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キューバ音楽を語るトークライブ「ティンバの歴史#01」

26755 ミュージシャン、DJ・ダンサー、レコード会社、キューバ旅行会社からの目線で、ティンバの歴史とその魅力を明らかにする待望のトークライブ・シリーズがスタート!以前、チェベレの相川等さんと行っていた「トーク・ティンクーバ」の発展系ですが、単発ではなく毎月開催とし、様々な視点でティンバの魅力を明ら..

2025イヴェント休業中★各コラム更新中(↓スクロールで読めます)

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2/10 復活TIM★CUBA

17568 2/10 麻布トロピで久しぶりに ティンクーバやります。 DJ KAZURU が昔作った キレッキレのリミックス中心。 翌日が祝日なので ゆっくりお楽しみいただければ幸いです ************** La Tropi Azab..

TIM☆CUBA Music of the Year (国外TIMBA)

2009年のティンバ・シーンの特徴は、
キューバ国外バンドの活発なCDリリースでした。

国外ティンバの雄、Tiempo Libreはバッハを
取り上げるという実験作を発表。
その弟分Timbaliveもデビューしました。
さらに年末には、テキサスのHavana NRGも待望の
セカンドをリリースし、USティンバは活況を呈しています。
内容では、Tiempo Libreが実験作だったので、
Havana NRGを推薦。安定感があります。

一方、北欧ティンバも勢いがあります。
Calle Realは、セカンドを発表。そして、
Calle Realのメンバーも参加している弟バンド
La Tremendaもデビューしました。
北欧ティンバは、2000年頃のキューバの
ティンバ・サウンドを土台にラテンにはないコード感で
乾いたグルーヴを出しているのが特徴。
カリスト・オビエドのバンドやLatin Dance Bandの
存在もあって目が離せません。

そして、新興勢力として登場してきたのが、
イタリアのレーベルによるティンバ。
Ciclon Cubano、N`TAYA、Croma Latinaなどが
次々にCDデビューしました。
これらのバンドは、打ち込みを意識したベース・ライン
とバスドラが特徴的で、明らかにレゲトンを意識した音作り。
その中で、ティンバがより強いのはCiclon Cubano。
レゲトンはN`TAYA。そしてCroma Latinaは
サルサ色が強いといえるでしょう。

2009年をみると、ティンバの中心はキューバ国内から国外へ
移動したかのようで、関連バンドが次々に
デビューしてくる様子は2000年頃のキューバ国内を
彷彿させるものがあります。(コラム20090705参照)
これからは、ティンバというサウンド・スタイルだけを聴かせる
のではなく、いかに良い楽曲を作れるかが勝負どころでしょう。

(福田カズノブ)


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