DJ KAZURU
DJ KAZURU
音の向こう側
2007年12月
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
暮れゆく2007年
29日(土)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ディナー@パマル
28日(金)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「星へ落ちる」
27日(木)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私の星
26日(水)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
AMAPOLA、赤丸
25日(火)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
クリスマスに先駆けた
24日(月)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Dance TIM★CUBA
21日(金)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2007年最後
20日(木)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
TIM★CUBAチョコレイト
19日(水)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5020 DANRAN
18日(火)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
12月のDEUX MAGOTS
16日(日)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
BISTY’S、ホスト
15日(土)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
新華月
14日(金)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ル・プレヴェール
13日(木)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
サンタ・マリア・ノヴェッラ
12日(水)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
FROZEN TIME
11日(火)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「夫は他に、居りますの」と暴言
10日(月)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
deux magots、料理通信、うにっき
8日(土)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
六本木PAUL
7日(金)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
フラメンコとかバングラとか
6日(木)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
真野倫太郎君とビストロデ-ト
4日(火)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
プロフェッショナル
3日(月)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
中ノ島リーガロイヤル
1日(土)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

音の向こう側 By DJ KAZURU

私はいかにして心配するのをやめてDJへの道を歩んだか

 
 暮れゆく2007年


2007年も終わろうとしておりますが
今年TIM★CUBA的には
ようやくマンスリーのスタイルにて
イベントが出来るようになったので
皆様にお目にかかれる機会も増えまして
大変楽しゅう御座いました。

それまでは約4年間
隔月開催でしたからね。

それに12月のイベントでの
DJの出来が、自分では
過去最高のものだった(次点は7月かな)と
思ってますので
なんとなく穏やかな心持ちで
年の瀬を迎えています。



DJ KAZURU的にも
出会ったり、別れたり
妬まれたり、顰蹙を買ったりと
忙しい一年でしたが
総じて充実感がありました。

それらのことは
やはり音楽を通じてなされたことが多く
なんにせよ美しい音楽と共に
活動してこられたことは感謝すべきことです。

2008年も変わらぬご愛顧をお願い申し上げます。

人は変わっていく生き物だということ
重々承知しておりますが
それでも
共に音楽を追い求める皆様の手をとって
走り続けたいと思ってしまうのです。

(DJ KAZURU)
2007/12/29 
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 ディナー@パマル


グルメ美青年、改めミュグレーの君と
年内ラスト会食@パマル。



ディナーはガラガラですよ
との、前情報に反して
マダム10余名のグループが
店の半分を占拠。
ものすごい勢いで食事を終えて帰られましたので
良かったですけど、主にビールで食事を進める
軍団は異様でした。

前菜



フォアグラと無花果のテリーヌと
やりいかのソテーエスカルゴバターソース
やりいかが美味。


ワインは
Ch ラローズ・トラントードン 1999



持ち込んでみました。
オーメドックのそんなにいいものではないですけど
パマルの料理には程よい感じとの判断。


メイン



豚肩ロースの玉葱煮込み
鹿ロースのソテー


パン(パウンドケーキみたいですが
胡桃のパンです。私がパン好きなので
気を遣ってくれるんでしょうがバゲットでいいのに)。



そしてフロマージュをいくつか。


デセールは、ミュグレーの君が
盛り合わせだ! と主張したので
こんな有様です。
クレームブリュレやらクラフティやら。



そしてマールだのシャルテリューズだので
ぐずぐずと飲み続け。

これで基本的に2,000円のプリフィクス2人前ですからね
満足が行かないわけないです。
しかし
今夜も堪能したなあ、と思った瞬間
ミュグレーの君に、とんでもないことを告白されまして
それまでの会話も料理もワインも
すっ飛ぶこととなってしまいました。

彼とはお食事仲間となり
半年以上。
持ち前のコスプレ精神でTPOに即した
ファッションで登場してくれるのが
レストラン回遊には大変有難く
お互いの食べ物の好みも、酒量も
分かってきてますし
気心知れてきたつもりでいたのですが
大事な部分を見過ごしてきてしまったようです。

あまりにショックだったので
何を告白されたか表明するのも憚られますが
なぜ私の周りの人はみんなそうなってしまうの?
というね、、、まあ
あんたの周りそんな人ばかりなんだから
今更驚くこと無いでしょうよという感じもしますけど
「実は」って告白されるとやっぱり
えーって思ってしまいますよ。

(DJ KAZURU)
2007/12/28 
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 「星へ落ちる」

金原ひとみ
「星へ落ちる」



ガッと読了。
結構最初のほうから
ひりひりしてきてしまって
眉間に皺がよってくるのが分かりましたけれど
一気にいってしまいました。

ちょっと感じが変わった、金原ひとみの
連作短編は、すぐ隣で起こっていそうな出来事が
モチーフで、んーでも
最近こんな恋愛している人
やはり身近にはいないかしらね。

私は特に
主人公である小説家の
恋人(編集者)の同居人のくだりが
切なかった。

主に四名の視点(若い女性作家、その元彼、
作家と恋人関係の担当編集者、それと同居してる男性)で
語られる物語なので
誰に感情移入してしまったかを
友人同士で打ち明けあったりしてみたい。

