30歳を迎えるにあたって
じたばたしている
女性が主人公の林真理子氏による短編集。
「死ぬほど好き」。
ミナ・ペルホネンの表紙が美しい。
恋愛、仕事、結婚
まっとうするのかしないのか。
確かに
30歳を迎えるというのは
独身女性にとっては重大な岐路かも。
自分もふりかえれば
登場人物たちのように
焦ることもあれば
投げやりになったり
固執したり、と
いろいろあったのかも知れません。
しかしそういうことは
中年になると
忘却の彼方というか、実に
ちいさな悩みの化石になってしまうのよ
というのが実感です。
これは
2000年刊行だから
そのころ著者は40代半ば。
林真理子という人は
さすがで、アラサーの揺れる心を
中年になっても忘れなかったのだな、この
心のひだを執念深く書き留めることに
成功したのだな・・・。
≪重要≫
6月22日土曜の夜は
TIMCUBAの13周年パーティー、第二夜です。
懐かしくて麗しい曲を
わたくしとDJ FUKUDAが
ずばっとミックスしてお届けいたします。
六本木コパカバーナにて20時半から
始まります。
(DJ KAZURU)
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