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キューバ音楽を語るトークライブ「ティンバの歴史#01」

26755 ミュージシャン、DJ・ダンサー、レコード会社、キューバ旅行会社からの目線で、ティンバの歴史とその魅力を明らかにする待望のトークライブ・シリーズがスタート!以前、チェベレの相川等さんと行っていた「トーク・ティンクーバ」の発展系ですが、単発ではなく毎月開催とし、様々な視点でティンバの魅力を明ら..

2025イヴェント休業中★各コラム更新中(↓スクロールで読めます)

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2/10 復活TIM★CUBA

17568 2/10 麻布トロピで久しぶりに ティンクーバやります。 DJ KAZURU が昔作った キレッキレのリミックス中心。 翌日が祝日なので ゆっくりお楽しみいただければ幸いです ************** La Tropi Azab..

油断ならない目利きの聴き手

岡田暁生 著
「音楽の聴き方」拝読。

いろいろ考えさせられました。
「聴く型」ということをベースに
音楽をどうやって楽しんでいくのか
理解していくのか、が
演奏家サイドではなく一般的な
聴き手に向けて
論理的に語られています。

好きにきいてりゃいいじゃないか

いう方には不要な論理。しかし
音楽を豊かに味わってゆくためには
不可欠なものもあるかと存じます。
「ぐっとくる」
だけのことにも
理由があるとするなら
知りたいもの。

もちろん
「第一印象」は大切であると
著者も言っております。
そのうえで
あらゆる聴き方の方法論を
紹介してくれています。

たとえば

「音楽そのもの」

「音楽がかきたてた情緒」

混同する
夢想的な聴き方に警告を発した
ウィーンの評論家の言葉には
はっとさせられました。

そして
しばしば言葉にできないものが
音楽であるなどといわれるわけですが
これに対しても、

「音楽は言語を超えていると同時に
徹頭徹尾、言語的営為」
に続いて語られる内容には
気持ちが引き締まるようでもあるのです。

「音楽の少なからぬ部分は
語ることが可能である。それどころか
語らずして音楽は出来ない」

岡田氏の説明を読めば
いちいち納得です。

ほかにも
「作者の意図と演奏者の解釈」の問題や
「聴く音楽とする音楽」について
等々。

油断ならない
目利きの聴衆になる為の
導きにあふれた本でありました。

(DJ KAZURU


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