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DJ KAZURU の予定

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TIMBA CLUB 5/5 2019

16442 GWはTIMBA CLUBへ! 盛り上がりましょう! キューバ好きの方 大歓迎です ..

2019年3月のDJスケジュール

16318 3月は最新Timba、TimCubaクラシックス、最新Salsaに往年のクラブクラシックス、そしてSonを縦横無尽に繰り出すスタイルで皆さんをお待ちしています。DJスケジュールは以下の通り。お時間あるときはぜひ!3/13(水)Tropi3/16(土)Tropi3/20(水)Tropi3/2..

Issac Delgado – En Primera Plana

2007
La Calle 0883 30044 2

1. La Mujer Que Más Te Duele
2. Medley (Necesito Una Amiga / Qué Te Pasa Loco / La Fórmula)
3. Soñé / La Campaña
4. Cemento, Ladrillo Y Arena
5. Vengo Venenoso
6. Paquito Va
7. En Primera Plana
8. De 2 A 3
9. Deja Esa Gente
10. Como Se Toca, Se Baila

イサック・デルガード亡命後の第 1 弾アルバム。
コンテンポラリー・キューバン界にとって
変革の節目となるかもしれない作品の登場です。

音楽は今やインターネットで世界を駆け巡り国境など
もはやないという意見もありますが、ことラテン・サルサ界では
キューバと US との政治的な確執は
確実に音楽にも影響を与えています。

スペインとキューバを自由に往来できる立場をもっていた
であろうイサックが、あえて亡命という大きなリスクを科してまで
なぜ、US へわたったのか。

音楽面だけで語れば、やはりラテン・ミュージックの
マーケット発信源がマイアミに集中していること。
そして 1990年代に活躍したティンバ系の
重要ミュージシャンの多くが亡命してしまい本国にいない
ことなどが挙げられます。

そして今回のスピード・リリースから推察すると、亡命前に
セルヒオ・ジョージとのビジネス契約が
成立していたという見方もできます。

イサックは新たな音楽的フィールドを目指し、
セルヒオはキューバン・サルサのトップ・カンタンテを
自分たちの仲間に迎え入れ、
ラテン・ミュージックの中では後退気味のジャンル、
サルサの活性化を図ろうという
双方の思案が一致したのでしょう。

さて、肝心の音はどうなったのでしょうか。

実はこれが賛否両論が出そうな仕上がりなのです。
1 曲目はセルヒオ制作でビクトル・マヌエルが
ゲスト参加しているナンバー。

イサックの声が後半のややベタなサルサ・アレンジに対し
ミスマッチとみるか、素晴らしいとみるかに分かれそうです。

キューバ音楽至上主義者からは、演奏やアレンジの中に
明らかにキューバ以外の音が混ざっていることに、
「私のイサックが。。。」という嘆きの声も聞こえて来そうですが、
イサックのボーカルは Otra Idea や Primera Noche 時代に
戻ったかのような勢いを取り戻しています。

キューバ音楽ファンが胸を撫で下ろすのは、
7曲目のタイトル・ソングと8曲目。
中期イサック・バンド時代の盟友ベーシストのアライン・ペレスが
ディレクトールし、キューバそのもののアレンジを展開しています。

これらの曲の躍動感はどうでしょう。
ここ数作のジャズやヌエバ・トローバよりの作品や初期の
キューバン・サルサへ回帰した前作などと比べると
明らかに新しい境地へ進みつつある勢いがあります。

キューバン・サルサ、ティンバの停滞を打開するかもしれない
久々の音がこの作品には存在していますが、
それがイサックの亡命作というのはファンとしては
複雑な気持ちです。

サルサ側のマーケットでは売れそうな感じです。
いや、その後に続く他の亡命キューバ人ミュージシャン達の
ためにも売れてもらわなくては困るのです。

私はこのイサックの作品 「 En Primera Plana 」 を
傑作という評価で指示したいと思いますが、
世界のサルサ・ファン、キューバ音楽ファンは
どのような評価を出すのでしょうか。

(福田カズノブ ★ 2007/05/28  2015/09 加筆修正)


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