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キューバ音楽を語るトークライブ「ティンバの歴史#01」

26755 ミュージシャン、DJ・ダンサー、レコード会社、キューバ旅行会社からの目線で、ティンバの歴史とその魅力を明らかにする待望のトークライブ・シリーズがスタート!以前、チェベレの相川等さんと行っていた「トーク・ティンクーバ」の発展系ですが、単発ではなく毎月開催とし、様々な視点でティンバの魅力を明ら..

2025イヴェント休業中★各コラム更新中(↓スクロールで読めます)

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2/10 復活TIM★CUBA

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TIM★CUBAディスク大賞2019その2

4位から6位の発表です。

第4位は、Maykel Blanco y su Salsa Mayor
「Que Tiene Que Te Mueve」
第1級のバンドグルーヴを持つSalsa Mayor。
課題は良いメロディラインと特徴ある名ソネーロの存在。
マイケルブランコは確かに才能あふれるミュージシャンですが、
似た曲ばかりでやや手詰まりとなっています。
今作ではマジートをゲストで呼んだトラックが良い出来。
良いバンドには スターボーカリストが必要なことを
証明している一曲です。


第5位は、Tumbao Habana 「Son 20 Ná Má」
ティンバ・バンドの立ち位置ですが、
なかなか良いソン・テイストを併せ持ったバンドです。
その理由はシンプルなベースラインを基調にしているところ。
勢いだけのティンバとは違う良質なアルバムでした。
メジャーバンドばかりではなく、こうした中堅バンドの 活躍が
シーンを下支えしていることを評価しなくてはいけません。


第6位は、Septeto Acarey「La Llave del Son」
Gilberto Santa Rosa、El Canario、Luis Enriqueという
サルサのそうそうたる面々がこのバンドとコラボしています。
まさに現在のキューバン・ソンの最高峰。
ソンは古い音楽ではなく、新たに素晴らしい楽曲を作れば
今の音として流行し、評価されるということを証明したバンド。
また、小編成でアコースティック基調なところも
他にないシンプルな音で良かったのでしょう。
サルサのミュージシャンがレゲトンやラテントラップ全盛の
現在の音楽の方向性に疑問を持ち、その出口として
キューバン・ソンに近づいたのは必然。
そんなわけで 、2019年はこのバンドのリリース・ラッシュとなり、
どの作品も充実していました。

(福田カズノブ)


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