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2/10 復活TIM★CUBA

17568 2/10 麻布トロピで久しぶりに ティンクーバやります。 DJ KAZURU が昔作った キレッキレのリミックス中心。 翌日が祝日なので ゆっくりお楽しみいただければ幸いです ************** La Tropi Azab..

2/1 イサックを語る

17586 下北沢ボデギータで 福田カズノブがイサックデルガードを語る マニア向けのイベントです キューバ料理もご注文いただけます ..

女流作家

第174回直木賞受賞
嶋津輝
「カフェーの帰り道」。

連作短編の2作だけですが、拝読。

夫が帰りが遅い。
近所の噂でカフェーの女給の家に
上がり込んでいるとわかり
乗り込む妻。

学がないため
文盲でコーヒーとコロッケの
メニュウも読めない女給を
可哀想に思い、高等女学校で
国語の先生をしている夫は
読み書きのレクチャーをしに
出入りしていただけだとすぐに判明する。

それだけの話なんですよね‥全然悪くないけど
ただの物語という感じ。

一方
発掘された宮尾登美子の
「貧乏感懐」。

名が通る前に書かれたものだそうですが
借金を重ねても、亡くなった友人のために
白いカーネーションを求めて
何軒も花屋を駆け歩いたり
家具を売り払った金で
香典を包む。

そんな女の生き様がひしひしと
伝わるようで、素晴らしかった。

つましかった友人が
息を引き取った病室の風景

「行儀よく古びた着物や、手ぐけの
赤い腰紐や、古びたこけしや、小さな手鏡
など、まだ死んではならない年令のひとが
持ついじらしい華やかさ」

という描写などさすが。

主人公の父親は芸妓を抱える
商売という設定ですが、これもその後の
自伝的作品に連なる要素ですね。

令和の直木賞と宮尾登美子。
どちらかといえば
言うまでもなく宮尾登美子のほうが
読みたいなあと思います。

人間というのは複雑な生き物なはずだけど
余りにもその人のキャラクターが
簡単すぎると思うものが最近の小説に
多くない?そして
そういう作品が評価されやすくも
なっていると思う。

DJ KAZURU


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