なんとはなしに前回のコラムの続きですが
銀座マツヤといえば、京都北山の洋菓子店
マール・ブランシェのお菓子が買えることで
重宝していたのです。
それが、先月でなぜか撤退。
代わりには
神戸ダニエルが収まった模様です。
これはこれで嬉しいこと。
伊予柑ピールのショコラに
プティブランシュというパンを
買ってきました。
私は関西在住期間が5年近くあったので
もはやこの味が「懐かしい」の域です。
ところで今年の
ローザンヌ・バレエ・コンクール
ご覧になられましたでしょうか。
時代の流れと共に、出場国の
偏りが変わりますが、今年は日本が少なく
ブラジルの方ばかり。
そんな中
唯一の日本人で決勝進出をした
17歳の方が
可憐なジゼルを舞われて見入ってしまいました。
何の関係もなくても、日本女性が
活躍するのを見ると嬉しくなるものです。
そして、楽しいのはダンスだけでなく
大原先生のコメントも!
「回転が遅い、音楽に遅れてしまっています」
や
「下半身が弱いようですね、もっとトレーニングを」
くらいのことなら普通でしょうけど、
「手足を右に左に動かしているだけで
この踊りの本質を理解してないようですね」
「この方は垢抜けていません」
「表情が単一」
「私は客席に媚びた笑顔は好きではありません」
等々。
実に辛辣。
一番可笑しかったのは、古典のバリエーションが
終わった時に
「厳しいことを言い過ぎたでしょうか、私
反省しております」
と、言っておきながら
コンテンポラリーでも同様に辛辣で
あり続けたことです。
いやあ、いいじゃないですか。
ダンスをやっていない私でも参考になりそうな
お言葉でした。
昔フランス人のコメンテーターだった
時代なんて、もっとすさまじかったですからね。
あれに比べれば穏やかな方ですよ。
(DJ KAZURU)
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