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2023イヴェント休業中、各コラム更新中《TIMCUBA動画有》

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2/10 復活TIM★CUBA

17568 2/10 麻布トロピで久しぶりに ティンクーバやります。 DJ KAZURU が昔作った キレッキレのリミックス中心。 翌日が祝日なので ゆっくりお楽しみいただければ幸いです ************** La Tropi Azab..

2/1 イサックを語る

17586 下北沢ボデギータで 福田カズノブがイサックデルガードを語る マニア向けのイベントです キューバ料理もご注文いただけます ..

映画「マルクス・エンゲルス」

映画「マルクス・エンゲルス」を観た。

会場は大学の元教授や若い頃に学生運動をしていたような
如何にもという初老の男女で満席だったが、
内容は「資本論」を読んだことがない若者にも
何かを感じさせるものになっていた。

主人公達は肖像画のような年齢ではなく
24歳のマルクスと22歳のエンゲルス。

自分たちのアイデアを実現にしていくまでの勢いと葛藤を、
恋愛や生活と絡めた物語。

その流れで、共産主義のバイブルとなって世界を席巻する
彼らの共著「共産主義宣言」や
「資本論」執筆の前夜を描いていた。

それから約180年、
今になってみればどうだろう。

権威や偏った所有に疑問を感じて、
産業革命から生まれた資本主義の仕組みや欠陥を分析し
搾取のない人間社会を目指した若者の理想は、
世界史を見ると形を変えた新たな権威を生み出し、
対象だった資本主義はグローバル金融資本という
新たな化け物を生み出している。

とはいえ映画で描かれた時代から見ると、
その思想が影響して社会が改善されたことは事実。

IT技術も大企業に対抗する若者のアイデアとエネルギーが
起爆剤になって社会を変えているが、
そこにマルクスやエンゲルスが感じたような
人々が幸せになる社会正義が入ってくるのか
問われているような気がした。


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