---

Hanako掲載以来
何となく足が遠のいていたのですが
クリスマスも過ぎたことだし、と思い立ち
11時から16時までフランス定食屋になる
クレッソニエールのランチに。



すぐに売切れてしまう日替わりメニューの一品
ソーセージのパイ包みを
ようやく食べることが出来ましたが
グランドメニューのパイ包みとは
全く異なる料理でしたので
やはりオマールかトマトのファルシを
オーダーするのがいいですね、ランチはその二択。

きっかけを失っていたが為に
現物に接する機会がなくて、想像だけで
いいものだと思い込み続けているものって
大なり小なりあるんですよ。
実際に見たり食べたり聴いてしまったら
なあんだ(大したこと無いや)、みたいなね。
なるべくさっさと味わってみて
幻想から解除されるに
こしたことないんだよな、と
いうことを最近よく考えます。
だから
私のDJも噂でしか知らない、とかいう方は
とっとと一度来てみるといいんじゃないでしょうか。
なあんだ(スゲエじゃないかー!! なんで
今まで行かなかったんだ、俺のバカバカ)みたいに
思うかもしれないですよ。



ところで
久しぶりにお目にかかった
杉原支配人ですけれど、コンタクトの
調子でも悪いのか眼鏡男子になってまして
これがとても素敵。
そのお姿で
「お会い出来てよかった」
などとリップ・サービスをされるものですから
微妙に萌えてしまいました。

昼なのでキール、そしてカオールを
グラスで戴いて(私の図々しさ健在)帰ってきましたが
ポムロールも無事入荷したとのことですので
来月早々のディナーをご一緒して下さる方
募集致します。

(DJ KAZURU)
2007/12/27 
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 私の星


正月中にはティンクーバの
完全なる独断と偏見による
ベスト・レコード(2007年の)が
発表される見込みですが、
音楽ではないものも
ちょっと考えてみました。

今年最高に気に入ったレストラン
つまりベスト・レストランですが
都内では
牛込柳町のル・デッサンです。
このコラム欄を愛読されている方々は
なぜかクレッソニエールが気になるようですが
デッサンにこそ行くべきです。



こじんまりと可愛らしく
過剰でないサービス、意志のある料理。
真っ当な価格。

前菜からデセールまで見所満載ですから。
きっと来年も通ってしまう。

そして最も印象深かった会食は
大阪フレンチツアーの一環であった
肥後橋ルール・ブルーでの
ディナーでしょうか。

ここ数年行われている
ゲイ2名、バイ1名
ノンケ女1名の集いですけど
今年は特に盛り上がりました。

当然、その際に賞味した
クロ・ド・リタリー2003がベスト・ワイン。



充実の夜を過ごすには
言いたいことを気兼ねなく発せられる
人間関係と、美味しい料理を見分ける為の
メニューの読み込み、そして然るべきワインを
出させるテクニックが必要なのですが
総てが整った一夜でした。

一皿の評価だとまた変わるんですけどね。
大阪トゥールモンドで味わった
豚の各部位を巧みに詰め物に使用した鶉料理
そして
アンディーブのキャラメリゼと
マンゴーを包んだいなご豆のクレープグラタン

ベスト料理のカテゴライズになるでしょう
驚愕の料理でした。

ミシュラン東京発行に際して
「私のお気に入りレストランには
私の星が輝いている、それでいいじゃないか」

名言を述べた方がいらっしゃいましたけど
自分のお気に入りというのは
どんな権威のレコメンドにも勝るものです。

私のDJにも
あなたがあなたの星をつけてくだされば
もう、それだけで。

(DJ KAZURU)
2007/12/26 
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 AMAPOLA、赤丸


新宿ルミネに
スペイン料理の
アマポーラ支店が出来てました。



タパスだけでも



いい感じです。

本当はシャンパン&ショコラバーが
あるというのでそこを目指していたのですが
思ったより重厚な雰囲気ではなかったので
いっそ隣でタパスとワインにするか、と
相成ったわけです。

こんな気紛れが可能なのも
デパートの食事フロアならでは。



ハムもオーダーごとに切ってくれます。

スペインなので珍しく
マルケスドリスカル。



これで妥協するか、カヴァに逃げるか
スペインは悩ましいところです。

---

ところで
雑司が谷にある
赤丸ベーカリーのパンがなかなかよろしいのです。



いかにも町のパン屋さんなのですが
ラスクも食パンもレベル高し。

辺鄙なところにありますけど
以前紹介した
目白のパマル・レストランから
歩いていかれるので、はしごするのが正解。
パマルってみんなタクシーで乗り付けてますから
ビストロとはいえ
わざわざ行きたい店として存在しているのでしょうね。
新宿駅直結のアマポーラみたいなレストランとは
対照的ですが、手軽じゃないところが
また楽しみを増やしたりすることもありますしね
私は「飛び込み」より「計画を立てて」
食事をイベント化するのが結構好きです。
最近はべーカリーでも予約が基本の店が増えていますし
予約でパンを入手するというのは
十分にイベントです。

