
客の頭が邪魔で字幕が読めない
と、悪名高い新宿武蔵野館へ。

邦画だから字幕はないのですが
それでもあまり行きたくない映画館。

「桐島です」を上映するのは
都心だとここだけなので
仕方なくチケット取りました。

実際画面の3%位
おじさんの頭がかぶってましたが、他の席はもっと
悲惨だったろうな‥恐ろしい映画館。
私は桐島聡という
人間が発見されたとき
非常に興味を持ちまして
彼がどこで何してたかの
ドキュメンタリーを観たりしてました。
そういう人間は
私だけではなかったようで
この事件から触発された
映画はまず「逃走」が公開され
「桐島です」で二作目です。
どちらの監督も学生運動に関わったようで
留置場経験があるとか。
脚本家が実際に桐島の隣で
指名手配写真掲載されていた
男の娘だというのも
リアリティに繋がってます。
毎熊克哉さんの桐島は
劇中曲の「時代遅れ」を
体現するような男。
殺人には否定的だけど
結果として爆破で死者を出してしまい指名手配に。
三菱重工爆破事件
犯人のように言われてますが
実際彼が関わったのはその後の
爆破事件からです。
彼の怒りは
貧しいもの、貧しい国のものを
安い労働者として使う国や
大企業に向けられていて
それは時を経て
安倍政権や、
製薬会社と共同で
ボッたくる仕組みを作る
医師会などにも向けられる。
老いた労働者となった
「桐島」の毎日にも
絶え間なく起こる
クルド人差別、在日朝鮮人差別。
叫びだしたくなるような
狂った日本人たちであふれ
かつ彼らは
自分が狂っていると思いもしない異常さ。
桐島の思いは正論なのに
誰にも届かない。
唯一桐島の正体を見抜いてたと
思われる隣人は
泥棒だった。
全体としては思ったより
重くない仕上がりでした。

いつか「逃走」も観たい。

DJ KAZURU
ミュージシャン、DJ・ダンサー、レコード会社、キューバ旅行会社からの目線で、ティンバの歴史とその魅力を明らかにする待望のトークライブ・シリーズがスタート!以前、チェベレの相川等さんと行っていた「トーク・ティンクーバ」の発展系ですが、単発ではなく毎月開催とし、様々な視点でティンバの魅力を明ら..
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六本木で思いきりダンスと音楽を味..
2/10 麻布トロピで久しぶりに
ティンクーバやります。
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キレッキレのリミックス中心。
翌日が祝日なので
ゆっくりお楽しみいただければ幸いです
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La Tropi Azab..
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