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キューバ音楽を語るトークライブ「ティンバの歴史#01」

26755 ミュージシャン、DJ・ダンサー、レコード会社、キューバ旅行会社からの目線で、ティンバの歴史とその魅力を明らかにする待望のトークライブ・シリーズがスタート!以前、チェベレの相川等さんと行っていた「トーク・ティンクーバ」の発展系ですが、単発ではなく毎月開催とし、様々な視点でティンバの魅力を明ら..

2025イヴェント休業中★各コラム更新中(↓スクロールで読めます)

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2/10 復活TIM★CUBA

17568 2/10 麻布トロピで久しぶりに ティンクーバやります。 DJ KAZURU が昔作った キレッキレのリミックス中心。 翌日が祝日なので ゆっくりお楽しみいただければ幸いです ************** La Tropi Azab..


久しぶりの投稿になります。私は元気です。

感染予防を優先し、DJも自粛していましたが、

コロナ・パンデミックがこれほど長く世界に影響を

与え続けるとは思いもよりませんでした。

キューバも例外ではなく、大きな打撃を受けています。

経済的には、外貨収入の柱である観光収入がほぼゼロになり、

食料や医薬品の不足がコロナ感染症予防と相まって

国民生活を圧迫しています。

バンドも観光客向けの国内演奏がなくなり、

海外でのライブもできなくなりました。

ライブを行って、そこで新曲をお披露目し、

録音につなげるというキューバならではのサイクルは

完全にストップし、新曲もまったく出なくなりました。

国民が経済的に窮乏している状況とコロナ禍の不満は、

長引くとよくあるように政権批判へ向かいます。

国外の反革命勢力のネット・アプローチもあって、

キューバでは、前例のないデモにまでなってしまいました。

今は落ち着きを取り戻しましたが、根本解決は見えません。

ティンバ界のトップ・アーティストは、

SNSでそれぞれコメントを発表。

「暴力反対」「表現の自由」を、というトーンですが、

一時はキューバに分断が生じそうな状況でした。

Alexander Abreuは、デモ発生少し前の6月に、

なんと全20曲のキューバン・ティンバ・クラシックスの

カバーアルバムを発表。

これはまさにティンバ存続を憂う、

音楽家としてのメッセージのように感じました。

素晴らしいキューバ音楽、ティンバが今後も継続できるよう

遠くから祈るばかりです。      

福田カズノブ


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