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キューバ音楽を語るトークライブ「ティンバの歴史#01」

26755 ミュージシャン、DJ・ダンサー、レコード会社、キューバ旅行会社からの目線で、ティンバの歴史とその魅力を明らかにする待望のトークライブ・シリーズがスタート!以前、チェベレの相川等さんと行っていた「トーク・ティンクーバ」の発展系ですが、単発ではなく毎月開催とし、様々な視点でティンバの魅力を明ら..

2025イヴェント休業中★各コラム更新中(↓スクロールで読めます)

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2/10 復活TIM★CUBA

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マノリートがジャズを?

マノリート・イ・ス・トラブーコがジャズアルバム
BEAT CUBANO をリリースしました。
ソン発展の旗頭、マノリート・シモネーが、
今あえてジャズを取り上げたのは正直いって驚きでした。
一体何があったのか、
早速CD を購入してその理由を想像してみました。

まず第一に、キューバのレーベルBISとの関係。
現在マノリートは、イタリア系のプラネットから
アルバムを出しています。
キューバのトップバンドとして、
国内レーベルとの関係もあったのでしょう。
なにか出すにしても、バイラブレな曲はプラネット側で
ださなくてはなりません。
そこで今回は、ジャズ、それもインストになったのです。

第二に、チューチョ・バルデスの存在。
彼がこのアルバムの事実上のプロデューサーといえるでしょう。
ヘルマンベラスコは元イラケレで彼の側近、
トラブーコ以外のミュージシャンは
全てチューチョ・バルデスがらみです。

そして第三には、トラブーコのキーボード奏者
Miguel Angel de Armasの登用。
このアルバムは当初、Miguel Angel 彼のソロ・アルバムとして、
マノリート・シモネーが企画したものが、
ソロでは売れないのでマノリート・イ・ス・トラブーコ名義に
なってしまったというような見方もできるのです。

Miguel Angel de Armasは、マノリート・シモネーの
キーボードサブプレイヤーの位置づけで目立ちませんが、
トラブーコサウンドが近年ティンバ寄りになって、
メジャーな人気を得ているのは彼のジャズ的なアプローチが
スパイスになっているところが大。
バンバンのボリス・ルナと同じ存在なのです。
彼にも日の目を与えなくてはと考えたマノリート・シモネーは、
リカルド・アマライに続いて彼のやりたいことをやらせてあげたのでしょう。

そんなこんなが、かってな想像。
ラテンBGMとしてバーで流れていれば素晴らしいといえる曲が
収録されています。
怒涛のバイラブレをご希望の多くのファンは、
プラネットからリリースされる新作を待っていれば問題ないでしょう。


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