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キューバ音楽を語るトークライブ「ティンバの歴史#01」

26755 ミュージシャン、DJ・ダンサー、レコード会社、キューバ旅行会社からの目線で、ティンバの歴史とその魅力を明らかにする待望のトークライブ・シリーズがスタート!以前、チェベレの相川等さんと行っていた「トーク・ティンクーバ」の発展系ですが、単発ではなく毎月開催とし、様々な視点でティンバの魅力を明ら..

2025イヴェント休業中★各コラム更新中(↓スクロールで読めます)

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2/10 復活TIM★CUBA

17568 2/10 麻布トロピで久しぶりに ティンクーバやります。 DJ KAZURU が昔作った キレッキレのリミックス中心。 翌日が祝日なので ゆっくりお楽しみいただければ幸いです ************** La Tropi Azab..

小唄の師匠

「わが恋は
栄芝一代の芸」拝読。

昭和7年生の
小唄の春日とよ栄芝の人生を
葛西聖司、元NHKアナの聞き書きで。

幼い頃から
日本舞踊
長唄、清元、と芸事に
長けた栄芝は今でこそ
春日会の会長ですが
邦楽界の嫌なところが
話の中にいっぱいでてきました。

小唄の録音が人気なので
各レコード会社がこぞって
スター歌手(多くは芸者)を確保していた
時代があったのですが、その時
春日会を通さず直接契約で
レコード会社から盤を出したことで
春日会の催しから10年締め出されたとか。

こういうのって本当に
醜い家元制度の弊害。
だから私は名取になりませんでした。

小唄のハコとして定番の
三越劇場も使わせてもらえなかった
時代があるようです。

とはいえ、他ジャンルとも
交流し活動してきて近藤等則との
ジャズ✕小唄が話題になったり
人気と実力がありすぎるので、最終的には
春日会も認めざるを得なかったという
流れなのではないでしょうか。

彼女自身は努力の人だと思うけれど
華もある。
こういう人の足を業界全体が
引っ張ったことは記憶されるべきでしょう。

記録を見ると近年も
国立劇場にたくさん出演してるのですが
拝聴する機会を逃したことが
悔やまれます。

それにしても90歳代でも
元気で舞台に出れるなんて
羨ましいことですねえ。

婚家を事情があって
若い時分に出て、実家へも
帰らなかった経験から
一人で考え、行動するということが
身についていたのでしょう。

師匠の言いなり
家元の言いなりにしなかったことが
結局彼女の芸を広げたわけですから
伝統芸能(といっても能ほど
歴史があるわけじゃなし)であっても
自分の道を切り開くのは自分なのだと
忘れないほうがいいという
生きた教訓かもです。

DJ KAZURU


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