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2023イヴェント休業中、各コラム更新中《TIMCUBA動画有》

18644 2023年現在timcubaのイヴェント休業中です。 コラムは随時更新していますので 各メニューを選択してくださいませ。 https://youtu.be/BELIZJu0ruM 2014年の過去動画ですが 六本木で思いきりダンスと音楽を味..

2/10 復活TIM★CUBA

17568 2/10 麻布トロピで久しぶりに ティンクーバやります。 DJ KAZURU が昔作った キレッキレのリミックス中心。 翌日が祝日なので ゆっくりお楽しみいただければ幸いです ************** La Tropi Azab..

2/1 イサックを語る

17586 下北沢ボデギータで 福田カズノブがイサックデルガードを語る マニア向けのイベントです キューバ料理もご注文いただけます ..

本日開店

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「オール読物」掲載の
桜木紫乃 直木賞受賞作
読みました。

「氷平線」を読んだ時も
そこに描かれる生活の感じが
自分の、ほんの一世代上の
人のものという感じがしなくて(例えば
モノの値段、自給の額)違和感ありましたが
今回も同じ。
日本といっても色々な土地が
あるということなのだよなあと
特に北海道は広いし、と
改めて感じた次第。

漫画家の西原理恵子さんも

「自伝的漫画を描いたとき
西原さんの年齢より何十歳も
上の人の話という感じがするという
感想をいただきましたが、私が
若かったころの高知県の生活は
あんな感じです」


言っていたしな・・・。

2013-0829naoki2

「本日開店」という短篇は
小さな寺に嫁いだ女性が主人公ですが
その寺は経営難。
たまに入る葬儀社からの依頼も
戒名なしの格安プランというありさまの寺。
その窮状を救うために
檀家の有志が彼女を
買うことで「お布施」を定期的に
お出しする、という
びっくりな設定でした。

わたくしは
葬祭専門の司会や案内係りの
仕事をしていた関係で
大変多くの「寺の奥様」を見てきましたが
正直申し上げて
「黙っていても
‘お布施’が入ってくる寺というものに守られ
汗ひとつ流すことなく
でーんと構えて優雅に生活している女性」
としか彼女たちのことを
思ったことがありません。
私が働いている時期には
葬儀業者のぼったくり問題が
よく報道されていた時代でしたが
実際に葬儀の場でぼったくっているのは
寺であった、というのが
私の実感です。

しかし、檀家も減り
お経をあげる機会が少ない寺は
収入など多いはずはなく、奥様も
のんびりしているわけじゃないのは
当然なのだよなあ。
寺の奥様方への偏見に満ちていた自分を
ちょっとだけ申し訳なく思ったのでした。

(DJ KAZURU)


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