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キューバ音楽を語るトークライブ「ティンバの歴史#01」

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2025イヴェント休業中★各コラム更新中(↓スクロールで読めます)

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2/10 復活TIM★CUBA

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黒と白の服飾史

白の服飾史
黒の服飾史

同じところから出てる
本ではないのね。
古本乙女のカラサキアユミの
SNSで見つけて
私も読みたい!
並べてみたい!
となりました。

まずは「黒」

ヨーロッパではそもそも
カラフルな衣装イコール
ピエロなど人に笑われる存在の象徴
もしくは
精神が安定していない人を
意味するそうです。
日本の着物が色とりどりなのと
比較すると、そもそも
色の認識が違うんですね。
季節によってシンボリックな色合いが
変わることもないし。

ヨーロッパの人は
シックなお洒落がうまいというけれど
そういうことならば
日本人が真似すること
ないかもですね。

もちろん喪の装いとしての
黒の役割もありますが
喪の期間には段階があり
その中では
白が多く使われることも
あったようです。

19世紀のヨーロッパでは
賢い男とそうではない女の
象徴として黒い男性服
カラフルな女性服
という役目も果たしたそう。

女の装飾品やドレスは
父や夫の財力に即しているもので
当然派手になるが、男性は
知的だから自らは
黒だけを着るという考え方ですね。

一方使用人文化も
最高潮になり、若い女性の
性的魅力を抑えるために
黒いメイド服が
流通した一面も。

当時描かれた絵画から
推察されることも多く
なるほどなあと思いました。

黒く活動的な服を
女性に取り戻したのは
ココ・シャネル。

彼女の装飾品はファッション
だけにためにあり、
財力を見せるものではないから
イミテーションでいい
という発言はその前時代の
風習に対して言ってるんですね。

現在世界的に人気があるのは
強い反抗の意志を見せつける
ヨージ・ヤマモトの黒。

私はヨージ・ヤマモトの
インタビューなどで
黒に込められた彼の気持ちを知って
やはり着るものは生き方に
結びついていると確信したものです。


白い衣服をまとうことは、汚れがついたら
すぐ洗濯できる、または
買い替えることができる
財力に直結するわけで
近年のように洗剤が発達していない
時代の白は、純潔性もあるけど
やはり汚れが目立つ問題なんですね。

そして真白な布も
昔は漂白技術が低いので
なかったそうです。

両書を拝読して
片方が片方の説を裏付けるような
記述も多く服飾史を
ざっと眺めるよい機会でした。

DJ KAZURU


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