「文學界」2021年3月号拝読。
いとうせいこう×九龍ジョーの対談「すべての藝能野郎ども」に非常に刺激を受けました。
伝統芸能というとすぐ敬遠されますが、いとうせいこう氏は「再演されたもの」は伝統芸能なんだと言っております。
そして「現代の人にはわからない」と言うときの「..(2021.02.23 By dj kazuru Posted in: dj kazuru, Uncategorized)
二月文楽二部は「吉田屋」と「寺子屋」。
国立劇場は梅が咲いております。菅原伝授手習鑑にちなんで植樹された紅白の梅。
けして悪い演目ではないのに曲輪文章がまるで心に刺さってこなくてこういう日もあるのだな、という感じ。
今月は簑助さんが休演しているので見どころのある女..(2021.02.21 By dj kazuru Posted in: dj kazuru, Uncategorized)
水道橋博士 著「藝人春秋2」拝読。
まずびっくりしたのは完璧な話芸のような文章の構成力。
名人の話を聞いているようです、が喋っていることをそのまま書き起こしてもこうはならないので特殊な文章能力のある人なのでしょう。
ここに出てくる「若山富三郎のロールスロイス」の話は山城新..(2021.02.19 By dj kazuru Posted in: dj kazuru, Uncategorized)
1939年生まれ、昨年81才で亡くなったデザイナー高田賢三氏の特集TVを見ました。
2020年のインタビュー映像で過去をふりかえっています。
私も高校生の時ケンゾーの大胆な花柄のストールを愛用してました美しい彩りの一枚で美しかった。
フランスでは大統領が弔意を示すほど高い..(2021.02.17 By dj kazuru Posted in: dj kazuru, Uncategorized)
二月文楽第三部。
刺繍着物にアンティークの復刻帯で。
「冥途の飛脚」拝見。
マスクしての観劇も寄り道食事なしの慌ただしさもだいぶ馴れました。
さて、「封印切り」ともいわれるこの浄瑠璃は誰もが「クズ男だなー」と思う主人公です。
店の金は使い込む女郎に入れ..(2021.02.15 By dj kazuru Posted in: dj kazuru, Uncategorized)
第百六十四回芥川賞受賞作「推し、燃ゆ」宇佐見りん、著拝読。
作者がまだ大学生で、しかも中上健次ファンらしい。
中上健次で卒論書いた身としても興味が湧き、なになに作中の推しって中上健次のことかい?とさえ思いましたがアイドルグループのメンバーが作中の「推し」でした。
冒頭から..(2021.02.13 By dj kazuru Posted in: dj kazuru, Uncategorized)
「細野晴臣と彼らの時代」門間雄介 著、拝読。
小学生の頃から細野晴臣さんが好きだったのです。
「高校生だった高橋幸宏の軽井沢の別荘に遊びにいったらどんぶりでお茶漬けが出てきてスプーンが添えられてた」
などすでに、過去の著書に書かれているので知ってるエピソードも多かったので..(2021.02.11 By dj kazuru Posted in: dj kazuru, Uncategorized)
二月文楽第一部へ。
20時までに終演するために興業を打つ側もめちゃくちゃタイトなタイムスケジュールを設定しています。
朝10時半に開幕···それでも着物できっちり行くけどさ。江戸小紋にアンティークの復刻帯です。
牛若丸と弁慶の「五条橋」は若手の咲寿太夫が頑張ってま..(2021.02.9 By dj kazuru Posted in: dj kazuru, Uncategorized)
疫病が蔓延しておりますので、たまの観劇と月三回の長唄お稽古の他はほぼ引きこもっています。
お稽古はだいたい木綿のカジュアル着物。
長唄というのは不思議なもので三味線と唄が完全分業なのに「両方習得しないとダメ」なのです。
三味線方としてプロになった場合人前で唄を披露する機会..(2021.02.6 By dj kazuru Posted in: dj kazuru, Uncategorized)
この多幸感なに?
っていうのが今月の片岡仁左衛門と坂東玉三郎の「神田祭」を観ての感想です。
仁左衛門さまの登場した瞬間パーっと花が咲いたよう。
玉三郎の仇な色気も輝いていました。
誰も声は出せませんが二人のいちゃいちゃに客席もわきにわいて大盛り上がり。
..(2021.02.4 By dj kazuru Posted in: dj kazuru, Uncategorized)