ストリー・ト・ライフを
サルサ・カヴァーしている曲を聴いて
懐かしい気持ちになりました。
クルセイダーズだよねー。
ランディ・クロフォードのボーカル!
フュージョンはインストゥルメンタルの曲が
殆どだけど、これは彼女の歌との相互作用で
滅茶苦茶恰好よく聞こえたものです。
たぶん、中学生くらいで初めて聴いた(もちろん
リアルタイムじゃないですよ)んですが
うおー、大人っぽーい。って思いました。
確か原曲はすごく長かった。
・・・
田辺聖子「孤独な夜のココア」が
再評価されて文庫になりましたけれど
これが素晴らしい短編集でなんだか
嬉しい気持ちになりました。
軽やかに描いてはありますが
人間の切り取り方は向田邦子ばりの鋭さ!
その鋭さと何故かナチュラルに柔らかく流れる
関西弁の対比に独特の空気を感じます
どれも20代後半にさしかかった女性(当時
っていうか昭和の感覚だから今でいうと
アラフォーみたいな世代感)の気持ちを
綴ったものですが、ものすごい共感しました。
こういうのって、「男の長髪、女の毛染め」が
NGでなくなった社会でも変わらないものなんだなーと。
世の中どんどん変化しているようで
男女のことは30年たっても同じなんですね。
もしかしたら源氏物語の時代から
根本は同じなのかも知れませんが
そのことがとても不思議。
面白くもあり悲しくもあり。
(DJ KAZURU)
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