Event

2023イヴェント休業中、各コラム更新中《TIMCUBA動画有》

18644 2023年現在timcubaのイヴェント休業中です。 コラムは随時更新していますので 各メニューを選択してくださいませ。 https://youtu.be/BELIZJu0ruM 2014年の過去動画ですが 六本木で思いきりダンスと音楽を味..

2/10 復活TIM★CUBA

17568 2/10 麻布トロピで久しぶりに ティンクーバやります。 DJ KAZURU が昔作った キレッキレのリミックス中心。 翌日が祝日なので ゆっくりお楽しみいただければ幸いです ************** La Tropi Azab..

2/1 イサックを語る

17586 下北沢ボデギータで 福田カズノブがイサックデルガードを語る マニア向けのイベントです キューバ料理もご注文いただけます ..

蝶のゆくえ

橋本治 著
短編集「蝶のゆくえ」拝読。

2003年、2004年に書かれたもの
中心。

冒頭の
「フランダースの犬」は
このころから度々報道された
親による幼児虐待を扱っています。

加害者である親ではなく
被害者の子供の側から書きたいという
衝動があったと本人あとがきにありました。

このところ
山田詠美の「つみびと」とか
小説が幼児虐待の真相にせまっている
作品もちらほらありますが、小説だから
浮かび上がらせることができた
ってこともあるんだと思います。

共通するのは
親は無知であるが、プライドはある
生き物だということ。そして
なぜか子供というものは無条件に
親が大好きなのです、どんな
親であっても。

「フランダースの犬」は運び込まれた
病院の看護婦の手であるとも知らずに
「お母さんの暖かい手で撫でられた」
という気持ちの中で子供は死んでいきます。

子供は
お母さんが大好きな生き物。
それが悲しい。

ほかにも
女性のそれぞれの年代で
経験する悩みをテーマに
なるほどねえ、と膝を打つような
作品ばかりでした。

DJ KAZURU


Add A Comment