ミュージシャン、DJ・ダンサー、レコード会社、キューバ旅行会社からの目線で、ティンバの歴史とその魅力を明らかにする待望のトークライブ・シリーズがスタート！以前、チェベレの相川等さんと行っていた「トーク・ティンクーバ」の発展系ですが、単発ではなく毎月開催とし、様々な視点でティンバの魅力を明ら..
2025年現在timcubaのイヴェント休業中です。
コラムは随時更新していますので
各メニューを選択してくださいませ。
https://youtu.be/BELIZJu0ruM
2014年の過去動画ですが
六本木で思いきりダンスと音楽を味..
2/10 麻布トロピで久しぶりに
ティンクーバやります。
DJ KAZURU が昔作った
キレッキレのリミックス中心。
翌日が祝日なので
ゆっくりお楽しみいただければ幸いです
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
La Tropi Azab..
「昭和歳時記」
吉村昭が消えゆく戦中戦後の
思い出を書き留めたエッセイ。
1996年の文春文庫の
復刊版のようです。
好きな作家ですので手に取りました。
吉村昭の子供の頃の
住まいは、現在の日暮里サニーホール
なんですね。
昔の羽二重団子あたりの
思い出話がちょいちょい出てきます。
表紙にあるように
「九里よりうまい十三里」と
売られていた焼き芋、玉音放送を
聴いたラヂオ、着物一辺倒だった
女たちが突如着はじめたアッパッパ。
煙管の羅宇の手入れや
蚊帳で得られた安心感。
悪天候なら届かない電報。
そんな遠くなってしまった
風景が描かれています。
私が思うことは、戦争や
薬のない時代の肺病で
常に死が身近にあった時代の人たちは
やはり自分なりの死生観が身についている
ということ。
今の時代の脆弱さは
死がぼんやりしてしまったことに
ある気がします。
大岡昇平「野火」じゃないけれど
戦争を知らぬものは半分子供
なんだと思います。
DJ KAZURU
Add A Comment