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キューバ音楽を語るトークライブ「ティンバの歴史#01」

26755 ミュージシャン、DJ・ダンサー、レコード会社、キューバ旅行会社からの目線で、ティンバの歴史とその魅力を明らかにする待望のトークライブ・シリーズがスタート!以前、チェベレの相川等さんと行っていた「トーク・ティンクーバ」の発展系ですが、単発ではなく毎月開催とし、様々な視点でティンバの魅力を明ら..

2025イヴェント休業中★各コラム更新中(↓スクロールで読めます)

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2/10 復活TIM★CUBA

17568 2/10 麻布トロピで久しぶりに ティンクーバやります。 DJ KAZURU が昔作った キレッキレのリミックス中心。 翌日が祝日なので ゆっくりお楽しみいただければ幸いです ************** La Tropi Azab..

忠臣蔵殺人事件

今年初のミントジュレップ。

日本の蒸し暑さにはこれだな。

・・・

「忠臣蔵殺人事件」拝読。

皆川博子が、ある編集者に

「読んだらすぐ忘れちゃうような
内容でいいの、新幹線乗ってる間
3時間で軽く読めるもの書いて」

と言われたことがあると
発言してたことのですが
たぶんその頃の著作だと思います。

皆川博子になんてこと言う編集かと
びっくりするのは今だからで、たぶん
「〜殺人事件」というタイトルの
山村美紗とかが大人気だった時代の
話なんでしょう。
これは1986年初出。なんとなく
想像つきますね。

しかしそこは皆川博子
忠臣蔵の映画やドラマで
大石内蔵助を演じてきた熟年俳優が
泉岳寺の四十七士の墓前で
腹切って死んでるところから
始まるミステリーを書いてます。

他の著作に比べて
確かに皆川博子らしさは薄いのだけど
忠臣蔵を映画だけでなく
歌舞伎でも観ていたであろう知識が
そこかしこに見られます。

当時求められてた
ご当地殺人事件みたいなのは
本当に暇つぶしで読んでる人が
多かったんですかね。

私はちょっと疑問で
消えつつある中間小説みたいなものの
代用だった気がします。

短い時間ひととき
物語の中を楽しみたいのだから
それなりに筆力のある作家が
こういうものを書いていたと
思うんです。

とはいっても
その中で皆川博子は
ずば抜けてるので、編集者の
理解を超えた存在だったのかなあと。

DJ KAZURU


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