
オリトの考察、まだ続きますが
高松のbaba☆boomというライブハウスで
2003年に行ったライヴで歌っている
ディアンジェロのカヴァーが、とても
四国の片隅で(失礼ながら)演ってるような
クオリティではないんですよね。
MCから察するに
ギターの方が地元で
ORITOと親交があり、このライブが
実現したようですが
よくぞこの映像を公開してくださって
ありがとうございますと
感謝したくなる内容。
彼のライヴDVDとか出てないですからね。
54分あたりからの
「BROWN SUGAR」
これは大変話題になった1995年の作品。
ジャズカフェ ロンドンという
ディアンジェロの
ライブ・アルバムの演奏をカヴァーした
ものと思われます。
ディアンジェロのLIVEもすごいが
ORITOのノリもすごい。
彗星のごとく現れたディアンジェロに
彼も心酔したクチでしょう。
同じライブアルバムに収められている
can’t hide love を
岡村靖幸がLIVEで歌ったときと
同じ衝撃がありました。

これはSNSアカウントoritosoulで見つけた
次郎吉2004‐2005カウントダウンの
曲順のメモ。
これを見るとなんと、一曲目が
can’t hide love ですね。
ORITOの歌う
can’t hide love
聴きたかった!
過去に岡村靖幸✕ディアンジェロの
考察をしたのですが、これも
音源が載せられなくて残念だな…
私が
実際にLIVEで聴いたのは2024年
渋谷ラインキューブ。
ディアンジェロのグルーヴを
完全にものにしていました。
「ブラウンシュガー」も
「キャントハイドラヴ」も
やりようによってはつまらなくなる曲なんですが
ふたりとも咀嚼力がすごく
ディアンジェロスタイルを踏襲した
素晴らしいカヴァーです。
そこで浮かぶのが、なぜ岡村靖幸は
大きなホールで演奏できて
ORITOは地方の
ライブハウスを回っていたのかという
疑問です。
申し訳ないけど
岡村靖幸のファン層は彼の
ルックスとかアイドル的な目で見てる人が
多そうなんですね。
だからディアンジェロのような
本格的なソウル・ミュージックを
彼が演ったりすると
会場はあまり盛り上がりません。
彼の才能だけで1000人、2000人が
集まっているという感じがしないのです。
岡村靖幸も例えば背が低くて
セクシーと言われる容姿でなく
顔が十人並みだったら、今のような
活躍はできなかったのでしょうか。
「売れる」とは
「評価される」とは
なにかを改めて考えてしまいますね。
そしてORITO死後
「日本のソウルシンガー」が集まって
トリビュートコンサートを毎年のように
開催されてきました。
盛況だったようですが
生前のORITOをもっと引き立ててくれても
良かったのにね。
やはり本物に出てこられると
困る人たちが多かったのかなあ。
日本で俺こそがソウルテイストの
シンガーだと言ってる人も
多いので気持ちが分からないでもないですが…。
DJ KAZURU
ミュージシャン、DJ・ダンサー、レコード会社、キューバ旅行会社からの目線で、ティンバの歴史とその魅力を明らかにする待望のトークライブ・シリーズがスタート!以前、チェベレの相川等さんと行っていた「トーク・ティンクーバ」の発展系ですが、単発ではなく毎月開催とし、様々な視点でティンバの魅力を明ら..
2025年現在timcubaのイヴェント休業中です。
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https://youtu.be/BELIZJu0ruM
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六本木で思いきりダンスと音楽を味..
2/10 麻布トロピで久しぶりに
ティンクーバやります。
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キレッキレのリミックス中心。
翌日が祝日なので
ゆっくりお楽しみいただければ幸いです
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La Tropi Azab..
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