおうかなって。 というのも、私って、在宅時間がものすごく長いのですよ、だから 気に入る環境に部屋を整えたいの。 そういった、「近い将来シェリーなおうちにしたい願い」は ぶっちゃけ、ある程度の予算があればすぐにでも可能なわけですが 問題なのは、この雰囲気とメカニックなものというのが 完全にミスマッチだということです。 DJ機材だけが、この中で浮くこと間違いなしだと 想像つくことが悲しい。。。
しかし、仕事の関係とかで殆ど 家にいないという人も、よくいますよね。 男性シングルなんかだと、食事もちょっと飲むのも すべて、外出先。家では寝るだけ、みたいな。 私は一人の時間けっこう好きですからねー、そういう生活パターン とることは、今後もけしてないでしょう。
(DJ KAZURU)
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| 2005/02/05 |
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| ジビエもしくは、かに。そして生命力 |
ガーベラ、チューリップ、菜の花の アレンジです。

部屋にこういうものがあると、パワーが伝わってくる!
誰でもそうでしょうが、カラダにパワーが入ってくる、みたいに 感じる瞬間というのは幸せなものです。 音楽もそうね。 だから、癒し系というよりは、生命力を感じるタイプの 音楽に、吸い寄せられます。
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冬はジビエだジビエだと 毎年大騒ぎしている私ですが、一方に 目を向ければ、「かに」の季節でもあることに ようやく気づいた次第。
で、食べてきましたよ。 刺身から天麩羅まで、ありとあらゆるバリエで。 野禽類を食べた後は、必ず太るけど かにの場合はそういったこともなく、いい感じ。
大阪に住み始めた頃は、「かに道楽」の巨大な かにモチーフ看板に「おお!」と思ったものですが 大阪って、どんな店でも看板が巨大という法則がありますよね。 公道にどうどうと看板だしちゃうとか、お構い無しにやってる。 図々しいサガと言う事も出来ますが、アピール上手なんだと 好意的に受け止めておきましょう。 これも生命力があるってことで。。。
(DJ KAZURU)
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| 2005/02/04 |
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| 鬼才と「男らしい」女優 |
先日の「ダンス!ティンクーバ」で踊っていた 美女3人組。

3月26日も(だいぶ先ですが。。。)お待ちしています。
☆ ☆ ☆
関西圏で、昨年東京で放送された 「芸能人社交ダンス部、ダンスの本場へ行く」みたいな 番組の再放送をやっていて、私の好きな 杉本彩様が出ていたので、思わず見ちゃいました。
彼女って、バランス感覚がいいのだと思いますが キメのポーズが見事に決まる。 スタイルのよさだけでは、こうはいかない。 やっぱり「自分の見せ方」を研究されてるのでしょう。
杉本彩、といえば「花と蛇」のことは書いたでしょうか? 石井監督の才能と彩様の決意が生み出した 素晴らしい映画!
完成披露試写の時だったかしら、 彼女はインタビューで
「石井監督は業界内で鬼才、天才と言われながらも その作風の特異さが災いしてか、知名度の高まるような また、制作費をたっぷりと回してもらえるような機会に 恵まれない人。私自身、そうした人が埋もれている、今の 芸能界というものに嫌気がさしていたので、 (SMを扱うものだけに)リスキーと言われようとも、ぜひ この作品に出演したいと思った」
というような発言をしていました。
かーっ。いい女じゃないか! 私も石井監督の作品は好きですが、余りにカラーが キツイので、その後の役者生命というものを考慮した時に 「やめといた方が、無難かなー」となるのは分かります。 そこに、あえて飛び込み「何かを得てみせる」、と モチベーションの高まる彼女っていいなーと、思いますね。 本人も言ってましたが その「男らしさ」がたまりません。
(DJ KAZURU)
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| 2005/02/02 |
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| けっこう地味で、健康志向 |
前回の「ダンス! ティンクーバ」に来てくれた 千葉のインストラクター、SHIGE&MIKI(中央が私)。

0時を大きく回ってるので、だいぶへろへろ感が 出ていたら失礼!
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《これから出会いを求めて(?)六本木行ってきま〜す。》
そんなメールを私に送りつけて、ウイーク・デイから 浮かれている男がいるようですが、 一体、キミは何年そんな生活なのかね!
それはさておき、私は ほとんど夜遊びというものを、しません。 意外? 今、大阪に住んでいるからではないですよ。 東京にいるときから、オールとか無縁でした。
空気の悪いところ、好きじゃないですからね。 クラブに長時間滞在するの避けてます(自分が DJ してるときは別よ)。 タバコもだーいぶ前にやめたし。 お酒をすすんで飲むのは、食事のお供のワインだけ。 朝は常識的な時間に起きるほうが好き。 よく、ラテンな人々の間に 「音楽派かダンス派か」みたいな論争が 持ち上がったりしますが 享楽的な雰囲気にひかれて、サルサ場にいるのか 音楽が好きで、ついクラブに足が向くのか みたいな分類も、ありなんじゃないでしょうか。
私の場合「享楽的にラテンの世界に浸る」なんてことを 面白がれたのは、ほんの一瞬だった気がします。 モトが健康志向だからなんですかねえ。。
(DJ KAZURU)
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| 2005/02/01 |
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