(DJ KAZURU)
2007/12/25 
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 クリスマスに先駆けた

クリスマスでありますが、それに先駆けて行われた
ティンクーバのイベント。本年最後のものに
相応しく充実したものになりました。
本当に大勢の方が踊っていましたしね。



地方から何時間もかけて来てくださった方も
沢山いまして、感激しますよ本当に。

予告したようには、色々な方と踊れなかった(私が
出て行くまでも無く、フロアはダンサーで
ぎっちぎちだった)のですが
かわりに数名の女性のお客様から感想をもらえました。
やはりこのコラムをマメにチェックしているのは
女性の方が多いようですね。

中には鋭い音楽的(DJ的)な指摘もあり
こちらの思う以上にしっかりと耳を稼動させている
皆様の姿勢に感服する思いです。
もしかしたらサブロスラ・ビバの懐かしの曲
3曲をひとつに纏めて5分弱にリミックスしたことにも
きちんと気が付いていた方がいたのかも知れませんね。

そして
「私もクレッソニエール行きました」
とかいう方もいらっしゃいましたし、まあ
今後も
いいレストランの情報交換は進めて行きたいものです。

人生には美味しいものとか、素敵な服とか
夢のようなワインとか、いい男(女)とか
気持ちの上がるものが色々と存在していますけれど
私の手がけている音楽で踊るということも
そんな中のひとつに数え上げて戴けるのならば
こんなに嬉しいことは御座いません。



(DJ KAZURU)

2007/12/24 
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 Dance TIM★CUBA


ダンス!ティン★クーバ



12月22日(土曜日)
六本木コパカバーナにて行います。

詳細はinformation欄にて
ご確認くださいますよう。

(DJ KAZURU)
2007/12/21 
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 2007年最後


今年最後の私のDJイベントがもうすぐですが
この時期は何かと忙しいものです。
私だけではなく皆さんそうでしょう。



そんな中、
「万障繰り合わせて踊りに行くぞ!」
という方々と
共に過ごせることを楽しみにしております。
毎回反省するんですが、もっと色々な男性と
踊りたいですね、今回は勇気を出して
声をかけてみよう、いつもお見かけするけど
名前も知らないあの方とか、この方とか。

先月は女性から
「踊ってください」
と言われてしまったのですが、どんなに
美しい方とでもこれはお受けできません。
ものすごく抵抗があります。

女性が女性を誘う、という現象を
男性はどう観察されているのか分かりませんが
綺麗な女性が
余ってしまっている(だから私に
ダンスを申し出ているわけですよね)様子に接すると
フロア内のルールというのは
世間の常識と違う何かによって
定められているのかと思ってしまいます。

特殊な技術(所謂「サルサダンス」の
ベーシックな動きだけでも、それを親や
国の定めたの教育だけでは習得に至らない
という点において十分に特殊だと思います)を必要とする
世界では何かとオリジナルな常識(ダンスが上手いは
美貌を凌駕する、とか)が発生するものなのでしょう。

だから
「踊りが上手くならないとクラブには
行かれない」とか
「ダンス技術の問題点を指摘されて
臍をかむ思いだった」などの
体験談も耳にするわけですが
そんな半径30メートル程度の常識に囚われる事など
全くありません。

世界は広くて
キューバ音楽を愛している人も、きっと
大勢いて(見て歩き回ったわけではないですけど)
そして地域ごとに「常識」は存在すると思うんですけど
どこにいても
音楽をその手で掴んで、体に引き入れて
自分のものにしちゃっている人が
最高に楽しんでいる人なんではないかと。
そういうシンプルな悦びの為に
自分のDJも在りたいと感じます。



こちらは先月のイベントの様子。



今月は22日土曜日
20時半からとなります。

(DJ KAZURU)
2007/12/20 
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 TIM★CUBAチョコレイト

TIM★CUBAチョコレイト



こんなパッケージで
チョコレートを作りました(正確に言うと
チョコレイトそのものは既製品で
包み紙だけの問題ですが)。



ショコラ、といいたいところですが
チョコレート、というのが相応しい感じです。

TIM★CUBAのロゴを燦然と輝かせてみました。



22日のイベントで
お越しくださった方々へ、お歳暮代わりに
お配りしようかなあと思ったのですが
なぜかDJ KAZURUバージョンもあって
これはどう考えても
引き取り手がいなさそうです。。。

--

今月のイベントは即ち
今年最後のティン★クーバ。

クリスマス時期で皆様それぞれに
ご予定もおありでしょうが、そこを何とか
見届けて頂きたい、と思うわけですよ。

私のDJはさほど長時間ではないのですが
総てのトラックにオリジナルのリミックスを施して
ダンスミュージックとして余計なことを考えず
踊れるように構成しています。

だから何だって話ですけど
まあがっつり踊りにいらしてくださいませ。
22日土曜日、六本木の交差点から程近い
ビルの3階のクラブ「コパカバーナ」で
お待ちしています。

