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キューバ音楽を語るトークライブ「ティンバの歴史#01」

26755 ミュージシャン、DJ・ダンサー、レコード会社、キューバ旅行会社からの目線で、ティンバの歴史とその魅力を明らかにする待望のトークライブ・シリーズがスタート!以前、チェベレの相川等さんと行っていた「トーク・ティンクーバ」の発展系ですが、単発ではなく毎月開催とし、様々な視点でティンバの魅力を明ら..

2025イヴェント休業中★各コラム更新中(↓スクロールで読めます)

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2/10 復活TIM★CUBA

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孤蝶の城

「孤蝶の城」

カルーセル麻紀の人生をもとにした
桜木紫乃の小説「緋の河」の続編。

カルーセル麻紀は今年の朝日新聞でも
その生涯を連載でインタビューされ
小説の方は虚構と分かっていても
内容はかなりリンクしています。

私があっぱれと思うのは
なんにも外国の事情などわからない
情報を集めようもない時代に
モロッコへわたり
性転換手術をしていることです。

言葉もわからないなか術後の高熱
術部の治りの悪さを処理しない医師に
痺れを切らして、膿んでる部分を
自分で切り取ったという話は
徹子の部屋でも披露された気がしますが
このあたりの思いきりはすごいですね。

ゲイバーに足を踏み入れた16歳の時から
自分の野生の勘で判断して
生き抜いてる感じがします。

そして男を冷めた目で見ているのが
非常に面白い。

本作では、いっときの恋に燃えても
なにかそこに溺れることができない
人間の心理にフォーカスされてて
読みどころになってます。

こにあたりが桜木紫乃の
上手いところですね。

男と愛し合いたくて
女になりたかったように人は思いますが
女性の身体の美しさを満喫したい
その気持でどこまでも突き進んできたのが
実情という複雑さを解き明かしている。

今は同じように生まれついた性に
悩んでいる人がいても
こんなに自分だけで決定して
別の性を歩む人って
いないんじゃないでしょうか。

自分のしたいことがはっきりしていて
人に流されない。そこが
最高に素敵ですね。

現実のカルーセル麻紀も、彼女を
超える似たような存在って
でてきてないですし
真のパイオニア。

しかしキャバレーの出演料が
30万でまあこんなものかと思っていたら
事務所から独立して9割はねられていたことを
知ったという話はいかにも芸能事務所ですね。

稼げる人であるカルーセル麻紀の
それが故に出ていくものも多くならざるを得ない
お金の問題もあったようですが
基本的に右肩上がりの時代だったので
このお金の感覚もだいぶ遠いものに
なってしまったのかな。

DJ KAZURU


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