DJ KAZURU
DJ KAZURU
音の向こう側
2007年11月
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ル・クープ・シュー
30日(金)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ル・ディマンシェ
29日(木)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
An American in Paris
28日(水)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
三島由紀夫の命日
27日(火)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
フレディーマーキュリーの命日
26日(月)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Dance ! TIM★CUBA
23日(金)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
11月のヴィヴィッドな夜
22日(木)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
崖っぷちクレソン
21日(水)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
がらくた
20日(火)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
女としての格
19日(月)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
PAUL&JOE とか虹の彼方とか
18日(日)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
マンゴーとか金柑とか
17日(土)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
パ・マル
15日(木)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ボーカリスト
14日(水)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
プリンス
13日(火)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「私のように黒い夜」
12日(月)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ダルテミス
10日(土)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コリアンタウン
9日(金)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アスーカル・ネグラについて
8日(木)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
大阪ツアーその4★ラ・クロッシュ・シェフズルーム
7日(水)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
大阪ツアーその3★ルール・ブルー
6日(火)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
大阪ツアーその2★オリビエ・ル・フランソワ
5日(月)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
大阪ツアーその1★カフェ・カリエンテ
5日(月)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
踊る陶芸家
3日(土)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

音の向こう側 By DJ KAZURU

私はいかにして心配するのをやめてDJへの道を歩んだか

 
 ル・クープ・シュー

西新宿ル・クープ・シュー



ランチに関しては、値段も構成も全く同様で
ランチをやっている、並びのビストロ
「パリ4区」よりも好きですね。どちらも
劣らぬ人気店の様子ではありますが。

このエリアにきたら黒板のメニューを拝見して
気になるメインのほうに吸い込まれてみるのが
正しい選択かも。



ロースト・ポークの前菜
エシャロットのソースかな。

長ネギのポタージュ



飲み終わると店名が登場。



こちらのバゲットに添えられるのは
かなりクリーム分の多い有塩バター。
意図は不明ですがなんとなく
懐かしい感じがします。



帆立のソテー、ブールブランソース



鶏腿のソテー、リゾット添え

魚料理のあまりのシンプルさに
拍子抜けでしたが、肉のお皿は気に入りました。



ココナツ風味のブラマンジェ


私も、東京に舞い戻り半年が過ぎ
ようやく東京的ポーションに慣れてきました。
切り替えた目で判断すればこのレストラン
味もポーションも悪くないです。
新宿駅前ですしね、立派なものですよ。
ここでランチしたあとすぐにルミネで買い物が出来る
この便利さ。
タワレコだって近所です。

ところで今年初めてのボジョレーは
こちらのお店で戴きました。
ボジョレーの味というのをそもそも
忘れてしまっているのですが、今年は
苺の風味があまりにもきつく
料理とあわせるものに思えませんでした。

やはりボジョレーは「キャフェにてさっくり」に
限ります。

タンニンの乏しいワインなんて!

(DJ KAZURU)
2007/11/30 
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 ル・ディマンシェ

秋の大阪ツアーの際に
神戸に出向いてパン狩りもしたのです。



抜群のショッピングエリアである
神戸トアロード(誰にも教えたくない
優秀なセレクトショップもここにあります。そこで
洋服を買うためだけに神戸に行く価値があると
感じるくらい、私のツボ)にある
ル・ディマンシェ。



2階3階がカフェになったので
見に行きましたが、センスの良い内装に感激。
神戸にはこうした休憩どころがぽつぽつ
あるわけですから、チェーンのコーヒー店など
必要としません。
この効率のよさが
年に数回の三宮・元町ショッピングの理由です。

一度は食すべきなのが
クロワッサン・アマンド



そして
茄子と二種のハムのタルティーヌ。

こちらは
シェフとパン職人のコラボ店なので
お食事として成立するような
パンが多いです。

ちょっとした料理って類の
パンに出会えるので、定番商品以外も
マメにチェックしたいですね。
私は無理なので関西の方はぜひどうぞ。

(DJ KAZURU)
2007/11/29 
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 An American in Paris


An American in Paris のチャーム。



カミソリに一目惚れ。
在庫希少だったので即決しちゃいました。
ディナーの前に時間調整していただけなんですが
伊勢丹は実に誘惑の多いところです。



こんなふうに使う予定。

クラッチも好きなんですが
飾ることが出来るのはやはり
持ち手のあるバッグ。

---

こんなにも「ミシュラン東京」の件が
話題になるとは思いませんでした。
私の周りだけじゃないですよね、だって
各マスコミ大騒ぎでしたものね。
来年確実に今年の三ツ星店のどこかは
降格するに違いないわけで、今から
その鞘当ては始まっているというこの恐ろしさ。

もう星の話はどうでも良いのですが
私の敬愛する外食産業コンサルタントの方が
「店は格付け・批評の対象になるのに
日本では客はその対象にならない」
という発言をなさっていまして
思わず背筋を正してしまいました。

まったくそうなんですよね。
愛している店にとって
私も、常に愛されるべき客でいたいものですが
なかなか難しい!