このビルがまた盛り上がっている時間に来ると
一台しかない、しかも収容人数の少ない
エレベーターがちっとも来なくって
過去に腹立たしい思いをされた方も
少なくないかと思いますが、この解決方法は簡単で
早く来ればいいだけのことです(例えば、8時半
オープンと共に、とかね。ものの1時間もすれば
踊るための場所すら確保できなくなる
フロアで悠然と踊るのは快感ですよ)。

(DJ KAZURU)
2007/12/19 
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 5020 DANRAN

「茶の愉」のブレンド・ティー



5020 DANRAN。

金柑のフレイバーです
大好きです。

伊勢丹のデパ地下といえば
B1ばかりが目立ってますけど、更に
ワンフロア下がるとこうしたものが見つかります。
変わった水とか、レアな石鹸とか
チェックします。

ボンジュールレコードもありますしね。

最近ようやく学習したのですが
この店自体に波があるわけではなく
たまたま訪問したときに店番している
お兄さんの好みが自分にかぶるか否か
だけが問題なのです。

たまにとーってもセンスの良い
音を流しているお兄さんがいますから
そうすると
「これは買う。他にもレコメンドを」
と、だけ伝えて
ピックアップしてもらいます。

正直、驚くような掘り出し物は
まず無いのですが、自分では手に取らないものを
見せてもらえる面白さがあります。
それが直接買い付けによる
レア盤だったりすると、入手のタイミングを
逸しないようについ購入してしまうというわけですね。
最近は北欧ポップスが出色。

セレクトCDショップならではの出会いも
結構大切にしています。

さて
12月22日(土)
六本木コパカバーナにてDJ致します。

クリスマス時期ですし、特別な冠をつけて
イベントを行うことは容易なのですが
いつものDance TIM★CUBAです。

とはいっても今年の総決算。
お聴き逃し、踊り逃しのないように。

(DJ KAZURU)
2007/12/18 
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 12月のDEUX MAGOTS


グルメ美青年(ミュグレーの君)と
渋谷ドゥ・マゴにて会食。



同席する相手やシチュエーションによって
気楽にくつろげる奥の席が良いとか
色々あるものですが
美青年とお洒落してのディナーならば
当然、どーんと中央を陣取ります。
こちらのマネージャーは
そういったことに気の利く方なので
とても快適。



Ch.Respide 2002(grave)
軽やかなお肉料理に合う感じでした。

前菜は



鱈の白子のムニエルパートフィロ包みに
帆立貝と海老の炙りゴマの香り

白子最高。シーズンを感じます。

メインは何度も食べている定番なので
感動は無いのですが(この日のシーズン料理は魚
だったのです。あくまで肉をチョイスする頑固さは
私も美青年も同様)、安定した美味しさです。



鶏ミンチの網脂包みと
牛フィレのマルサラソース

こちらのデセールは当たり外れが多くて
悩ましいのですが、今回はかなりの当たり。



ピスタチオのムースに柿のジュレ
チェスナットのソースが絶妙。

冬らしいメニューを楽しめました。



美青年も料理写真を撮るのはお好きなようで
一緒に撮影したものを拝見しましたが
同じ対象物なのに
画像の印象は全く違うものでした。

これは同じ曲をかけてもDJによりまして
印象が異なるというのと
似た現象かと思われます。
これを不思議というべきか
当たり前のことと言うべきか。



---

12月22日(土)
六本木にて今年最後のDJを致します。
詳細はinformation欄でご確認を。

(DJ KAZURU)
2007/12/16 
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 BISTY’S、ホスト


表参道ヒルズ内
BISTY’S



こんなスポットがヒルズにあるのですね。



結構色々な種類のワインが
量り売りで楽しめます。
20mlから設定されているんですが
でも20mlなんか飲んでも
面白くないですよね
テイスティング(ペッて吐き出すやつ)なら分かるけど。



ムーリスの
Ch.Poujeaux 2000

わーい、90mlで1050円でした。
隣のシュバル・ブランとか
ベイシュビル(90mlでなんと5000円
ボッタクリ認定です)とかは
えーってくらい高い値段設定なのに
プジョーだけ甘い価格にしてしまったようです。

店頭では成城石井で千円台でよく並んでいる
ワインがなぜか三倍程度で売られているので
注意が必要、というか基本的に高価格設定の店ですけど
ちょっとワインで一息つきたいときに
便利なショップ。

しかしこのプジョーは何かの間違いで
つけられたお値段だったのでしょうね。
もしかしたら次回行ってみたら
「飲むべきものは何も無い」
状態かもしれません。

---

前々回のコラムで書いた
プレヴェールについては
師匠が
「あれならロイホのサービスのほうが
余程きちんとしている」
と言ってきました
そのとおりです。

ぜんぜん関係の無い話ですが
以前元ホストの方とお話していた時
彼は
「今は足を洗って、勉強中なんです。でも
生活のためにロイヤルホストでバイトしてます」

仰ってまして、私も口では
「そうですか、司法試験通るといいですね」
かなんか言ってたんですけど
心の中で
「どっちにしてもホストかよ」
と、一人突っ込みをしてしまいました。

(DJ KAZURU)
2007/12/15 
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 新華月


