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キューバ音楽を語るトークライブ「ティンバの歴史#01」

26755 ミュージシャン、DJ・ダンサー、レコード会社、キューバ旅行会社からの目線で、ティンバの歴史とその魅力を明らかにする待望のトークライブ・シリーズがスタート!以前、チェベレの相川等さんと行っていた「トーク・ティンクーバ」の発展系ですが、単発ではなく毎月開催とし、様々な視点でティンバの魅力を明ら..

2025イヴェント休業中★各コラム更新中(↓スクロールで読めます)

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2/10 復活TIM★CUBA

17568 2/10 麻布トロピで久しぶりに ティンクーバやります。 DJ KAZURU が昔作った キレッキレのリミックス中心。 翌日が祝日なので ゆっくりお楽しみいただければ幸いです ************** La Tropi Azab..

市川沙央
「女の子の背骨」拝読。

作者の小学生時代を投影したと思われる
少女の目から見た世界。

筋力が弱く、背骨が曲がる病気の
主人公には更に難病の
七つ年上の姉がおり、命を
つなぐ意味が当事者から語られる。

遠い誰かの話や
一般論ではない難病の生活。

管につながれて
ベッドで過ごす病気の
人のことを
スパゲティ人間と簡単に
揶揄する「世間の常識」に
反吐を吐いてみせる
市川沙央。

・・・

姉は最も死から遠い場所にいる。
生を守る場所にいる。
あの慢性期病棟では、いくつもの
チューブが姉の命を維持している。
ガゼルはスパゲッティ人間という言葉が大嫌いで
医療の管に守られた命の姿を
蔑もうとする世間の人間たちを
みな殺してやりたかった。

・・・

実は同収録の
「オフィーリア23号」のほうが
好みでした。

三島由紀夫「憂国」を
修正なしのセックスで
映像化したいという恋人の
求めに応じて出演を決める
主人公。

高圧的な父と
隷属する母との家庭で
脅かされる自分の存在が
水にたゆたうオフィーリアの
絵に重なって、不安定な
主人公。

主人公と同じ23歳で
自殺を遂げた
オットー・ヴァイニンガーの哲学。

私は「性と性格」を
読んでいないので深く
考察出来ないのが残念。
そこに
軍歌「歩兵の本領」
がきこえてきたり
「平和の少女像」が登場したり
ミソジニーの気色悪さや
社会の様々な息苦しさが
描かれていました。

市川沙央の鋭さが
心地よいので次作にも
期待しちゃうな。

こんな軍歌知らなかった。

万朶の桜か襟の色
花は吉野に嵐吹く
大和男子と生まれなば
散兵線の花と散れ

DJ KAZURU


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