自分の恥をさらすようではありますが
私などエレガントに振舞っているのは
前半だけで
後半はグズグズ、チェック時の
記憶が無いなんていうのはしょっちゅうですから。
私のチームは(DJでなくてお食事の)どんな店に行っても
ものすごく自由な振る舞い、気取るということを知らないのです。

(DJ KAZURU)
2007/11/28 
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 三島由紀夫の命日

三島由紀夫の命日に行われました
真野倫太郎ソモロマキシモのライヴ。



セクシーサンタの扮装で真野君
さあ、登場です。



ラッパも出てきました。



もう何が何だか。



ダンサーをも従えて、歌うわ踊るわ。




白スーツに早着替え。



兄さん。
格好良かったですぜ。



対バンのMIMI嬢とデュエット。



こちらは楽屋でのワンショット。

実は今回、私がメイクさんとして
メンバーの女性陣のお顔を描いたのです。
なんせ
ど素人のやることですから不手際だらけですが
頑張ってみました。
時間が許されるならベースメイクから
きちんとやりたいけれど、女性の多いバンドなので
ポイントメイクだけでも結構かかります。

真野バンドにしっかりメイク派の人は
いなかったのですが、メイクアップは女性の
武装だと思うので、私は楽しんでやっています。
しっかりメイクも武装ならば
敢えてナチュラルに作りこむのもまた武装。
多少のコンプレックスならどうにでもなるので
女性の顔は便利です。

(DJ KAZURU)
2007/11/27 
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 フレディーマーキュリーの命日


フレディーマーキュリーの命日に行われました
今月の私のDJイベント。
もう最近は
渾然となっていましてお客様というものが
どこからどのようにしてお見えになるのか
把握の限りではありません。



今年の夏の終わりに行われた
海のイベントで私を見初めてくださいました
(正確には、聴きそめて、と言うべきでしょう)お嬢様とか
いやあ、最近はマイアミでルエダに興じているんだよ
というお兄様とか
私背が高すぎてあまり誘ってもらえないの、と
憂い顔でセクシーに微笑むロシア美女ですとか
そんなこんな人々が
「キューバ音楽ファン」を自認する方々に混じって
暗躍しております。

イベントTIM★CUBAは
「キューバに端を発した混紡ラテン音楽の世界」
と、銘打っているだけのことはありまして
キューバ音楽を純粋に愛でているだけの
DJはしておりません。
となれば、それに相応しいお客様に集合して
戴いていることはそのまま享受すべきなのでしょう
実際、とても幸せなことだと思います。



こちらは仙台から私のDJめがけて
折を見ては通ってくださるという方。

この「わざわざ感」が堪らないですね。
気合いの貴さ、というのが分かるんですよ。
彼だけではなく、遠方から「楽しみ」を求めて
通われている、人生に貪欲な方々が大勢いてくださいます。

今夜ちょっと六本木で時間を持て余したんだ、という
理由ではなく。

万事を排してこの空間で踊る為に来たんだ、だなんて。

楽しむことに長けている人間こそが
発することの出来る言葉ではないですか。

(DJ KAZURU)
2007/11/26 
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 Dance ! TIM★CUBA

今月も行います、ダンス!ティン★クーバ



こちらは前回のイベント時に
DJを終えてお客様とほっと一息しているところ。



(DJ KAZURU)
2007/11/23 
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 11月のヴィヴィッドな夜

11月24日開催です。
DJ KAZURUのダンス!ティン★クーバ
@六本木コパカバーナ
時間とか料金はinformation欄でどうぞ。



TIM★CUBAが7年かけて辿り着いた
キューバに端を発した混紡ラテン音楽の世界です。

DJ KAZURUが織り成す幻惑リミックスで
お楽しみください。

(DJ KAZURU)
2007/11/22 
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 崖っぷちクレソン

元CU4メンバーとクレッソニエールで会食。



CU4(私がティン★クーバ発足以前に所属していた
DJイベント・チーム)解散後、彼だけが現役バリバリ
夜な夜なサルサクラブに出没しています。
私も他の元メンバーも
ふらりと踊りに行くということは
殆どないですからね。



彼の口からは次々と
サルサ場における色気のある話が
繰り広げられまして、みんなそんなに
ハッテンしているのかと驚愕しました。
DJの練習ばかりしているうちに
世間から取り残されてしまったようです。
「君のDJはテンション高すぎて
ナンパな気持ちにならないよ」
とは
いったいどういうご批判でしょうか。

それにしてもこの店
Hanako発売後
見事に惨憺たる有様になっておりまして
グラスは揃わないし
電話は鳴りっぱなし(ディナーの時間帯に
予約電話をかけるのは、真っ当な顧客の
することに非ず。即ち雑誌効果の証ですね)
支配人のお顔にも疲労が明らかでした。

某サックス奏者に
これでご満足? と、伺いたいくらいです。

このオードヴルヴァリエも



なんか貧弱になったような。



クレソンのグラニテをはさんで戴いた
クスクス・ロワイヤルは良かったですけど。
スープたっぷりかけると、異様にお腹が
膨れるやつね。

Ch.BEAU-SITE 1999



これ飲むの何度目だろうか。
メルシャンの営業に
プレッシャーをかけてもらったものの
新銘柄はいまだ入荷せず。ボー・シットは
好きなのでいいですけど。
いっそキッコーマンとパイプを強めて
カントメルルとか入れていけばいいのになあ。



珍しくフロマージュ。
結局ニュイ・サン・ジョルジュのマールを
ガンガン飲まされてサービスの不備を
ごまかされた感じでしょうか。

前回、弟がマールを手酌でやってしまうという
暴挙の現場を押さえられた(だからボトルは
テーブルに置いて行っちゃダメなんだってば)
事実がありますので私も何も言えませんが(支配人に
「葡萄のお酒を好まれるとは、さすが
姉弟でいらっしゃる」と失笑された)。

二次会は
近所のCLAUDIA。

チョコレートのテリーヌと
りんごのコンポート。



イタリアン・バルであるにも関わらず
常に私はドルチェだけの利用です。
新宿で食事した後に、適当なカフェで
ありきたりのケーキを食すなら、クラウディアで
ドルチェとエスプレッソというのが
好きなパターン(クレッソニエールには
エスプレッソがないのですよ!)

