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キューバ音楽を語るトークライブ「ティンバの歴史#01」

26755 ミュージシャン、DJ・ダンサー、レコード会社、キューバ旅行会社からの目線で、ティンバの歴史とその魅力を明らかにする待望のトークライブ・シリーズがスタート!以前、チェベレの相川等さんと行っていた「トーク・ティンクーバ」の発展系ですが、単発ではなく毎月開催とし、様々な視点でティンバの魅力を明ら..

2025イヴェント休業中★各コラム更新中(↓スクロールで読めます)

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2/10 復活TIM★CUBA

17568 2/10 麻布トロピで久しぶりに ティンクーバやります。 DJ KAZURU が昔作った キレッキレのリミックス中心。 翌日が祝日なので ゆっくりお楽しみいただければ幸いです ************** La Tropi Azab..

ババヤガの夜

ダガー賞受賞、の
知らせとともに
王谷晶氏のコメントやインタビューを
目にして、これは頼もしい作家が
いたものだと、すぐに
受賞作の「ババヤガの夜」を取り寄せました。

ババヤガとはスラヴ民族の言葉で
魔女の意味らしいですが
誰かの娘でもなく、妹でもなく
妻でも母でもなく、ただ自分として生きることを
魔女という言葉に当てはめたような
気がしました。

作中にババヤガの文字は出てきませんが
己の天禀を活かし
こうありたいという衝動を
属性によって抑えられることのない人生。
そこに光を思うのが
この小説なのだと思います。

正直ライトノベルに近い
読感で、ダガー賞にはこれを英訳した
サム・ベット氏の功績が大きいと感じました。
ただ、女性が女性であるだけで
常に低く見られ、男をサポートする
役割を求められる現状への
異議申し立てを、さらりと作中に
潜ませてるのが良かったです。

途中話が急展開して
どこか読み飛ばしたのかと
数ページ読み返すくらいわからなかった
部分があるのですが、その先で解明する
素晴らしい仕掛けでした。

ここは本当に
驚くようなストーリーになっていて
良かったです。

お嬢様と屈強な女性のバディもの、そんな
簡単な話ではありませんでした。

そしてラムダ文学賞の
最終候補に上がったというニュースも
入ってきました。

文学と物語における
LGBTQ+の優れた声を称える文学賞、と
いうことらしいので
確かにこの作品はぴったりくる内容。

しかしこうまで評価されるのには
やはりサム・ベット氏の英訳に
優れた点があるからだと思います。
そのツボを誰かに解説して欲しい。

DJ KAZURU


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