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キューバ音楽を語るトークライブ「ティンバの歴史#01」

26755 ミュージシャン、DJ・ダンサー、レコード会社、キューバ旅行会社からの目線で、ティンバの歴史とその魅力を明らかにする待望のトークライブ・シリーズがスタート!以前、チェベレの相川等さんと行っていた「トーク・ティンクーバ」の発展系ですが、単発ではなく毎月開催とし、様々な視点でティンバの魅力を明ら..

2025イヴェント休業中★各コラム更新中(↓スクロールで読めます)

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2/10 復活TIM★CUBA

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キューバ音楽とは①

前コラムでミュージシャンSingoの記事を
取り上げましたが、
何が良かったのか少し触れてみたいと思います。

彼はその中で、『レゲトンの源流の一つでもある
(プエルトリコの)プレーナは、
キューバ由来のラテンとは異なり、
1泊3泊の強拍にバスドラム的な低音が来るため
いわゆる4つ打ち系のEDMと非常に相性が良い』
『サルサの演奏者たちは、
クラーベの音がない方が心地よく感じるから
クラーベの音を加える必要性を感じない』
『キューバ人と非キューバ系ラティーノたちでは
根本的にクラーベの捉え方、理解が異なる』
と語っていました。

現地でミュージシャンとしての経験がないと
わからないことです。
当事者たちは当たり前としてとらえていることを、
第3者となる日本人として気が付いたのです。
そんなことは、以前からわかっていたし当たり前
という人もいるかと思いますが、私には驚きでした。

「クラーベの音がない方が心地よい」のであれば、
サルサは徐々に衰退していくのは必然だったのです。
その逆にキューバ在住のキューバ人は、
子供のころから体に染みついたクラーベを
パーカッションはもちろん、歌や演奏の中に感じ続け、
ティンバはもとより、ロックやジャズ、ポップスまで
影響させていたのです。

キューバのビート、クラーベは、
譜面に表すことの出来ない伝統芸能のようなもので、
もはや2-3や3-2、
ソンクラーベ、ルンバクラーベという
形式的なものを越えた特殊なものなのでしょう。
そんなことを考えさせてくれる内容でした。

(福田カズノブ 2024.2.21)


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