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キューバ音楽を語るトークライブ「ティンバの歴史#01」

26755 ミュージシャン、DJ・ダンサー、レコード会社、キューバ旅行会社からの目線で、ティンバの歴史とその魅力を明らかにする待望のトークライブ・シリーズがスタート!以前、チェベレの相川等さんと行っていた「トーク・ティンクーバ」の発展系ですが、単発ではなく毎月開催とし、様々な視点でティンバの魅力を明ら..

2025イヴェント休業中★各コラム更新中(↓スクロールで読めます)

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2/10 復活TIM★CUBA

17568 2/10 麻布トロピで久しぶりに ティンクーバやります。 DJ KAZURU が昔作った キレッキレのリミックス中心。 翌日が祝日なので ゆっくりお楽しみいただければ幸いです ************** La Tropi Azab..

風を得て

真山仁による
玉三郎のインタビュー。

そもそも、アンジェイ・ワイダの
「白痴」でナスターシャをやった時の
監督インタビュー記事が
玉三郎のお気に召したらしく
玉三郎直々
お名指しのインタビュー席が設けられて
そこで、真山仁は初めて会ったらしいです。

歌舞伎に詳しくも無ければ
玉三郎の舞台を観たこともない
真山仁と玉三郎、初対面の時の会話が
運命の恋人との出会いのようで
エロい…と思ってしまいました。

本当に二言三言のやり取りで
玉三郎は心を許して
「この人になら自分を語れる」と
思ったのでしょう。

このとき1993年の真山仁は
「ハゲタカ」をまだ書いてはおらず
小説家志望のライターだったそうです。

「闇」「伝」「花」
「粋」「風」「食」など
お題を出すと、独特な言葉で応じる
玉三郎の言葉の芯をすっと
受け取って文章にできる人なんだなと
分かります。

玉三郎が気兼ねなく
ズバッと話せる相手であり、言葉を
杓子定規でとるでもなく
妙に裏を読むでもなく、玉三郎の
言葉の翻訳者のような感じ。

大塚の料亭で生れ
小児ポリオで足を悪くし
打ち込んだ日本舞踊で頭角を現し
守田勘弥の芸養子になり
玉三郎を名乗る。

そこからは皆の知るとおりだけれど
玉三郎の感性は舞台の中だけに
留まらないんですね。

非常に共感したのは
ファストフードや
より甘く美味しく改良された果物など
食べられないものが年々多くなってきたという
発言。

美を追求することは
生を掘り下げること。

その生き方に不似合いな世の中の
仕組みになって来たということでしょう。

・・・

「科学技術は常に前に進み続けて
当然だと思われます。でも
それも驕りだと、私には思えてなりません。
現在の人たちは謙虚さを
どこかに置き忘れてきてしまったのかと
嘆くこともあります。
先日、再生医療に取り組んでいる科学者が
我々に必要なのは、謙虚さだと
語っているのを聞きました、それは
芸術を含めて全ての現代人が
肝に銘じることだなと思います」

・・・

DJ KAZURU


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