
能の梅若実(玄祥)の姉で
梅若の家に生まれて
長唄の吉住の家に嫁いだ
吉住小三代の本があったので拝読。
「絲みち」
長唄も杵屋をはじめ
大きい流派がいくつかあるのですが
譜面を流通させてる
研精会の創設に関わっているのが
吉住だそうです。
私も研精会の譜面に助けられているので
ありがたやという感じ。
著者の夫が吉住の
お家元なのですが、御本人も
師匠として活躍している方です。
帯が片岡仁左衛門とは
贅沢ですね(題字は長唄の
鳥羽屋里長だそう)。
昭和15年生れですから
時代と家柄があいまって
強烈な男性・女性の格差が語られます。
彼女自身はその中で女性の役割を果たし
周りもそうであったと言う事。
彼女の世代も
その親の世代も女性として生まれ
芸能の家に嫁いだ者は皆
夫が輝くために頑張ってきたわけです。
そのため親類に
人間国宝、芸術会会員は
多くあれど、女性で名を残した人は
皆無。
家族のご飯の支度もせず
掃除洗濯もせず
手紙の返事も他人に代筆させて
朝から晩まで好きなことだけやってたら
そりゃあ芸も上達しますわなあ。
本人が家の雑事をこなし
夫を支えることに誇りを持ってるようなので
構わないともいえるのですが
彼女たちが全員自分の芸のことのみ
考えて生きることが許されていたら
素晴らしい芸術家が
多く排出されたのでは無いでしょうか。
今の長唄界は
男は歌舞伎座で日々頑張るから
市井で素人を教えるのは
女でじゅうぶん、という
考え方にまだあるようです。
しかし実際
東京藝術大学で次代を担う学生を
育てているのは女性がメイン。
実力が高い女性もいっぱい。
なのに女だと舞台で
前に出ることができないんですね
令和の世になっても。
変なの。
DJ KAZURU
ミュージシャン、DJ・ダンサー、レコード会社、キューバ旅行会社からの目線で、ティンバの歴史とその魅力を明らかにする待望のトークライブ・シリーズがスタート!以前、チェベレの相川等さんと行っていた「トーク・ティンクーバ」の発展系ですが、単発ではなく毎月開催とし、様々な視点でティンバの魅力を明ら..
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2/10 麻布トロピで久しぶりに
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