今年の夏休み自由研究は
岡村ちゃんかな? ってくらい
気になる岡村靖幸を聴いてる夏です。
若い頃聴く機会が無かったのは
たぶん小学生高学年くらいから
ユーミン中島みゆきYMOは
聴いてたけど
「テレビに出てる人は音楽家じゃない」
「日本の音楽つまらん」
という考えに侵されていたからだと
思われます。
90年代は洋楽>邦楽っていう
風潮あったしな。
岡村ちゃんのような
天才を見逃してしまった!
その音楽性については
書ききれないのでやめとくけど。
···
2013年のユリイカで
坂本龍一と対談している中に
「最近のUSAヒットチャート聴くと
俺が間違ってるんじゃないかと
思うくらいのがあって、何か
意味があるんじゃないかと思ってしまうほど
凡庸、凡庸すぎて
前衛的なんじゃないかとさえ思う音楽ばかり」
というような発言があり
まったくそのとうり!と
思いました。
私は2000年にはすっかり
ラテン音楽の人になっていたので
しみじみ思うのですが
アメリカの大勢に支持されている
音楽ってどうしてここまで
ひどくなってしまったのか、というのは
謎のひとつですね。
···
岡村ちゃんの昔の音いっぱい
聴きたいな、ということで
ニコ動でBGMミックス?的な
とにかく曲を1時間分くらい
つないだものが転がっていて
素人のファン作成?なんでしょうけど
著作権大丈夫なのかとか思いつつ
聴きました。
すごーく繋ぎが丁寧なものが
幾つもあって感心しました。
わたくしがDJしてたときはそもそもの
曲をマッシュアップして繋いでいたのですが
そういうんじゃなく、曲はそのままで
まー、きれいに繋いでる。
これは尊いことですね。
立派なDJじゃん。
すべての曲をじっくり聴いて
聴き倒して
曲を愛すればこそこうなるんだなと
思いました。
サルサの現場で
そういうDJがいてもよかったのにね。
よりダンスへの情熱を
高めてくれるわけでもない
曲へのリスペクトを
感じさせてくれるわけでもない人が
目についた、なんというか
曲の次に曲があるだけ···そんな
DJ多かったと感じてました。
なにもしなくても、いい音楽を
蹴躓くことなく聴かせてくれるDJが
サルサシーンにいても良かったのにね。
DJ KAZURU
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