
「バルザック三つの恋の物語」拝読。
バルザックをちゃんと
読みたかったのだけど
木原敏江の美しい挿画つき
豪華短編集があったので
思わず購入。
「リストメール伯爵夫人」をはじめ
これらが書かれた背景のフランスでは
夫、妻は家族の共同経営者として
家をもり立てはするが、恋愛は別とし
それぞれ隠すことなく愛人をもつのは
普通のことだったそうです。
恋人に溺れ家を破綻させれば
笑い者ですが、長年愛人と連れ添うことは
むしろ称賛の対象であったとか。
そのような感じで
パーティに明け暮れるのが
常識的だったそうなので、そこを
知ると面白く読めます。
知識なしに読むと
若い男が人妻の家庭に堂々と現れて
夫も当然のように迎え入れるのですから
登場人物すべてが奇妙な人々って
感じになりますのが
この辺りの事情を説明する文章が
加えられていたので良かったです。
若い男は自然な様子で
40歳女の魅力を理解し
情熱を捧げる。
変わった時代だなあ、と思いますが
考えてみれば日本にも
若い男を可愛がる上流階級の男、が
普通にいた江戸時代とかありまして
男を買う店がまちなかに存在してたので
なにもフランスばかりが
「妙な慣習」を持っていたわけでは
ありません。
上流階級がのんびり
恋愛を謳歌しているということは
逆に
庶民には苦しい時代だったのではないかと
想像しますが、文学はそれ自体の
魅力が大事ですからね。

この短編集は
よい入り口になりました。
DJ KAZURU
ミュージシャン、DJ・ダンサー、レコード会社、キューバ旅行会社からの目線で、ティンバの歴史とその魅力を明らかにする待望のトークライブ・シリーズがスタート!以前、チェベレの相川等さんと行っていた「トーク・ティンクーバ」の発展系ですが、単発ではなく毎月開催とし、様々な視点でティンバの魅力を明ら..
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https://youtu.be/BELIZJu0ruM
2014年の過去動画ですが
六本木で思いきりダンスと音楽を味..
2/10 麻布トロピで久しぶりに
ティンクーバやります。
DJ KAZURU が昔作った
キレッキレのリミックス中心。
翌日が祝日なので
ゆっくりお楽しみいただければ幸いです
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La Tropi Azab..
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