まだ「夫は、他に居りますの」事件の
余波が収まりませんで、メールを下さった皆様
有難う御座います。

「短編小説のネタになりそうだ」
とか
「森瑤子の世界ですね」
とか
「私もこの科白使ってみます」
とか
皆様カンのいい反応ぶりで面白いです。

森瑤子か。

ああいった才女になれないとは分かっていても
目指すくらいの気概はもって生きていきたいものです。

---

さて新華月。

ランチを17時までやっているという
実に太っ腹な中華料理店です。



・牛肉と青菜の炒め



・酢豚

濃い目の味付けが白米の大量消費を誘導。

これがバーニーズの目の前にあるのですから
しかもライスだスープだ杏仁豆腐だが付いて
千円でおつりが来る(ビールを飲みさえしなければ)のですから
新宿でランチ難民になったらここで決まりですよ。

世間は忘年会とかクリスマスのシーズンに
突入しておりまして、飲食店はどこも
混み合う季節となりました(でも夕方の
新華月は大丈夫)。

私は混雑しているところで、然るべき
サービスが受けられなかったり
メニューの統一を強いられたりという、給食状態が
大嫌いですので、クリスマス前後はノー外食
となります(全くしないわけではないですが、
クリスマスにフレンチはあり得ません)。

Team TIM★CUBAも一年の締めくくりに
集って会食などすべきなのでしょうが
22日にはイベントも控えておりますしね
年が改まったところで行おうかな、と
画策中です。

(DJ KAZURU)
2007/12/14 
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 ル・プレヴェール


師匠(DJのではなくワインとか
洒脱な生き方における、の意)と
表参道GYREに出店した
ワインレストラン、ル・プレヴェールへ。



師匠が毎年チェックしている
パリのビストロガイド(ミシュランは星ですが
こちらではお鍋マークで評価)によると
パリの本店はこじんまりとした
フュージョン料理の店ということですが
こちらもそういった傾向でした。

しかしサービスはひどい
人員は足りているのに、気の利く人間が
存在していないから、いないのと一緒。
カジュアルな大箱店ながら
ワインは総じて高価格、コスパの低い店ということですね。

サンテミリオンのcassini 2005



名前からしてイタリア系貴族の所有する
新興シャトーではないかと。
昼のワインと考えると味わいは
悪くは無いですけど、高い。



マグロのタルタル



牛のステーキとかクスクスとか。

なんか料理も印象薄かったです。
ココナッツ・ソースとか
クミンを使っていたり、フュージョン料理なのだ
ということは分かりましたが
フレンチを楽しむ気でいると
拍子抜けです。



デセールがこれまた
すごい色。見た目ほど強烈な味ではなかったですが
私の好きな方向性ではないですね。



ワインリストは黒板の両面に
これだけあるわけですが、ボルドーは三種。
どうもビオの風がここにも吹いているよう。

やはり東京のど真ん中は
効率よくフレンチを楽しむようには
出来ていないのですかね。
隣のテーブルの方が
「ガス水を」
と、オーダーしていたのですが
出てきたものをちらりと見て師匠は驚愕
私は知らないものでしたが
「あれはレストランで出すランクの
水ではないよ。パリではありえない」
と言ってました。

こうした店で食事した後の
我々の決まり文句は
「どんな店も一度
来てみないと分からないからね」
です。そして
話題を変えて気を取り直す。

私共は評論家でもなければ
有名人でもないので、常に自腹。
だからこそ
心ゆくまで辛辣にもなれるのですが
やはり、このコスパについては
実際に財布をいためないと分からない感覚なので
そして、レストランにおいて内容と価格の釣り合いとは
とても重要なことなので、私共は
このことは大切にしています(招待された時
というのは嬉しいのですが、結局
「美味しかった」「楽しかった」という
簡素な感想になりがちなんですよ。
タダメシは得なように思いがちですが
一番の美味しい部分
つまり「あーだこーだ言う権利」を
持てないのが残念なわけです)。

(DJ KAZURU)
2007/12/13 
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 サンタ・マリア・ノヴェッラ

サンタ・マリア・ノヴェッラの石鹸



こういうイタリア土産、有難いです。
日本で買うとすごい値段ですし。
何よりこのパッケージデザインの美しさに
魅了されます。



ドライトマトの真空パックも
戴いたので、チキンとピーマンを
合わせた煮込み料理にしてみました。
これが最高に美味で、ドライトマトは
缶詰のホールトマトと異なり
凝縮された旨みがあること発見しました。


イタリアといえば、国民的歌手に
L・パウジーニという方がいらっしゃいますが
彼女の歌う「la solitudine」は
最高に好きな一曲です。

透明感があって、
何かの始まりでもあり、終わりでもあるような
素敵な空気感を醸し出しております。
民族性とか超えて誰もがぐっとくる
普遍性の高い曲といえましょう。

ここを読まれている方なら
バンボレオの言語違いカヴァー・ヴァージョンなどで
聴かれたことがあるのではないのでしょうか。
あとDLGとかも演奏しています。
きっともっとたくさんのカヴァーが存在しているに
違いないのですが、このお三方がやはり
DJ KAZURU的でしょう。

(DJ KAZURU)
2007/12/12 
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 FROZEN TIME


