関西のコレクターが
どこぞの弁士から譲り受けて
唯一保存していたという
映画「七色の花」つきで
出た原節子ムック本。
昭和25年製作の
「七色の花」は空襲で妻を失った
小説家とそれをめぐる女性たちの話。
モテ男が
女に誘われるままふらふらしている様は
まるで「東京ラブストーリー」・・・
はっきりせんかーい!! と
突っ込みたくなる。
恋愛ものながら
かなり喜劇テイストでもあります。
主人公である小説家、彼の
恩師の娘役である
原節子は、むしろ添え物で
政治家の愛人と、日舞の師匠の二本立てで
身を立てている
杉村春子の役のほうが
女の向こう見ずさと
純情を素直に表しているようで
よかった。
それにしても
戦争孤児役の角梨枝子といい
原節子といい、彫の深いくっきり顔が
印象的。
骨太なからだで、濃い顔というのは
今見ても新鮮さがある、というか
現代の日本人にはない要素で
仕上がっている感じ。
・・・
2月23日、六本木で
土曜の夜をお楽しみください。
みなさまの周りには
娯楽がたくさんあるでしょうが、そのひとつに
TIM★CUBAも加えて頂ければ幸いです。
(DJ KAZURU)
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