![](https://www.timcuba.com/wp-content/uploads/2023/09/1000008448-768x1024.jpg)
九月文楽第二部
まずは
「寿式三番叟」。
勘十郎さんが翁の面をつけた
人形を遣っていて
さすがの格調。
手がすごーく高く上げる形とか
決まってた。
床は咲太夫さんが欠席なので
残念ではあるけれど
燕三さんの三味線を軸に
豪華な面々が
ずらーっと並んで迫力。
人形が疲れてゼエゼエ言うところが
隣の奥様のツボにハマったらしく
がんばれー、がんばれー
って人形に
声かけてたよ…とほほ。
![](https://www.timcuba.com/wp-content/uploads/2023/09/1000008443-768x1024.jpg)
「菅原伝授手習鑑」
おなじみ寺子屋の前に
八重が御台所を守ろうと
長刀振り回して奮闘する
「北嵯峨の段」があり
この場は初見だと思ったら
51年ぶりの上演だって。
![](https://www.timcuba.com/wp-content/uploads/2023/09/1000008441-1024x768.jpg)
そしてめっちゃ充実の
寺子屋。
玉助さんの大きな松王丸と
簑二郎さんの千代の切なすぎる
やり取りはぐっと来ました。
呂勢✕清治の床も良くて
大満足。
畳み掛けるように
ナミダナミダで話は展開して
感動的ないろは送りへ。
充分堪能したあと更に
蛇がにょろにょろ出てきて
死んだはずの桜丸と八重が
時平に復讐するという
「大内天変の段」があって
これがめちゃめちゃ
カタルシスというか
なんかスッとして終わりました。
この段も51年ぶりだとか。
知らないわけだ。
DJ KAZURU
Add A Comment