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キューバ音楽を語るトークライブ「ティンバの歴史#01」

26755 ミュージシャン、DJ・ダンサー、レコード会社、キューバ旅行会社からの目線で、ティンバの歴史とその魅力を明らかにする待望のトークライブ・シリーズがスタート!以前、チェベレの相川等さんと行っていた「トーク・ティンクーバ」の発展系ですが、単発ではなく毎月開催とし、様々な視点でティンバの魅力を明ら..

2025イヴェント休業中★各コラム更新中(↓スクロールで読めます)

18644 2025年現在timcubaのイヴェント休業中です。 コラムは随時更新していますので 各メニューを選択してくださいませ。 https://youtu.be/BELIZJu0ruM 2014年の過去動画ですが 六本木で思いきりダンスと音楽を味..

2/10 復活TIM★CUBA

17568 2/10 麻布トロピで久しぶりに ティンクーバやります。 DJ KAZURU が昔作った キレッキレのリミックス中心。 翌日が祝日なので ゆっくりお楽しみいただければ幸いです ************** La Tropi Azab..

くだんのはは

2015-0808ikkouan4

日本文学100年の名作
シリーズ6巻目。

これ

これ

同じシリーズ。

今回は
1964年から1973年までに
書かれた作品からのチョイス。

川端康成の不思議ワールド
「片腕」にはじまり
和田誠の強烈ショートショート
「おさる日記」
野坂昭如のギラギラする文章が
突き刺さってくる
「ベトナム姐ちゃん」・・・

選者のセンスに脱帽するしかない!

中でも
小松左京の「くだんのはは」は
じわーっと恐ろしく
また、終戦直前の
人の心理を突いたものとして
強烈でした。

内田百閒の「件」
読んでいたものとしては
くだん、が何であるか
もうわかっているので
かえって面白く読めた気がします。。

空襲で焼け出された一家の
中学生の息子が
ある裕福そうな
家にやっかいになるのですが
その家には秘密があり・・・そんな
話しですが、きゃーってなる
雰囲気でどんどん進む。

戦争は
生活というものの持つ
特殊なニュアンスを、その年頃の
僕らにもよくわからせてくれた。

僕は悪いことをきいたと思って
口をつぐんだ。
僕たちには戦争がどうなるかということさえ
考えたことがなかった。
毎日生きるのがせい一杯だった。

(中略)

僕は
なおもおどしたり、懇願したりした。
僕は何という嫌な少年だったか!
あれだけ上の連中にいためつけられながら
或いは
かえっていためつけられていたが故に
ちゃんと権力を かさに着て
その幻影でもっておどしをかけ
我意を通す事を知っていたのだ。

2015-0808ikkouan3

このシリーズの良い点は
文字の大きさにもあります。
すべての文庫が
この文字サイズになればいいのに、と
思う。

(DJ KAZURU)


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