なんと Ch.Haut-Bailly のロゼを入手。
オー・バイイでロゼを作っていること自体
知りませんでしたが、有難い一本です。
私の考えではロゼに合う料理など
所詮ないのでこういうワインが手に入ったときは
それだけを頂戴します。
軽やかで上品、きちんとしたロゼでありました。
・・・
「いつか陽のあたる場所で」
乃南アサ 著
私の住まいからもほど近い
谷根千エリアが舞台の連作短編集。
「よみせ通り」とか「へび道」とか
路地の名前でリアルに映像が脳内に
出てくるのが、地元小説を読む楽しみの一つ。
千駄木の名書店「往来堂」にて
購入致しました。
こちらの書店に来ると、何だか
地元つながりの本を手に取ってしまいます。
話自体は、刑務所から出てきたばかりの女性
ふたりが、新たな人生を求めて
この町で頑張って生活をしていく。そんな
比較的淡々とした話ですが、犯罪に手を
染めたりするのって、それをしないこととは
本当に紙一重なんだなあということを
つくづく実感させられます。
と、同時に
悪事に手を染めても刑務所に入るまでに
なる人はそうは多くなく、大抵はその手前で
とどまるものなのだ、とか書かれてまして
それもそうかもねー、と思うわけです。
谷根千界隈で食の楽しみというと
肉屋さんのコロッケやメンチが有名で、小説の中にも
たびたび出てきましたが
私は「へび道」のはしっこにある
ベーグル屋さん「旅ベーグル」を推します。
往来堂からもすぐ。
(DJ KAZURU)
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