前回のコラムについて
音楽的考察を加えた意見から
雑談的意見まで、反響が
多方面から寄せられております。

こんなに反応して頂けますと、私も
衆人環視の中で不倫女の称号を与えられた
甲斐もあろうというもの。
何方のコンサートに行ったのか、敢えて
明言は避けたのですが
此処を毎日チェックされている方には
簡単に分かる事でしたね。

どうせバレているついでに申し上げてしまいますけれど
件のサックス奏者氏のサイトに
私の同行者であった美青年が出したと思われる
メールが転載されておりました。

開演前、共に食した
「白子のパートフィロ」や
「鶏ミンチの網脂包み」のことなんかを
つらつら書いてあったので「奴だ」と
分かったのですが
その割りに飲んだワインのことは
ボルドー、とだけ記されていて
シャトー名も書いていないのは如何なものかなあと。

どうせなら
自分が着ていたミュグレーのことでも
書いておけばよかったのにー、とか
思いましたけどね。

それにしても
実に装飾的で、サックス奏者氏に心酔しきっている
ファンメールでありました(あまりに真剣なのが爆笑を誘います)。
隣で同じ音楽を鑑賞していて
私とここまで異なる印象を抱えているというのが何とも。。。
音楽的相違があっても、飲んだり食べたり
会話を楽しむには支障がないのですから
面白いものです。

Team TIM★CUBAなどは相当辛辣ですから
そうはいきませんけどね。
アーティストの戦略に丸め込まれるということは
我々にとって最も犯してはならぬ罪なのですから。

---

「FROZEN TIME 」マスコミ試写。



来年1月26日に公開予定の英国映画です。
フォトグラファーが撮った作品なので、静止画の可能性を
探った映画なのですが、写真で良かったんじゃないかしら
という疑問も。

ストーリーではなく映画の持つ光とか影とか
色味とか奥行きとか、そういったものに興味のある方が
角度を変えつつ楽しむ作品なのかもしれません。
美意識の高い映画ではありました。

試写会場が六本木であったため
ミッドタウンの浅野屋にて
シュークリームもどき(シューではなくパン生地)。



地階のスーパーマーケットでは、お気に入りである
神戸ホテルピエナのジャムコーナーがあり
マンゴーとパイナップルのコンフィチュールを入手。



これがヨーグルトとの相性最高で、これまで
ミルキッシュ・ジャム派だった私も
あっさり転向しそうです。

(DJ KAZURU)
2007/12/11 
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 「夫は他に、居りますの」と暴言

某サックス奏者が中心となり
弦、ハープ、バンドネオンに
パーカッションを配するという
似非タンゴのコンサートに赴いたのですが、これが
実際に聴いてみたら
上等なムード・ミュージックとでも言いましょうか
この音楽が今の日本で大人気かと思ったら
(オーチャードホール満員)ぐったりきました。

私は
音楽を表現するときに
「説得力」
なる言葉をしばしば用いるのですが
この日の音楽に限っては説得力乏しく、普段自分が
聴いているものと余りにかけ離れていて驚きでした。
開演前に二人で一本ワインをあけていましたので
かなり寛容な気分になれましたが、素面では
到底受容しにくいでしょう。

何より
のけぞってしまったのは、バンドのリーダー氏が

「このようなラテン・ラウンジと
現代音楽のミックスされたコンサートに
お越しくださいまして有難う御座います」

と、謝辞を述べられたことです。
私のイメージする
ラテン・ラウンジとも現代音楽とも
かなり異なる音楽でしたが、いや、人の認識というのは
実に様々だということが分かります。

この日の同行者でありました美青年が
リーダー氏に心酔しておりまして
終演後のサイン会に「どうしても参加する」というので
しぶしぶ付き合いましたが、数百名もの
サインを待つ人の行列を見て再度あっけに
とられました(並ぶの大キライ)どんだけ人気者なんだ。

数十分も並ばされまして、ようやくリーダー氏の前に
辿り着いたわけですが(本当にアホらしい。だって
この人私がよく行くビストロでフツーに
客として座っている人なんですから)
氏、それまでサカサカとサインをしていた手をふと止めまして
我々を凝視。
ティエリー・ミュグレーの細身スーツに身を包んだ
人目を引く美青年と得体の知れない女(私)の二人組が
気になったのでしょうか

「ご夫婦…ですか?」

と、質問を受けました。

そんなこと言われましても、もう美青年のほうは
憧れの人の前で大緊張、ガッチガチで
言葉も出なくなっているものですから
私が代わりに
意味ありげな微笑みを湛えてみせつつ

「いいえ。夫は他に、居りますの」


申し上げましたところ
リーダー氏、目を丸くし
ロビー中に響き渡る高笑いをなさいまして

「いやーっっ、いいですなあ
私なんか(大爆笑)もう
そうゆうのは、卒業で(苦笑)
うわーっ。すごいなーっ、たっはっは」

と、大ウケされてしまいました。

彼の脳内にて妄想が広がったのでしょうねえ。
大好きなミュージシャンに、私のような女の不倫相手と
認定されてしまった美青年には、お気の毒様と
言うしかありませんが、この瞬間は
なかなか楽しかったです。



