本日のお茶請け
デカダンス・ド・ショコラの
マンダリンオレンジと
仏手柑のゼリー。さわやかー。
・・
第149回芥川賞
受賞作品
「爪と目」 藤野可織 著。拝読。
「二人称が成功している」と
多くの方が言っているように
「あなたは」「わたしが」と
語るやり方は
確かに新鮮だったけれど、時々
えーっと、この「母親」っていうのは
「あなた」の母親だっけ、「わたし」の
母親だっけ、みたいな感じで
もう一度読み返してようやく納得という感じの
箇所があり
なだらかに読めないストレスが発生。
不倫相手の
妻が死んだことにより
不倫相手とその幼い子供との生活を
スタートさせる若い女性の話ですが
「わたし」が不倫相手と前妻とのあいだに
生まれた三歳の子供で
「あなた」が若い女性です。
ネット依存というか、ブログ上で
自分の生活を公開し続ける
人々についての考察めいたエピソードが
入っており、そのあたりなかなか
興味深いものはあったのですが
選考委員である
宮本輝氏が言っている
「・・・だが、私は題にもなっている
’爪と目’を使っての最後の場面が
単なるホラー趣味以外の
何物でもない気がして首を
かしげざるを得なかった」
に、まったく同感で
結局何を伝えたかったのか分からず仕舞い。
同じく選考委員の山田詠美氏は
いっそホラー小説にすればよかったと
言っていますが、作者としては
ホラーではない意図があるのかも・・・?
私は
芥川賞の選評を読むのがとても好きで
大きく「受賞!! 祝!!」と報道される
文学賞でも、選評を読むと
けして満場一致で推された作品ではなかったのだと
分かったり、もっといえば
あまり誰からも褒められていないのに
結果、受賞に至ったものもあるとわかります。
作家が作家を斬るコメントを
出すわけだから、たまに
ばっさり、やってることも・・・
今回は
「いったい何故に
こんなにも怠惰なやり方で
女を描写するのか。
私にはまったく理解できない。
ここには、そうした手抜きの文章が
いくつもあって呆気にとられる」
とまで
言われている人もいました、ひー。
(DJ KAZURU)
ミュージシャン、DJ・ダンサー、レコード会社、キューバ旅行会社からの目線で、ティンバの歴史とその魅力を明らかにする待望のトークライブ・シリーズがスタート!以前、チェベレの相川等さんと行っていた「トーク・ティンクーバ」の発展系ですが、単発ではなく毎月開催とし、様々な視点でティンバの魅力を明ら..
2025年現在timcubaのイヴェント休業中です。
コラムは随時更新していますので
各メニューを選択してくださいませ。
https://youtu.be/BELIZJu0ruM
2014年の過去動画ですが
六本木で思いきりダンスと音楽を味..
2/10 麻布トロピで久しぶりに
ティンクーバやります。
DJ KAZURU が昔作った
キレッキレのリミックス中心。
翌日が祝日なので
ゆっくりお楽しみいただければ幸いです
**************
La Tropi Azab..



Add A Comment