深夜までやっているので便利です。

CU4なんつっても
もうどなたも知らないでしょうが、私にとっては
ラテンDJ人生スタートの
大切な大切なきっかけになった団体。
やはりここの元メンバー同士集まると
しっくりした会話が出来ます。いい夜でした
飲みすぎたけど。

---


【ダンス!ティン★クーバ 2007 vividな夜】

11月24日(土) 20:30-24:00
料金:2000円1ドリンク付    
会場:六本木コパカバーナ
(六本木3−11−6 3階 03−5785−3627)

前回は台風に見舞われたため、欠席を余儀なくされた
方々から「今月は絶対」
との意気込みが既に多々寄せられています。
DJ内容は同じ人間のすることですから
大飛躍というわけにはいかないでしょうが、前回よりは
僅か、一年前と比べたらとても豊かな。
そんなあたりを目指していきます。

(DJ KAZURU)
2007/11/21 
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 がらくた


「がらくた」



「虹の彼方」の直後に読んでしまったからかも知れませんが
今回の江國香織はいまひとつ、ピンときませんでした。

「不行き届きなことをしてほしいの」

っていうのは名言だと思いましたけど。

まあ、狂気すれすれの関係を
こともなげに書くのには
長けている方ですよ。

---

歌舞伎町の信濃屋で
グルメ美青年と共に、レストランに持ち込むための
ワインをチェック。
3000円から5000円程度のボルドーが
充実しているのですごくいいです。
回転も速いですね。今回は2004が目立ちました。
ラダム・ド・モンローズやディッサン
カマンサックあたりを物色。

いかにも、ご近所のホストクラブ勤務であろう
使い走りのお兄さんが
ヴーヴ・クリコ買いに来ていたり、この店は
お客さんも異質です。

一体そのイエロー・ラベル、君の店では
お幾ら万円なのかね??? と
質問したい衝動が。

---

ミシュラン東京。
こうしたものは下馬評に興じているときが
一番楽しいのだとつくづく思います。

掲載店の発表はすでにありましたが、やはり
フレンチも寿司も同時に評価するって無理がないですかね。

個人的には最近思い返していたシェフの店が
一つ星にランクインされていまして感慨深かったですけど
そうなったらなったで予約が取りにくくなるなどの
弊害もあるわけで微妙な空気です。

ちなみにその一つ星は
白金のシェ・トモです。

昔、ポール・ボキュ−ズ・ル・マエストロで
シェフをなさっていた市川知志さんのお店です。
最近食してないので(というかグランメゾンに行く機会が
めっきり減っている)、かつての印象ですが
市川氏は優雅で自信に満ちた
素晴らしいとしか言いようのない料理を作る方です。

半年後くらいに、また行ってみようかしら。

勝手なものですが
マイ・ミシュランとか良く考えるんですよ。
フレンチはここ、中華はここ、
バーはここ、待ち合わせのカフェ
騒げる店、などなど携帯電話に色々と
登録されていますので、そのメモリーこそが
まさに私だけのミシュラン。

もちろん踊りに行くならTIM★CUBA
というオチで御座います。

美しく音楽に溶け込む瞬間を
味わっていただく為の空間。

一ヶ月にたった一日しかオープンしないなんて
不遜な感じもしますが、皆様のお越しをお待ちしております。

---

【ダンス!ティン★クーバ 2007 vividな夜】

11月24日(土) 20:30-24:00
料金:2000円1ドリンク付    
会場:六本木コパカバーナ
(六本木3−11−6 3階 03−5785−3627)

(DJ KAZURU)
2007/11/20 
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 女としての格

バンボレオのコンサート。
キューバのアーティストなのに
これ以上はないというくらいアメリカ的な
レストランでマスタードをまぶされた
海老をつまみに赤ワインを飲んでから行ってしまいました。



品川にはエノテカもあるけど
あのお高い設定には納得がいかないので
OUTBACKに滑り込んでみた次第。



村上龍氏ともものすごい久しぶりに
お目にかかりましたが
殆ど私のこと、忘れてましたね。ひっどーい。
私も長いこと大阪に引っ込んでいたので
無理もないけど。

ぼおっとしてる間にだいぶメンバーが
変わっていました。



バイオリン兼コロの男性は良かったのではないかと。
私は自分がバイオリンやってたこともあって
親しみがわきやすいのです。



全体的には集中を欠く構成で、私
一曲目のFIEBREのみ最前列でわーっとやったあとは
ずっと2階で鑑賞してました。というより
2曲に1曲は休憩してました(ステラボール
2階のロビーは広くて快適です。音は漏れ聞こえるので
これは、と思ったらホールに戻る、の繰り返し。他に
同様の行動をしている人は皆無でしたが、この方法で
体力を温存できました)。

何よりタニアさんてメイン・ボーカルの方。
最近のバンボレオしかご存じなければ、問題のない
方と認識されるのでしょうが、例えば
バニア嬢と比べてみれば
女としての格が全く違うんですよね。
どうしても私はバンボレオ初来日時の西麻布イエロー
の光景、あの神々しいまでの存在感と
比べてしまうんですよ。

単純にセクシーとか、歌の表現力とか
そういったものでもなく、総合的な女力の
問題なのだと思います。そして、それこそが
音楽の説得力に繋がることなのだと感じるのです。

