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キューバ音楽を語るトークライブ「ティンバの歴史#01」

26755 ミュージシャン、DJ・ダンサー、レコード会社、キューバ旅行会社からの目線で、ティンバの歴史とその魅力を明らかにする待望のトークライブ・シリーズがスタート!以前、チェベレの相川等さんと行っていた「トーク・ティンクーバ」の発展系ですが、単発ではなく毎月開催とし、様々な視点でティンバの魅力を明ら..

2025イヴェント休業中★各コラム更新中(↓スクロールで読めます)

18644 2025年現在timcubaのイヴェント休業中です。 コラムは随時更新していますので 各メニューを選択してくださいませ。 https://youtu.be/BELIZJu0ruM 2014年の過去動画ですが 六本木で思いきりダンスと音楽を味..

2/10 復活TIM★CUBA

17568 2/10 麻布トロピで久しぶりに ティンクーバやります。 DJ KAZURU が昔作った キレッキレのリミックス中心。 翌日が祝日なので ゆっくりお楽しみいただければ幸いです ************** La Tropi Azab..

軍国少女だった

敬愛する田辺聖子が
戦時の少女時代を振り返るエッセイ。

「欲しがりません勝つまでは」

物語を作るのが好きで
本を読むのが大好きで、同級生に
小説を書いて回覧させてた田辺聖子。

外国が舞台のものや、もちろん
愛国的なものも。

当時
バリバリの軍国少女で
ヒットラー率いるナチスの少女たちに
憧れ、お国のために戦争を
乗り切るんだと張り切っている。
彼女が生まれたときからずっと
日本は戦争してましたからね。

そんなふうであったのに
終戦が告げられたとき
今まで不敬罪に問われるようなことを
大人たちが民主主義の名のもとに
言い始め「ほんまかいな」
本土決戦頑張るんちゃうんかったん!?
と思う彼女は
これからは自分で何でも考えて
行かなければいけないのだと誓いまた
歩み続け、小説家となるのです。

この辺の感覚というのは
まともな感覚の持ち主なら
ティンーンエイジャーであろうとも
みんな同じで、今まで大人たちが
言って辛いながらも頑張って
従ってきたことをひっくり返されて
憤るわけですが、ここで
丸め込まれて何も言えなかった人も
多いと思うんですよね。

皆川博子も
お国のために、天皇陛下のためにと
偉そうにしていた教師が突然
終戦の日から共産党のバッジ付け始めたと
軽蔑する文章を残しています。

この才能豊かな少女たちが
しっかり自分の頭をフル回転させて
大人になってくれたから、今
私たちは彼女たちの文章に
心をときめかせることができるわけです。

田辺聖子はずっと読み続けていきたい。

・・・

東久邇内閣は、八月十五日に
総辞職した鈴木内閣のあとをうけて出来た。

皇族が首班の内閣である。
この内閣は
「一億総ざんげ」という
モットーを作った。

何をざんげするのだ

私は、一生懸命働いてきたのだ。
天皇陛下、お国のために必死で
持ち場を守って働いてきたのだ。
この戦争で死んだのは兵士だけではない。
外地の非戦闘員もそうだけど、内地の
女子供やとしよりもいっぱい死んだ。

・・・

DJ KAZURU


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