
「もう少し浄瑠璃を読もう」
橋本治 著 拝読。
「浄瑠璃を読もう」の続編です。
単行本化する前に、著者は
亡くなってしまいましたが···
私は文楽が好きで
劇場に通いますが、そこは
江戸期に成立したものなので
理解しがたい部分も多いのです。
それは「難解」ということではなく
「そんなんありですか?」という
常識の違いによる部分が
大きいと思ってますが
このズレについて橋本氏は
解説してくれます。
私はこの方の本を読むことで
だいぶ
文楽の楽しみ方が深まったと
思っています。
「摂州合邦辻」という演目は
説教節の「しんとく丸」を
下敷きにしたものですが
ここで肝になる
「若き継母が息子に寄せる
恋心」については
「大義のために恋心を
装っただけ」なる説と
「本当に継子にとち狂った」説が
あるわけです。
橋本氏はしっかり
「これが本気でないはずはない」
と言っています。
···
「人というものは、どんどん
その狂気じみた恋の中に入っていきます
恋というものには、そういう
血腥い一面もあるのだから
仕方ないと言えば仕方がありません」
「玉手御前の恋に否定的には
なれないから、『嫉妬の乱行』と
言いはしても、そこに作者は
『怒眼元は薄紅梅』という
美を添えるのでしょう」
「地獄があって極楽があり
極楽はまだ花が咲きません
恋を否定はしないけれど
それは極楽ではない
地獄に近い血腥いものだと言っていて
『でも救ってやりたい』とは
言っているのかもしれません」
DJ KAZURU
ミュージシャン、DJ・ダンサー、レコード会社、キューバ旅行会社からの目線で、ティンバの歴史とその魅力を明らかにする待望のトークライブ・シリーズがスタート!以前、チェベレの相川等さんと行っていた「トーク・ティンクーバ」の発展系ですが、単発ではなく毎月開催とし、様々な視点でティンバの魅力を明ら..
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https://youtu.be/BELIZJu0ruM
2014年の過去動画ですが
六本木で思いきりダンスと音楽を味..
2/10 麻布トロピで久しぶりに
ティンクーバやります。
DJ KAZURU が昔作った
キレッキレのリミックス中心。
翌日が祝日なので
ゆっくりお楽しみいただければ幸いです
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La Tropi Azab..
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