---

さて、
今週末は私のイベントも控えて御座います。

【ダンス!ティン★クーバ 2007 vividな夜】

11月24日(土) 20:30-24:00
料金:2000円1ドリンク付    
会場:六本木コパカバーナ
(六本木3−11−6 3階 03−5785−3627)

(DJ KAZURU)
2007/11/19 
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 PAUL&JOE とか虹の彼方とか

PAUL&JOE のネイルファイル。



レオパードの新柄は、表も裏も可愛い。



---

小池真理子「虹の彼方」



なんて素敵な恋愛小説でしょうか。
新聞連載時から注目の作品でしたが
一気読みしたほうが絶対いいです。

さすが三島派って感じでして、主人公二人の
「 」に収められた科白が名言だらけ、しみいります。
志摩子が始めて広尾の部屋に行ったくだりなんか
もう、最高。
いやしくも
人間様に生まれ付いてこのような恋が出来なければ
しなくてよし。
最近、周囲に頑張って恋愛しようとしている人が多いので
つい、そのように考えてしまいました。

---

AIという女性シンガーが
キューバで音楽と触れ合う旅をする番組の放映が
今月23日にCX系で予定されていますが、これは見たいです。
予告をちらりと拝見した限りなかなか
AI嬢溶け込んでいる様子でした。

CX系といえば看板番組に月9なるものがありますが
現在放映中の月9にて、主役を務めている
福山雅治という人は大変素敵ですね。
あんな人気者を捕まえて今更何を、と
言われそうですが、彼を見たさに
月9「ガリレオ」を拝見している私です。
原作の東野圭吾も面白い小説を書く人ですしね。

(DJ KAZURU)
2007/11/18 
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 マンゴーとか金柑とか


真野倫太郎君が
宮崎物産館に赴き名産品を

仕入れてきてくれました。



金柑のシロップ漬。



これは美味。苦味と甘みのバランスがいい。

マンゴージャムも秀逸で
ジャムというより、フルーツソースとして
大活躍です。
チキンを煮込むときの
隠し味としてもいけそうな予感。

「おネエMANS」でマロンちゃんが
焼肉のたれ、イチゴジャム、オレンジジュース
という驚愕のマリアージュで
ソテーした後のチキンを煮込むという
料理を披露していましたが、そこからの思い付きです。

こんな下らない番組
見ている人は少ないかも知れませんが(我が家では
「バラエティ番組の定義がばかばかしいってことだとしたら
是ほど真っ当なバラエティ番組はない」と言われている)
私は、「おネエMANS」を拝見すると
我が身になぞらえてしまい
笑いが止まりません。
なぜか話が盛り上がってくると
罵り合いみたいになるところとかね。ゲイ友と
一緒にいる時いつもそんなふうに
やりあっているものですから。
あの毒ずき方、女性もしくはノンケ男性相手では
有り得ません。グサッとくる言葉の応酬。


で、真野氏がリーダーである
バンドの演奏会があるようです。
これがなんと私のDJイベントの翌日でして
今月最後の週末は
2デイズで濃いものを楽しめるわけです。

■弁天サルサナイト
 11月25日(サンデー) 18じオープン
 19じ:アスタエルドミンゴ
 20じ30ふん:真野倫太郎ソモロマキシモ
 料金:2000えん(別途飲み食いオーダが必要です)
 場所:新中野弁天

(DJ KAZURU)
2007/11/17 
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 パ・マル


グルメ美青年と目白台パマルへ。
彼は毎週自宅から徒歩5分のこのレストランにて
昼食をとっているとのこと。
カウンターもないのに「お一人様敢行」見事です。



スターターにはシーズンの牡蠣。

前菜2種は、
盛り付けに大阪・大西亭を髣髴とさせるものがあり
しばし感慨。

蟹と帆立のタルタルと、



鶏レバーのパテ。
どちらもしっかりしたお皿で大満足。
パマルのレバー・パテはとても私に合いました。

メインは
鴨のコンフィと



牛バラのステーキを選択。
明らかに鴨の勝利でしたけどね。
塩加減も火通しも好バランス。

老舗ビストロの割に、ワインリストに幅がなく
グラスも貧弱で微妙ではありましたが、ランチでもありますし
ということで、オー・メドックから
軽めのCh.Beaumont 2003を選択。



このシャトー、ベイシュビルと同じ所有者のようですが
だったらベイシュビルを飲みたいものです。
料理の力強さから言っても、大丈夫なはず。

私がパン好きなことを
相方が伝えておいてくれたらしく、この日は2種が
出てきました。



やわらかいバゲットとくるみのデニッシュ生地に
近いパン。
前者は物足りず、後者は
料理に合わせるようなパンではないと
感じましたけど、文句を言う気にはちっともなりません
だってこのコース
ひとり2,000円しないのですよ
VIVA コスパ!!

デセールは
クレーム・ブリュレと



りんごの赤ワインコンポート。

しかし、この美青年ときたら



新宿伊勢丹で(私もよく出没するエリアではありますが)
ハモンセラーノをカウンターで食べたとか(あの高いやつか!)
Beにてアラン・デュカスのシャンパン飲んだとか(こちらは
まあ、お手ごろ)、今度はどこそこの
レストランに行ってみたいとか、そんな話が止まりません。

しかし美味なる食事というのも
相方の資質は重要。共に120%楽しめる相手というのは
なかなかいないものです。
会話が楽しいことは勿論ですが、ワインの嗜好
食事の嗜好もある程度似ていないと困ります。
だから彼も食事の相手に不自由しているとは
とても思えないイケメンながら
「お一人様」でいることを敢えて選んでしまう
ことが多々なのでしょう。

