岡村靖幸「元気です」ツアー初日
11/11zepp divercity。

素晴らしかった。
クラブ向きの音作り、岡山靖幸は
打ち込みがますます上手になってる。

そしてダンス。
年齢考えたら驚異的、しかし
問題はそこではなく、音楽をそのまま
体現する動きのタイミングですよ、もう
芸術だな。

彼のダンスに素晴らしさって
ダンスやってる人が意外とわからないんだけど
それだけスポーツのようにダンスをやってる人が
増えてる証じゃないかとにらんでます。

ツアーごとに新しい動きが
垣間見えるのだけど、今回は
手首の使い方が尋常じゃなくておもしろかった。

「チャームポイント」からの
エチケットツアーで使っていた
イントロ、ひゃー来てよかった!と
思いました。

「モンシロ」「ハレンチ」を
聴けた前半でもうすでに満足。

ところで、私は
岡村靖幸で一曲選ぶとしたら
彼が櫻井敦司に書いた
「SMELL」です。

作詞が櫻井敦司で
曲とアレンジが岡村靖幸。

「むこうみずでいじらしくて」ツアーの
DVDでこれを歌う岡村靖幸が
見れるのですが、ほぼ同じアレンジで
今回のアンコール一曲目として
やりました。

同じ年齢の櫻井敦司の
急逝を知った岡村靖幸は
何を感じたでしょうか。

わかるはずもないですが、
パフォーマンスを待ってくれてる人が
大勢いて、自分も
最大限の力で臨むはずだったのに
叶わなかった人がいるということは
よりいっそう、岡村靖幸を真摯にステージに
向き合わせたのではないですかね。

櫻井敦司のSMELLも
きっと素晴らしいのだけど
岡村靖幸の音楽と体が
まさしく一つになった、ライヴパフォーマンスを
櫻井敦司ファンにも観てもらいたいですね。
みんなもう知ってるのかな?

そんなわけで
岡村靖幸は全人類に誇れるような
パフォーマンスをやりきりました。

声が綺麗とか
歌がうまいとか、そういうことではない
音楽です。

俺がファンクの帝王だ、とか
俺がリズムの天才だ、と自認する
ミュージシャンがアメリカとか
キューバにいると思いますが
その人たちに、ぜひ
観てほしいものです。

恰好いいとはシビレルってことだと
平野啓一郎が言いましたが
まさしくシビレたよ。

・・・

チャームポイント
どぉなっちゃってんだよ
vegetable
ラブタンバリン
モンシロ
イケナイコトカイ
あのロン
だいすき
うちあわせ
ハレンチ
ステップup
ステップアップLOVE
OUT OF BLUE

SMELL
DEVOのカヴァーで、Girl U Want
大車輪

SEX
パラシュートガール
愛はおしゃれじゃない
ビバナミダ

・・・

DJ KAZURU