「百貨店ワルツ」
マツオヒロミ 著 拝読。
架空の昭和初期の百貨店を
描いたコミック。
神戸の大丸に
インスパイアされたものみたいですが
私もあのデパート大好きだったなあ。
一般人にも洋装の波がおしよせ
日本の古典と洋文化入り混じった
素敵な時代の百貨店は
こんなだったに違いない! というお話。
もちろんすべて架空のデパートの
ことなんだけど、スミレの香りの
クリームや、装飾の凝った香水瓶など
女性の憧れが詰まった
最高に美しい時代に自分も
入ってしまいたくなるような美しさ。
合理的かどうかなんて
どうでもいいんだよ。
全身洋装のモダンガールがいて
西洋のデザインを取り入れた
着物を着ている人がいて
洋髪の人も和髪の人もいる。
なんて自由なんだ。
なんて美に貪欲なんだ。
そして(架空だけど)包装紙が可愛すぎる。
(DJ KAZURU)
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