充実のディナー(乃至ランチ)を満喫できる
相手にめぐり合ったら大事にしないといけません。
だって
そうはいないんですから。

(DJ KAZURU)
2007/11/15 
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 ボーカリスト

ティンクーバの外郭団体メンバーである
細いお姉さんと太いお兄さんと共に



飲み会@オフィス・ティンクーバ。



英国支部長からJANPAN(ジャンパン)なる
発泡日本酒を貢がれたのだが、それで乾杯。
日本酒が発泡している、そのまんまの味わいですが
何がおかしいってkabaって表示されていたんですよ。
スペインのカヴァの真似か?と思っていたら
ラベルに小さく「蒲酒造」とありまして、いやー
洒落が利きすぎているな、と。



ボルドーは2本、
シャス・スプリーンのセカンド2003と
フロンサックのラモリエール1998。
前者は分かりやすく、後者は落ち着きとレア度を
楽しむという感じでした。



これまた英国支部長の土産である
塩で野菜などをつまみながら飲みます。

あとケーキね。



しろたえのシュークリームとチーズケーキも
差し入れられました!


---

ボーカリストの影響力は
すごいなあと思うのです。

どんなに編成の大きいバンドであっても
例えばオーケストラがバックの歌唱(マーラーの
歌つきシンフォニーとか)であっても
人間の声はその音楽全体における
ものすごい割合を占めてしまう。

逆に言うと
結構バックの演奏が良くても
歌がいまひとつだと台無しってことですが。

コレ歌が誰々だったら
最高の一曲なのに、なんで
こんな歌手使ったんだ! みたいな
感想を抱くこと、ありますもんね。

(DJ KAZURU)
2007/11/14 
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 プリンス


今シーズンは
絶対この色。



KOSEエスプリークのBR301ですが
ヌード系ネイルカラーの
信奉者だったら、マストですよ。

私はコレ一本でこの秋冬を
乗り切る所存です。
ヌードカラーに拘るのは、傷がついた場合に
目立ちにくいこと、服の色を選ばないこと
お食事の際に
食べ物やワインの色を邪魔しないこと
などが理由ですが
特にこのカラーは
上品なラメが最高。

---

PRINCEのLIVE DVDを見ていたら
何だか目がそらせなくなってきて
食い入るように見てしまった。

もともと好きなんですが、やはり
凄いと思いました。
あのサイズ感といい、一挙手一投足の鋭さといい
眼差しの意味深い感じといい
かなりやられますよ。
彼のステージングはすべての芸能関係者が
何かしらの形で
学べるものがあるのではないでしょうか。

彼も畸形的に発達した
ミュージシャンですね。
あのざわざわした音楽は刺激的だけど
けして心温まらないし(それが良いってことよ)。

しかし考えてみたらプリンスって
ネーミングも素晴らしい。
ハンカチ王子とかハニカミ王子とかじゃなくて
もう、そのもの!みたいな。
まあ王子ではなくて殿下なんだけどさ。

(DJ KAZURU)
2007/11/13 
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 「私のように黒い夜」


「私のように黒い夜」



なんと薬品とサンタンニングによって
肌を黒くして、南部のディープな
黒人社会に潜入してしまった
白人男性の衝撃の記録です。

かなり引き込まれます。
ブラック・ライク・ミー。

---

紛い物のジャズに
マンボなどを混ぜ込んで踊るという
イベントが御座いまして(当然
主催側は紛い物であるという意識はないでしょう
私の勝手な主観です)潜入してみたのですが
これが想像以上に退屈で
フライヤーに飾り立てられた言葉が如何に
当てにならないものであるか、ということを
今更ながらに学んだ思いで御座います。

踊るコンセプトでありながら
踊れない。

セカンドフロアのハウスDJによるプレイのほうが
余程盛り上がっておりまして、いやー、やはり
ハウスは踊るための音楽なのだな、と。そして
ジャズやラテンは(日本において、というにしておきますが)
何か仕掛けがないと踊ることが難しいようです。

悩むしかないのです。私も含めて。
てゆうか滅茶苦茶に悩んできましたよ、私は
勿論、まだまだ悩み続ける予定。

前回のイベントで
「毎月毎月大変でしょう、これを作るのは」
って労って下さる素晴らしく思いやりのある方に
出くわしましたけど、うーん
よく分かりましたね、この大変さが! みたいな。
そりゃ大変なもんですよ。

思い付きを並べ立てるのは容易ですけれど
そんなカンタンに
格好良くって新しくって
クールで、みたいなこと出来るわけがないです。
DJのテクニカルな面を鍛えるのは勿論ですが
楽典の勉強をしてみるとか
クラシックを聴いてみるとか、本読むとか
切り口は色々ある筈なんですが。

(DJ KAZURU)
2007/11/12 
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 ダルテミス


代々木ダルテミスにて会食
師匠(また言っておくけどDJではなく
ワインとか洒脱な生き方における師匠、の意)と
彼の美青年コレクションの集い。
いくらなんでもフレンチに男ばっかりというわけにも
いかないので私も呼ばれているんでしょうが
こちらとしましても目の保養になりますので
利害一致というところです。



代々木にこんな店が! と思いました。
この店の周囲だけ広尾っぽい。

ハモンセラーノ、サラダ、ポンム・フリットの
つまみ三点セットを一応オーダーするも
肉食揃いの我々、肉選びに余念が御座いません。



6人も肉食が集うといいものです。

・皮付きバスク豚、バラ肉のポワレ



・ブータンノワール、りんごのピューレ
この血がたまらないです。

そしてフォアグラ関係がとても良かった。
改めて自分がピジョン好きであることも確認。

・サトイモときのこのテリーヌ、フォアグラのポワレ



・鳩とフォアグラのパイ包み




ブラン・ド・ブランで乾杯して
それとは別に赤を三本(うち一本はビオ)でしたが
カントメルルに適うものなし、2001ですから
ヴィンテージはよくないかもしれませんが
落ち着きといい、格を感じます。
なにより良心的なお値段でした。