コンサートそのものは、まあ冒頭に述べたとおり
一番のハイライトは何と、サイン会であったという
顛末でした。



(DJ KAZURU)
2007/12/10 
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 deux magots、料理通信、うにっき





ドゥ・マゴのレストランは
たびたび利用していますが
キャフェのほうで軽食を取るのは
初めてだったかもしれないですね。



オムレツに、ポンムフリットに
キッシュ。



何気ないメニューが当たり前に美味しい。
まさにキャフェって感じ。
渋谷でフランスーって
感じの店なら100メートル距離のところに
PAULもありますが、あそこはやはり
パン屋さんだと思う、それでいいのですが。

そういえば「料理通信」今発売中のものより
一つ前のものになるかと思いますが
黒板メニュービストロの
特集している号で
パリのフロール(ドゥ・マゴと双璧の老舗)で初めて外国人の
ギャルソンになれた日本人の記事が出ていて
その人すっごく格好良かった。
フロールではギャルソンはもれなくフランス人
バックヤードはアラブ系移民
つまりは人種差も賃金格差も、この上なく
はっきりしているキャフェなのですが
常識を覆す日本人がパリのキャフェにも存在してるという
この素晴らしさ。
そのうちNHKプロフェッショナルのゲストにならないかしら。
そして表参道のフロールはどうしてなくなってしまったのですかね。

---

おおたうにの
「うにっき」新刊出ました。



たわいもないことの羅列かも知れませんが
イラストがとにかく可愛いし、ぱらぱら
眺めているのが楽しい。

自分は絶対にしないファッションだけど
大柄に生まれてきていたら、真似したいと
思ったであろう女子がうにさんです。

自由なアレンジ力が素晴らしい。
女子を満喫、してますね。

私なんか殆ど小人の国の人ですから
古着をどーのこーのみたいな
うに的ファッションまず無理なのです。
今年の健康診断時に
152センチなかったですからね。
こんなに小さいと、初めて会った人に
びっくりされたりするわけです。
きっと態度の大きさとのギャップに
驚かれるのでしょう。

ところで
今回の「うにっき」には
「大丈夫は愛してるよって意味」
みたいなことが書いてあって
ああ、そうかも知れないなと思いました。

自分も過去に
「大丈夫」
って言葉で事態を表現されたことがあって
あれは愛の言葉だったのかなあ、と。
恋愛じゃない場面だと、愛の言葉も
そんなふうになったりするんじゃないかな、みたいな。
あの時自分はもう少しばかり
明確な愛情表現を求めていたように思うのだけど
それ、既に「大丈夫」の中に
包括されていたんじゃないかなあ、だから
その事態を飲み込むことが出来たのではないか、と。

まあ
全くの勘違い! かも知れませんけどね(そして
こんな抽象的な書き方では
読み手のあなたには何を言っているのか
さっぱり見当がつきませんね)。

(DJ KAZURU)
2007/12/08 
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 六本木PAUL


弟と六本木PAULでランチ。



彼は
「社内の人間と休憩時間を過ごさない」
という真っ当な考えの持ち主なので
私と時々昼を過ごしてくれます。



周囲のサラリーマンOL諸氏が
ほぼ100%、水で食事していようとも
勿論ワインを飲む。

理由:そういう味付け故。



PAULランチは一見お得な日替わりメニューではなく
キッシュから選択するのが正解ですね
とろっとしたタイプでよく出来ています。



パンは温めなおしてくれないのが難ですが
おかわり自由。この日は二人で4人前完食。



いつもの如く隣のテーブルの迷惑は顧みず
(これって私たちが煩いのではなく皆様が
行儀良すぎるんではないかと、そういう都合の良い
解釈)わあわあ喋りながら
食事していると昼の一時間などあっという間。

弟は相変わらず現実味に乏しい
妄想ばかりを語っているので
少し落ち着かせるためにも
来年中には身を固めさせる所存で御座います。

(DJ KAZURU)
2007/12/07 
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 フラメンコとかバングラとか


具体的に誰が良いのか、ということは
日を改めて書く予定ですが
近年
フラメンコ・サルサとかバングラ・サルサとか
サルサの亜流みたいなものの派生が甚だしく
しかも、結構なクオリティのものもあったりして
スペイン語圏の拡張を音の面から見る思いです。

最早NYだのキューバだのという
括りではないですよ。

個人的にはフラメンコ側から解釈された
サルサは面白いなあと感じるのですが
なぜ総ての歌はフラメンコ・マナーで
展開されてしまうのか、という疑問は残ります。

美意識?

