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2/10 復活TIM★CUBA

17568 2/10 麻布トロピで久しぶりに ティンクーバやります。 DJ KAZURU が昔作った キレッキレのリミックス中心。 翌日が祝日なので ゆっくりお楽しみいただければ幸いです ************** La Tropi Azab..

2/1 イサックを語る

17586 下北沢ボデギータで 福田カズノブがイサックデルガードを語る マニア向けのイベントです キューバ料理もご注文いただけます ..

団鬼六自伝

団鬼六の「死んでたまるか」。

これで
その生涯の面白さとエッセイの
文章力にビビったものですが、その
叩き台になった自伝が
1985年初出「蛇のみちは」みたいです。

少年時代の戦中体験
戦後の株にはまった時代
バーの経営に乗り出そうとして
騙されそうになった時代
など、既知の話も出てきましたが
何度読んでも面白い団鬼六の人生です。

関西学院大学の法学部同期
高島忠夫が遊び人だったのに
ニューフェースに合格するやあっという間に
スターになったのも、東京に行けば
なんとかなるかな? という気分に
拍車をかけたようですね。

田舎教師の職に耐えられず
東京でポルノ映画の下請けをしてた頃の
話がけっこう書かれてまして
SM雑誌は昭和50年あたりが全盛だったことも
知りました。

谷ナオミの九州なまりを生かして
女侠ものの緊縛映画のシナリオを
いっぱい書いたら、のちに
東映の鈴木則文監督が
それをヒントに藤純子の
「緋牡丹お竜」を作ったと告白したとか。

谷ナオミやたこ八郎のことは
知っていましたが、黒澤映画の
「野良犬」「羅生門」「七人の侍」
「醉いどれ天使」「生きる」
などを手掛けた東宝の名プロデューサー
本木荘二郎がピンク映画の
エロプロダクションに頭を下げて
仕事をもらいに来てた、というのは
知りませんでした。

そこでも金を何使ってしまうのか
いつも借金に追われていて、最後は
新宿場末の一室で死体になっていたのを
管理人に発見されたという…華やかな
映画の世界にもこういう人がいたのだなあ。

団鬼六は本木荘二郎と組んだ
ピンク映画よりも、緊縛写真集で
売れに売れて御殿が建ったようですが
団鬼六は生粋の伊藤晴雨に端を発した
情緒ある日本の風情を大事にした
SMの人ですから
時の流れとともに蝋燭だの鞭だのと
激しいSMの流れになって
時流とそぐわなくなったようです。

分かる‥

私も「花と蛇」の大ファンですから
羞恥がメインでないSMなんて
ピンと来ないんですよね(花と蛇の
静子のモデルは団鬼六にバーを
売ると言って、その店を二重抵当に
してた女らしい)。

それはさておき緊縛師の代表
西の辻村、東の美濃村の
縄のリアリスト対ロマンチストの話など
大変面白く読みました。

最後に「ピンクの腰巻騒動」についても
書かれています。

これについては私も
全面支持。

編集者を名乗る者の中に
「鴇色の蹴出し」に赤を入れて
「ピンクの腰巻」にするような輩がいるとは
本当にけしからんことです。

令和の世になってこうした情緒の
わかる人間はますます減っていると思いますが
団鬼六的世界はずっと
語り継がれていってほしい。

DJ KAZURU


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