デセールはメニューにあるものを
全部オーダー。

・クレームダンジュ、ブルーベリーソース
・赤ピーマンのクレームブリュレ
・フォンダンショコラ
・さくらんぼのクラフティ



ワインも食事も良かったです。
デートというよりみんなでざっくばらんに
お食事する店という感じでしょうか。

会食中私の隣の青年は
「●●君のデコルテって綺麗だねー」
とか
「あのシェフの体つきがイイ!」
とかいうことを延々語っていたのですが
女性に興味のない美青年が
こんなにも世の中に多いというのは
我々女性にとっては絶望的な状況かも知れません。

*1
後日新宿某レストランの支配人にダルテミスの
話をしたら、予約の取れない店ですよ、と。
内情をご存知の様子。カントメルルの値段を告げて
競争心を煽っておきましたので、新宿では
来月あたりさらにお安くこのワインを飲める可能性が!

*2
さらに後日、友人による
ダルテミスでのブッキングミスが発覚。
いくら人気店とはいえ
あってはならないことです。
新宿某レストランの支配人いわく
「伝説を作ってしまいましたね…」。

(DJ KAZURU)
2007/11/10 
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 コリアンタウン

弟と職安通りコリアンタウンへ
目指すガムジャタン専門店に辿り着くまでの
光景が十分物珍しいものですから
きょろきょろしていると
客引きに出会います。

「ステキナカップル、ウチノミセドウゾ」

なるほど、コリアンタウンにおいて
食事処を求めて彷徨う男女に向けて発せられる
これは、風俗街における男性へ向けられる
「シャチョウサン、イイコイルヨ」
と、同様の誘い文句なのですね。
弟といるところを
素敵なカップルといわれても
嬉しくも何ともありませんが。

「宋家のガムジャタン」にて
鍋が煮えるの待ち中。



ガムジャタンというのは
じゃがいもの入ったお鍋ということと、知りました。
あとの具材は肉、葱、以上。



骨付きの豚肉、というよりは
骨の周りの肉をこそげながら戴く、そんな鍋。
私はフレンチレストランでも平気で
骨を手で持ってしまう人ですから
お手の物ですが。



〆には韓国うどんを投入(隣のテーブルは
インスタントのラーメンを選択していましたが
うどんにすべし、でしょう)。
冷麺と同じく腰がしっかりしていて美味。
ですが、ずーっと
同じ味を食べ続けるというのが
私にはどうも難しいです。

口内が唐辛子でひりひりになったので
甘いカクテルでも飲みにいくか、ということで
そこいらじゅう溢れているホストを横目に
新宿三丁目まで歩いてクレッソニエール。



キールにラズベリーをひとつ
落として頂きました。
私の顔を見るとキール。反射的に??
他所ではキールなんてまず飲みませんけど
ここでは必ず、ですね。



シャリュテリューズとレミ・マルタンで
カクテルを。

さて
ついに発売と相成りましたね。



これが問題のHanakoですが
杉原支配人の写真映りが悪くて
憤慨しましたよ。
例のサックス奏者は間近で見るより3割増しくらいに
写っているのにどういうことでしょうか。
しかも「氏のいつもの席」って
私の席が掲載されちゃっているじゃないか
この構図、10/30「英国支部長来日」の
写真と同じ!
あなたいつももっと奥にいらっしゃるのに。。。

しかし杉原支配人について
「チャーミング」と評していたのは絶妙でした。
話題は豊富だし、お酒の説明もスマートだし
「ファンが多い」のもそのとおりだと思います。

レストランは料理・ワイン・サービスの三位一体
ということから言えば、この店のワインとサービス
二台柱が彼の双肩にかかっているんですよね。

冬に向けてシャンパンはポメリーとランソンが
参入し、ボルドーはポムロールの某シャトーが
仕入れられることはほぼ決まりのようですが
リストに掲載されるのはお値ごろ感の問題もあり
ランソンのみになる予感。

セラーには私の我侭の名残で常時数種の
ボルドーがあるわけですが、そういうことは
Hanakoには書いてありません(当たり前だけど)。
ちなみにボトルキープとの呼び声もあった
ニュイ・サンジョルジュのマールは
この日空になりました。
次回から何を出してくるのか、これまた
お手並み拝見、となるわけです。

*このhanakoは10/15の当コラム
「私のカクテルだったのになあ」と
あわせて読むと面白いと思います。
しかしレストランに興味のない人にとっては
どうでもいい話題ばかりで申し訳ないですね。
忘れた頃にキューバ音楽の強烈な話題を
どーんと書きますので、適当にお付き合い下さいませ。

(DJ KAZURU)
2007/11/09 
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 アスーカル・ネグラについて

先日のイベントでアスーカル・ネグラの
初期の作品を再度リミックスしたものを
かけたのですけど、最近のお客さんだと
そもそもこのバンドの一枚目とか
聴いたことない方多いようで、質問をうけたりしました。

