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キューバ音楽を語るトークライブ「ティンバの歴史#01」

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2025イヴェント休業中★各コラム更新中(↓スクロールで読めます)

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2/10 復活TIM★CUBA

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墳墓記

「墳墓記」

ある男が老いて死ぬ間際に
脳裏によぎること。

それだけのことを
小説にしているのですが
高村薫の文章が恐るべき高みに
達していて震えました。

「墳墓記」

とても「読んだ」とは言えません
この内容を自分は理解しきれていません。

さまざまな古典文学から
引き出されるイメージが
連なる描写なので

後撰和歌集
吾妻鏡
源氏物語
伊勢物語
はたまた建礼門院右京大夫集。

こういうものに、私のような
浅い知識ではなく
ある程度の深さで
触れたことがないと
話が見えないのです。

また、男の祖父と父が
能楽師であったことから

鉄輪
求塚
阿漕

といった能の演目についても
語られます。

他にも琵琶の音、声明…これまた
なじみの薄い音が流れてきます。

ついに高村薫はここまで来たかという
嬉しさと、こちらはまったく
ついていけません…となってしまう
悲しさ。

すべてを理解出来はしないけど
日本語を突き詰めればこうなると
言うことではないでしょうか。

やはり古典はわれわれにとって
重要なのです。

何年かあとにこの作品をもういちど
読む、読んでみせると
決意しましたが、現時点で
どのくらいの日本人が
この小説を正しく咀嚼できているのか
興味あるところです。

DJ KAZURU


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