あれを
ストレートに歌唱するわけにはいかないのでしょうか。
フラメンコ・マナーのボーカルに
執着しなければ、普通にポップの道が
開けることもあると思うのですが。

---

巣鴨「武蔵野」



戴いた瞬間
江戸の味! と思いました。

大阪在住時には忘れていた
江戸前の蕎麦そのもの。
私にとってはノスタルジー、です。



この天麩羅以外全部盛り、みたいな
「おかめ蕎麦」って好きです。大阪にはこれも
見かけないメニューかも。

巣鴨ってあまり名店はないように思ってましたが
武蔵野の斜向かいのパティスリー
「高木工房」の洋梨タルトも美味しかったですね。



フレッシュのポワールを使用していました。
ポワール大好きです。
自分でも砂糖とシナモンで煮たりします。

(DJ KAZURU)
2007/12/06 
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 真野倫太郎君とビストロデ-ト

真野倫太郎君とビストロデ-ト。



何だかんだ言いながら通っております
新宿クレッソニエール。
Hanako騒動も年内までと勝手に読みをつけましたが
現在も平日ならまあまあの落ち着きですね。

真野氏お気に入りのフランボアーズのキールで
乾杯した後は
Ch.Le Doyenne 1999 (1er Cote de Bordeaux) 



マルゴーもポムロールも
入荷してなかったので(しかし、来月は必ず用意します
とのことだったので、次回は何かしら
飲めるのでしょう)これになりましたが
この店には本来是くらいの格のワインで
丁度いいと思われます。
熟成感も出てたしさ。ビストロのワインて感じそのもの。

キャロット・ラペに



茄子と黒オリーブの前菜



我儘盛り合わせ
こうした気遣いが結局ここに足を向けてしまう理由です。



鱸とトマトのソテー白ワインバターソース



シュークルート、お肉どっちゃり。



ムース・オ・ショコラ。



今回は定番の
シャボーナポレオン×コアントローのカクテルに加えて
ジンベースで甘甘の飲み物を作ってもらいました。



しかしこの新作をご自分でも味見なさった支配人
「ん。キレが・・・作り直させてください」
と仰る。

二杯目はとてもドライなカクテルに変身しまして
これまた飲みすぎるという結果を迎えました。

来月からはムルソーも入荷するそうで
白ワイン好きの方には朗報ですね。
ますます
レストランというよりは「飲み処」になっている
クレッソですが、ワインもカクテルも充実してきたんだから
リストを刷新なされたら如何なものかと。

リストを拝見する限り
飲みたいものはまるでない(目ぼしいものは
あらかた飲んだ)のですが
口頭で
では、ワインを。
と、言うと
タンニン重視のあなたにはこれでしょう! とばかりに
何かしらが出てくるというこのスリリングな遣り取りは
いつまで続くのでしょうか。

(DJ KAZURU)
2007/12/04 
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 プロフェッショナル


私の男



桜庭一樹

書店でジャケに惚れて読んでしまいました。
きっと鈴木成一の装丁だろうなと思ったらやはりそう。
書店で格好いいとか、ちょっと気になるなと思う装丁は
必ず「鈴木デザイン事務所」ですもんね。
この小説も相当得していると思われます。
飾っておきたいもの。
内容は上等なコミックみたい(小野塚かほり、とか
もし彼女の漫画でこの内容だったら私、大絶賛しますね)
でしたが、装丁は満点だと思います。
悪いわけじゃないんですけど、名前負けってあるじゃないですか
装丁負け、ですね。段組とか帯も含め
すべて美しいので。

---

鈴木成一氏の仕事は
最近もダイジェストの再放送があったようですが
以前に
NHKプロフェッショナルで拝見しました。

同じようなコンセプトですが
経済人として成功している人を取り上げる
テレビ東京の「カンブリア宮殿」よりも
職人として極めた人々を取り上げる「プロフェッショナル」
のほうがやはり気になるんですよ、だって
ゲストの顔つきからして違うのだもの(まったく
こんな調子じゃいつまで経っても
お金持ちにはなれそうにもありません)。

番組の最後に
「プロフェッショナルとはどういう人だと思うか」
という質問が課せられるのですが、特に
医療系のプロフェッショナルは
言葉は違えど同じような答えが出てくるのが
興味深いですね。

通奏低音のように
そこに流れる信念の尊さに
感服することしばしばです。

そして各々の職業に対する執念に。

(DJ KAZURU)
2007/12/03 
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 中ノ島リーガロイヤル


大阪は高麗橋の菊屋。



お気に入りの和菓子司。

お取り寄せも出来るようなのですが
やはり大阪を訪問したときに寄りたい。
ピシッとした老舗の和菓子屋らしい
雰囲気が好きなので。

都合良いことに、菊屋の近所は
フレンチレストランいっぱいあるのです。
ランチ後にお土産購入というのが
定番の流れ。

大阪といえば
秋ツアーの際に宿泊した
リーガロイヤルのエグゼ・フロアは
サロンが遣い放題だったので便利でした。



朝はパンも種類豊富。
天然酵母のパンもありましたから。



サラダのドレッシングだけでも
色々選択できたし。
ここぞとばかりに和食もチェックしましたが
和の朝ごはんもレベル高かったです。



ティータイムには
ブレンドティーと生マシュマロで
和めました。



ディナーに出掛ける前には
勿論アペリティフですよ。
シャンパンでなくてCAVAなのは微妙ですが
カナッペ類は美味しかった。



再開発中のエリアど真ん中なので
工事しているところなんかが
丸見えだけど、一応大阪らしい
「川のほとりの夜景」が堪能できます。

(DJ KAZURU)
2007/12/01 
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▼音の向こう側 2007年11月

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