ティン★クーバ的にはPLUG時代に
よく使用していたネタですが。



このバンドの最高傑作は、なんといっても
日向大介氏がレコーディングさせた(あくまで
ハイラ嬢×日向氏のヴァージョンが良い。上の
画像のCDに収録されてはいません)
Vengo de estreno
だと思うのですが、一般に流通した(コンピレイションに
収録されている)のはカットバージョン。
そのフル・バージョンが我が家にあった(あった
なんて言ってますが、せがんだ&戴いたの意)こと
思い出しまして、こちらも再度リミックス致しました。

次回のイベントで使ってみようと思いますので
オリジナルをお持ちの方は、予習を願います。
カットバージョンと比べても私のリミックスは
短くなっておりますが、もとのネタは
8分程度ですので、凝縮間のある仕上がりになったかと
勝手に思っております。

とはいえダンス・リミックスですので
踊りながら聴いて頂きたいという思いも多くて
困りますね。
一晩で2回流すから、一回は踊って楽しんで
もう一回目はじっと聴いてみる、なんていうのが
理想です(実際やったらきっと相当
馬鹿馬鹿しいことになるので、絶対やらないけど)。

(DJ KAZURU)
2007/11/08 
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 大阪ツアーその4★ラ・クロッシュ・シェフズルーム

ツアー最後のレストラン。
今回はちょっと上等なランチ
という感じでしょうか。



大阪で最近人気の川田シェフがいらっしゃる
ラ・クロッシュ・シェフズルーム初訪問。



広々としたキッチンがカウンターから
ばっちり見渡せます。



珍しいシャンパンがありました。
けっこう大きなフルートに注がれます。



アミューズは羊のテリーヌ
酸味の強いマスタードと塩で戴きます。



・舞茸とシャンピニオンのフラン、モンサンミシェルの
ムール貝添え
温かいフランの前菜、とても好みです。下の写真は
・富山産ズワイガニと茄子のキャビアドーベルジーヌ



・鯛のポワレ、下の写真はピーナツの新芽の拡大




グラニテ、そして
このパンは堀江「シゲヒロ」の
ものだそうですが
上品で味わい深く、バゲットとは真逆の発想です。
北海道の無塩バターとエシレが選択できますが
もちろん無塩で。



・仏産バルバリー鴨のエギュイエット、シードル風味
・米沢豚バラ肉のギネスビール煮込み



デセール盛り合わせ



コート・ド・カスティヨンらしい粗野な味わいの
La violette 2004

大阪フレンチの定石にもれずこの店のリストも
ブルゴーニュ主体でしたが
これがあって良かった。

大阪フレンチツアーも
意図したわけではなかったのですが
こうして振り返ると、徐々に料理の
クラスが上がっていくという結果に。

気兼ねなくわいわいやるなら
ルール・ブルーは最良ですけれど
料理とか店の雰囲気とか総合的には
やはりシェフズルームのようなタイプの店が
居心地いいです。

(DJ KAZURU)
2007/11/07 
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 大阪ツアーその3★ルール・ブルー

私が大阪らしいフレンチの代表格として
挙げるのが、江戸堀に在るール・ブルーですが
今回は4人での襲来なので、店としても
びっくりしたでしょう(いつも友人とふたりでも
十分に騒がしいのでマークされている)。

「お久しぶりです。
今日はすごい集団だな、と思いました」

って言われちゃったじゃないか。

お洒落といえば聞こえは良いですけど
上から下までヘルムート・ラングとか
一般人が着ないような
ドルガバに派手なサングラスとか
黒ずくめのグッチとかみんな
すごいファッションなので目立つ!
…ハイブランド着ていないの
私だけっていうこの悲しさ。

なんと一本目から
マルゴーのディッサン(しかもヴィンテージ
2000!)



澱がありましたので
デキャンタージュしてもらって。。。



鴨とフォアグラのテリーヌ、黒胡椒の
シロップと香辛料の入ったパン

この店は私の愛するタケウチのバゲットを
使用しているのですが、口に入れた瞬間
懐かしさがこみあげてきました。
こういうバゲット東京にはないのだろうか。



和歌山産カツオを地胡瓜のタルタル、バジルの
ソース茗荷添え



スイス、グリュエールチーズ入りオムレツ
こうしたメニューがあるのは
シェフの自信が垣間見れるというもの。



和歌山産平目のバターソテー、うに・ズワイガニ
ホウレンソウのバター蒸し添え、オマールのアメリケーヌソースで。
これは定番の一品ですが、訪問するたびに食べてしまいます。



シャラン産鴨胸肉の炭火焼とフォアグラのソテー赤ワインソース
レンズ豆の煮込みとジロール・砂ずりのコンフィ添え



根室産蝦夷鹿腿肉のソテー、ジャガイモのピューレ
ホウレンソウ、アピオス、フレッシュトリュフ添え。
アピオスっていうどんぐりのようなルックスの
芋は流行なんですかね、他の店でも見かけます。



我々もインパクトがあるのは
見た目だけではありません。
全員料理に対しての批評がキツイので
「おいしい」と一言で終わることはまずないですし
そしてワインについては更に批判がましい(声は大きいし)。

ワインリストに書かれているものが
ことごとく品切れであったことに立腹した
我々、ついには店がリストには掲載せず
隠してあるボルドー3本を
出させてしまいました。

で、選んだのが
Ch. Clos Des Litaries 2003



いやー!もう
なんでこんなすごいの飲む羽目になってしまったんだ。
炸裂する師匠のワイン解説など、最早吹き飛ぶ!
エチケットに記されているとおり
拝んで飲むような気持ちです。

しかしこの店、水で食事している
お客様が少なくないのには驚かされます。
我々もたいがい批判したり、細かな
注文をつけますが、上記のようなワインを
抜いた上での発言ですからね、水で食べている人が
ケチつけたら単なるクレーマーだろうけど。

