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キューバ音楽を語るトークライブ「ティンバの歴史#01」

26755 ミュージシャン、DJ・ダンサー、レコード会社、キューバ旅行会社からの目線で、ティンバの歴史とその魅力を明らかにする待望のトークライブ・シリーズがスタート!以前、チェベレの相川等さんと行っていた「トーク・ティンクーバ」の発展系ですが、単発ではなく毎月開催とし、様々な視点でティンバの魅力を明ら..

2025イヴェント休業中★各コラム更新中(↓スクロールで読めます)

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2/10 復活TIM★CUBA

17568 2/10 麻布トロピで久しぶりに ティンクーバやります。 DJ KAZURU が昔作った キレッキレのリミックス中心。 翌日が祝日なので ゆっくりお楽しみいただければ幸いです ************** La Tropi Azab..

死んでもいい

さすがの大竹しのぶ。

前日に観た
「ヌードの夜」に比べてB級感が
消えてるのは、大竹しのぶの
清冽さと永瀬正敏の少年ぽさのせいかしら。

観客もこちらのほうが多いですね
女性も来てる。

冒頭大雨の駅前で
赤い傘を広げた女と
大きな荷物の男がぶつかるシーンが
まず秀逸。

https://eiga.com/movie/37300/video/2

男女の火花がはじける瞬間を
映像化したらこれ以上はないという良さ。

若く頼りない男ながら
永瀬の図々しさと、おとなしそうに
みえて、猛々しく男と交わる
大竹の危ういバランスが魅力的。

室田日出男が豪快な
甲府の不動産屋を演じて
大健闘だったと思うんですが
スイートルーム(といっても田舎のホテル)
のなかの浴室での殴り合いのあと
文楽人形の死体のように
動かなかったですね。

音楽は今回も印象的で
まずはマーラーのアダージェットが
美しく永瀬と大竹の道行きを
盛り上げます。
この曲を使うなんて、やっぱり
石井隆はセンチメンタルの人だなあ。

そして
ちあきなおみの「黄昏のビギン」。

今回も雨が随所に出てきて
湿度はマックス。

ネオン管に照らされた
二人の横顔が綺麗でした。

あのクレジットの独特な斜体文字も
ミルキィ・イソベによるものなんだそう。

1990年代にグッとくる装丁といえば
ミルキィ・イソベだったな。

石井隆が名美という
ひとりの女に固執するのは実話で、ずっと
顔のない女ばかり描いてたのに
15年ぶりに再会した小学校の同級生の
顔を見た途端自分のファム・ファタル像が
定まったそうです。

その女性こそ妻となった千草さん。

2000年に亡くなった時の
喪失感はただならぬものだったようで
無力な自分は村木そのものだと
綴っています。

本を刊行することで
治療費に充てたかった、どんな高額な治療も
受けさせたかったと書いてある文章を
読むたびに涙が出ます。

早くに亡くなって気の毒に、と
思う気持ちよりも
そこまで愛し抜かれるなんて
羨ましいという気持ちが強いですね。

DJ KAZURU


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