酒が飲めない状況であるならば
せめてガス水とか料金の生じる水をオーダーしたら
如何かなあ。
水を片手に食事している人っていうのは
カフェで
コーヒーはいりません
ケーキだけ下さい、っていうのと
なんら変わりなく見えます。

ルビーグレープフルーツとシャンパンゼリー



ソルベ

予想外に立派なワインを飲んでしまった為
予定されていた
ワインバーへ移動することもせず
またしても2次会はホテルの部屋で。
すぐにあられもない話題になりがちな
集団にはこれでいいのかも。



ちっちゃなミラーボールが可愛い。



これを最後に
また友人と数ヶ月単位で会えないかと思うと
どんなにバカみたいに騒いでいても
悲しさが募ります。

君たちは、共依存だ

と、師匠に評されてしまった私たちですが
お互いに近くにいてあげることもできないし
それぞれに生きていくしかないこと分かっているのです。
それにしても、共依存と言われて
否定しきれなかったのには
我ながら参ってしまいました。

姉弟というには血の繋がりなんてないし
恋人というには想像も及ばない位
セクシャリティの溝がありすぎるし
只、友達っていうのもなんか軽いし。

やはりシスター
っていう感じですかね。

(DJ KAZURU)
2007/11/06 
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 大阪ツアーその2★オリビエ・ル・フランソワ


中崎町にある
「オリビエ・ル・フランソワ」は師匠いわく
フランスそのもの、のレストラン。

まずはワイン選び



リストラックで決定。

突き出し。
鴨のリエットだったかな。



フォアグラのテリーヌ
フォアグラのポアレ



ハムのサラダ
鴨のフォアグラとポワロ葱のテリーヌ、ジロール茸のクーリー



エスカルゴ
フォアグラ用に出された
カリカリのパンをソースに浸して頂くと
ことさらに美味。



いまどきエスカルゴって珍しいよね、と
全員で感動。
これが一番美味しかったくらいだわ。



鯛のブイヤベース風



仔羊、牛フィレポワレの赤ワインソース



クリームブリュレに
ブラマンジェ

ぶっちゃけ家庭的といいますか
私の好みではない料理でしたが
一度は訪問する価値はあるかと。
日本語は勿論通じるのでしょうが、師匠のように
フランス語担当してくれる同伴者がいたほうが
何かと話は早いような。

リーガロイヤルホテルのエグゼクティヴ・フロアを
張り切って押さえてしまったので
宿泊ルームを2次会会場に。
4人で集まっても余裕の広さです。



今月誕生日を迎える師匠を祝って
彼の恋人がシェ・コパンのケーキを持参
健気だなあ。



ワインは新大阪で適当に買った
Ch.terre de cibelle 2003
てやつですが、もう飲みすぎていますので
殆ど記憶に御座いません。

恋愛談義で論争勃発したことだけは
覚えているのですが。。。

(DJ KAZURU)
2007/11/05 
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 大阪ツアーその1★カフェ・カリエンテ


師匠と二人で大阪。なんでまた
と、よく言われるのですが
彼は神戸に恋人がおり、私は大阪に友人がいる。
この4人全員がフレンチ大好きですので
こうして集まっては
食事とワインを楽しんでいるというわけです。
観光は一切なし
食事の合間はレコ屋めぐりに没頭。

師匠と共に新幹線に乗り込むやいなや
抜栓したのはグラーヴの
Ch.moulin de clairac 2004



ピクニック気分に相応しい一本ということです。

これをするにはグリーン車に乗ることが必要。
パンをつまみにグダグダやっているとあっという間に
大阪到着です。

まずは私がどうしても行きたかった
フランス人の手によるキューバン・カフェ

「カリエンテ」でアペリティフ。



こんなバーが東京にあったら
大繁盛間違いないと思うのです。
キューバを看板にしてはいるものの、
ラムを売り物にしてはいるもの、料理は
タパス、もしくはフランス人のイメージする
サンドウィッチで、キューバ料理を排除したところが
見事ないさぎよさです。
ディナー前で何も食しませんでしたが、軽めの
料理がたくさんあり、かなり気になりました。

モヒートは「美味しいけれどモヒートではない」
飲み物だったけど、まあいいでしょう。
よくあることよ。

実はこのフランス人オーナーが
オリビエ・ル・フランソワのシェフでもありまして
道を挟んで向かい側がレストランになっています。

ここは大阪で最もフランス人が集合している
レストランではないでしょうか。



私としましては
初めて行く店、しかもフランス語が飛び交っているので
心配でしたがとてもよいテーブルを用意して頂けており
まずは一安心です。これも周到な予約のなせる業。

食事の様子はまた次回。

(DJ KAZURU)
2007/11/05 
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 踊る陶芸家


大阪から帰還。
思った以上のハイテンションな旅っぷりに
ぐったりです。

---

友人の陶芸家の個展が
ありまして、表参道へ。



とても素敵なギャラリーでした。



食器はただでさえ好きですが
知人が造ったと思うと、また
見る目が変わるものです。



作者はこちらの方。



先日もティンクーバのイベントに
お越しくださった、とっても素敵な
踊る陶芸家です。
ダンスも出来る陶芸家、じゃあないですよ
めちゃくちゃダンスの上手い陶芸家。

さすがのこだわりですね。
ギャラリーではずーっと
キューバ音楽が流れていました。

児島 和孝★Studio MUSICA
こちらで作品を拝見できます http://kojimusica.com

(DJ KAZURU)
2007/11/03 
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▼音の向こう側 2007年10月

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